ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

新宿ハーフマラソンの写真を撮った

2023-01-31 20:04:08 | つちのこカメラ

3年ぶりに新宿シティハーフマラソンが開催された。

コロナ前の時は、このランニング大会のボランティアを会社あげて参加していた。

さらにその前は会社スタッフと新宿ハーフマラソンを走っていたが、ある年のときにボランティアが足りなくて、区の体育の先生や区の職員がボランティアに駆り出されていると聞いて、新宿区の住民として会社員としてお手伝いしなきゃ、、と思った次第。

この日はランニングチーム南蛮連合から20人も走ると聞いて、地元だし応援に駆け付けたわけです。

とうぜん写真付きでね。

じゃーん

トップは速い人が3人行って、次の第二集団のリーダーにナンバナーがいた。

この位置で走れるのはすごいことです。

このままいけば1時間10分台でしょう。

この写真はハーフマラソンの2周目でJR信濃町駅を過ぎ、千駄ヶ谷駅近くの外苑西通りで撮りました。

下ってきて底から登りにかかるところです。

カーブを曲がってくるのでランナーがばらけるかなと考えたわけ。

写真を撮ったポジションは3ヵ所。

1番目はハーフマラソンの1周目で新宿通りのトンネルを出て左折して登ってきて靖国通りに向かうところ、たぶん5km地点あたりでしょう。

左カーブでばらけてくるところを狙っていた。

2番目のポジションは写真の千駄ヶ谷駅下。

そこではランナーが往復して通過するので、右行き左行きのどちらも狙いました。

3番目はJR信濃町駅から新宿方向へゆるく下り始める所。バックの抜けを考えると外苑の周回が良いけど、たぶん人が多すぎてたいへんそうだったので、、、。

新宿マラソンに限らないけど、大人数のマラソン大会は人が多すぎて、仲間を見つけるのがホントたいへん。

それに写真を撮ろうとしたら、前にランナーが被って撮れなかったり、工夫しなきゃ狙えません。

現役じゃないしずいぶん久しぶりにスポーツを撮ったので、いろいろまごつくことが多かった。

カメラはニコンZ7*一般的な一眼デジカメのほうがスポーツにはむいている。しかもℤ7のスイッチを入れっぱなしで構えていたら、ものの1時間ぐらいでバッテリーの残量計が動き出した。ハーフマラソンで1個、10kで1個のバッテリーを使った。1時間30分でバッテリーチェンジということ。ミラーレス一眼デジはバッテリーの消耗がおおきい。

レンズはニッコールZ70mm~200mmf2.8*明るくてピンとの合いは早い。重たさは明るいレンズなのでしかたない。シャープさは素晴らしかった。同じ明るさのズームレンズでも進歩はしています。天候が良かったので、もしかしたら安いキットレンズの24~200でも撮れたかもしれない。

脚立の代わりにプラスチックの踏み台*家庭用ですが踏み台は面積が広いので足元が安定していた。軽いのがいいし自転車(ママチャリ)のカゴに楽に入りました。東京マラソンなどでは脚立に乗っていると注意されて下ろされます。いちばん沿道よりで脚立に乗っていたら邪魔でしょうが、歩道のはなれた所に脚立を立てても文句を言われた。たぶん踏み台だったらダイジョーブじゃないかな。

走り系(車やバイク、ランニングなど)のスポーツ写真はポジション取りがいちばん大事かな。

デジタルカメラになって、しかも4000万画素にもなるとシャープなのは当たり前ですが、感度もかなり自由になります。私はISO100~ISO30000あたりまで自由につかっています。写真の醍醐味は、まず現場にいてシャッターを切ることだなーーーと思うからです。写真のザラザラやノイズなんてどーでもいい。風景写真では光線、構図、タイミングなどが大事だろう。人物だとコンタクトやライティングなどが、、、。スポーツだったら、そりゃ全てが完璧なのがいいけど、スポーツや報道写真にはその時のその瞬間ていうのが一番大事じゃないかな。

 

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中国製品のAoutureをテスト、仕事です

2022-08-02 22:03:53 | つちのこカメラ

たまには仕事のブログでもアップします。

Aoutureという中国製のLED機器をテストしました。

LED機器は中々これはという物がなかったので導入していなかったが、このAoutureシリーズは素晴らしいので使ってみてすぐに導入しました。

今回は大きさワット数の違う製品をテストしました。

Aouture300DⅡとAouture600X、NOVA300です。

最初にAoutureシリーズ。

右Aouture600Xで左がAouture300DⅡです。

ワット数が違うので大きさが違うのは当然です。

右Aouture600XのLED素子は数種類の素子を組み合わせているので、表面のテクスチャーが変わっています。

右のAouture300DⅡはデーライト単色なので表面がシンプルです。

Aouture600Xを点灯しました。

光量も測定しましたが、このブログでは割愛。

もう1機種NOVAもテスト。

大きさはさほどの寸法じゃないけど明るさが300wと明るい。

ずしんとくる重さですが、灯体とバラストが一体にしたので重たいだけ。

このNOVAは色を変えられるというバイカラーが特徴。

例えばデーライトから黄色、緑色、青色、赤色とさまざまな色が出せます。

それで撮影に使えるような光量を持ったのだから、鬼に金棒みたいなライティング機材です。

明るさを測定しましたが割愛。

詳しくはONニュースをご覧ください。

http://studioon.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-e4acab.html

中国製品恐るべし!

中国のマンパワー恐るべし!

Aoutureは撮影ということについて、色の知識や製品のあり方(使う側ぼ希望)について、とんでもなく深い考察がされている。製品の企画やユーザー目線の作りこみ、フィニッシュのきれいさ、シリーズ展開の巧みさ、どれをとっても日本製品だけじゃなく、今まで主流をしめていた西側の製品をはるかに凌駕している。

空恐ろしいほどです。

日本の現状、政治すなわち国民などのいい加減さを考えると、ひとつのことだけでも恐るべし中国だと思います。中国の政治形態には疑問をもつことが大きいけど、中国国民の民度たるや、、、日本人が停滞している間にずっと先を行ってしまった。

安倍元首相のことを考えても、自民党=右翼側と考えられていたが、どーも国を他国に売り渡している愛国者のふりをした売国奴だったじゃないか。国民はそれに気が付かなきゃ国力は落ちるばかりだよ。国・日本国民をダメ国民(スポイル)ばかりの政策が、この30年間続けられてきた。スポイルどころか骨抜きにされて、他国に貢いできた日本の政治=日本国民ですよ。自分はダイジョーブ、そんな立場じゃないから逃げおおせると思っている、私は騙されてはいないし、自民党政権を支持しているのだもの、日本は今でも世界のエリート国家だと思っているの、。

こんな社会に怒りはないのか???

トップの責任は大きい、そして選挙で選んでいる国民の無知さ加減、、、どうしたものか。

この国に生まれてよかったといった社会に、こんな国で子供を育てたいという社会に、互いに切磋琢磨できる社会にしたい。

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SMCペンタックス・レンズ*ニコンZ7

2021-12-04 18:03:39 | つちのこカメラ

つちのこレンズをニコンZ7につけて撮影

「あるきカメラ」で皆とガヤガヤしてきました。

以前、東北大震災で水没していた義父のカビだらけにSMCペンタックス・レンズを復活させたはいいけど、キレイにしてから10年来そのレンズで撮影したことがなかった。

手入れして使わないのはもったいない。

ペンタックスMVボデーはさすがに鉄の塊になってしまったが、レンズはバラバラにして拭いてキレイにした。

カメラボディーは接点やら配線だらけなので復活は難しい。

28mmf28、50mmf2、135mmf35とコンパクトなレンズ群です。

さすがに単体レンズ、発色はいいですねー。

フレイヤーは最新レンズに比べると若干多い気がします。

単体レンズでも絞り開放か1絞りしか絞っていないのでシャープさは微妙なところ。

絞り込んで撮影していないのでレンズの評価はまたいつか。

最近のズームレンズの解像力の高さには驚かされますが、この時代のレンズはホンワカして発色がキレイです。

撮った感じは、古いレンズでも意外に使えるなというのが感想です。

オートフォーカスじゃないので、ピントはめんどくさいけど。

でも、3本のレンズを持っていっても、ひとつひとつがエラク小さいので、重さも体積も苦にならない。

3つのレンズを軍手に入れて丸めてカバンに入れていった。

レンズケースなどめんどくさくていらない。

40年前ほどのレンズが、カビカビになっても拭いたら今でも使えるのは面白い。

4500万画素の最新Z7と、40年前のSMCペンタックス・レンズのコラボレーションだった。

詳しい浜離宮撮影記は後日。

2012年4月 レンズのカビ取りにチャレンジ(東日本大震災の津波で水没していたレンズ)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7cb6fa7de71a5e487949a598813f624c

50mmレンズの後ろの球もカビカビ

こりゃ清掃してもどうなるか、、、バラバラにして洗剤で脂分からカビまでキレイに清掃。組み上げたら使えそうになりました。

このレンズを整備した時はミラーレスを持っていなかったので、使うことはなかったがニコンZシリーズを手にしたので、どんなものかと思い撮影しました。もったいないでしょ〜〜〜。

nikon Z7 ペンタックスの古いレンズをつけ撮影
Nikon D5300
Nikon D700 
Nikon D40x
Nikon D100 デジイチ第一世代
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428
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メインカメラをリコーG900にチェンジ

2021-09-12 17:35:19 | つちのこカメラ

長く使っていたニコンw120を変え買いました。

ニコンからリコーにチェンジです。

W120のピンとの合いが遅くなったからです。

ピントが迷うようになりメーカーサポートに持っていったら、製造中止から7年を過ぎると修理不能だと言われました。

リコーG900が最新機種かどうかわからないが、いろいろ進歩したところがあったので購入。

しかもリコーは初めてです。

何十年前に大学クラス会をやったときに、同窓生がリコーのカメラ部門の部長になっていた。

当時は私も現役バリバリだったので、リコーを使う気もなかったので話があまり合わなかったが、こうして良く見ると使えそうじゃありませんか。

だんだん大きくなってきている。

代々私のメインカメラはコンパクトデジカメで防水仕様です。

オリンパス3機種、ニコンが1機種、最後がリコーになります。

ニコンは30m防水だったが水中で使ったことはない。

その前のオリンパスは水中で使ったことがあったが、水が濁っていたのでいい写真は撮れずだった。

2代目のオリンパスはキュートなデザインに惹かれました。

デジカメ2世代目と言っていいのか、400万画素で生活防水ていどですが、今でもシャープにとれます。

ネットで使うぐらいならば、これで十分すぎます。

この機種の欠点はレンズバリヤーが壊れやすかったこと。

その前のオリンパス・コンデジのレンズバリヤーも壊れた。

それ以降はオリンパスに限らず、防水仕様のカメラにはレンズバリヤーを使わなくなった。

つい昨日まで使っていたニコンW120は一番長く使っていたかもしれない。

これの前のオリンパスも同じような形だった。

メーカー名が違うだけのようで、微妙だったなー。

アップで良かったのがオリンパスで、遠景風景や電灯光などの日常で良かったのがニコンだった。

コンデジは常に持っているのでシリコンジャケットに入れたままカバンに入れておきます。

山に海に川に畑に持っていっていたので、雨や泥まみれになるので、しょっちゅう水洗いしていました。

山道のトレイルランニングでは、岩場に落とすこともありましたがシリコンジャケットが守ってくれていました。

新しいリコーG900もシリコンジャケットと同時購入です。

あと、バッテリーも予備を1個かならず購入します。

重さや大きさは微妙に大きくなっていた。

落下時させたときの対策で形状が大きくなるのでしょう。

今までのニコンと一番違うところは、アップ用にリングライトを内蔵しているところ。

1cmまで寄っても明るく映るそうです。

普通だとそれほど寄るとカメラの陰になり暗くなります。

何処のメーカの機種も同じようなダイヤルです。

ダイヤルは私はほとんど使いません。

バックの液晶は10年近く前のニコンと同じです。

大きさは充分なのでしょう。

ところが、、、リコーの残念な所がひとつ。

三脚穴がシリコンジャケットでふさがっています。

ニコンのシリコンジャケットにはスリットと三脚穴が切ってあった。

下請け業者さんへの注文が厳しいのがニコンなんだなーーー。

このスリットは底にありシリコンジャケットの水もそのスリットから逃げていきます。

もしかすると、リコーのはシリコンジャケットの底に水がたまるかもしれないなーーー。

自分でスリットや穴を開けるか!

この輪っかはフードなのかと思ったら、接写したときの小物だそうで、どう使うかわからないので、フード代わりに常時つけておきます。

あとデジカメの内蔵されているソフトの進歩も大きそうです。

ゆがんだ建物や四角いものを斜めから撮影しても自動で四角四面になおしてくれる。

さてさて、リコーG900の写りが楽しみです。

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NikonD5300*つちのこカメラ

2021-04-13 15:04:21 | つちのこカメラ

つちのこカメラ:ニコンD5300

ニコンDXサイズ(APS-C)規格のデジカメ(デジイチ)です。

発売開始が2013年11月14日。

18mmー55mm、70mmー300mmのレンズ2本付きでセット購入。

私のお気に入りのカメラでしたが、ミラーレスのD50に買換えしました。

最後の方で大きさなど比較しています。

D5300は軽量コンパクトだし、画素数は2400万画素あるし、ワイドからテレまでこのセットで、私は怖いもの知らずだった。

標準装備のズームレンズも良くなりました。

18ー55あれば80%のことが撮れます。

それに70−300があれば、何から何まで撮れないものはないというオールマイティ・カメラセットだった。

このレンズから沈胴式になり持ち運びが、ものすごく便利になった。

ボタンを押してレンズを回すと、ちょっと長くなって撮影スタンバイになります。

こちら側の外部端子は普通は使わないが、私はMicジャックだけ使った。

VRもAFの具合も申し分ない。

使わなかった機能はあるかもしれないが、多分このカメラを120%使い倒した自信はあります。

後ろの液晶が自由になるのが使いやすかった。

これの上級機種のD7800などと比べて、劣るのは耐久性や防水性でしょう。

私のフルサイズ機はZ7に変えたが、D5300はそのまま使おうと思っていたが、映像を撮るときにZ7とD5300では操作が違うので、間違えることがあった。

D5300でも映像は綺麗に撮れて、録音も流石にPCM録音はすごいなーというくらいだったが、複数機種を使って操作ミスは痛いので手放すことになりました。

それでミラーレスのZ50に買換えです。

最初からついてくるオマケ・レンズですが、私には十分だった。

2つとも良いレンズです。

私が太鼓判を押しますだーーー。

特にズームで300mmで撮ったほうが、Zのズーム250mmより良いと思う。

明るさは暗いレンズですがシャープさも私には十分。

手振れ防止がついているので、長玉でも普通に使っていれば何も問題なし。

1/10ぐらいだと流石に大きく伸ばしたらブレが見えますが、小さく使うならばわからない。

問題はひとつ。

カメラボデーやレンズ本体じゃないが、標準ズームのフードが華奢なのが唯一の悩みだった。

花形フードで細くなったところが、ぶつけると割れてしまうのだ。

黒ビニールで補強して止めていたが、結局新品をもう一つ買ってしまった。

D5300はバッテリーの持ちはそこそこ良いですが、私は予備に必ずもう一つ持参します。

スチール撮影ではRawで撮ることがほとんど。

Jpegでは画像に手を加えると階調の飛びなどが起きるので、何も考えずにRaw撮影が基本だった。

安い小さなD5300でRaw撮影は、もしかするとミスマッチなのかもしれない。

そんなプロみたいな使い方は、これでは普通しないよねーなんて。

でも私は、どんなカメラでも最高の画像が欲しかったから、D5300でRaw撮影していました。

このD5300はD40xの買替えで、海外旅行や登山などでは良くできたお供だった。

しかし、、、新しいZ50はD5300に比べると、一段とコンパクトになっていた。

D5300ボディー 125mm×98mm×76mm

重さ 530g

Z50ボディー 126mm×93mm×60mm

重さ 450g

ミラーレスなので手ブレにはよりいっそう強くなっている。

ただ、ミラーレスのファインダーの見えは異質感たっぷりです。

荒いテレビ画面を見ているようで、しかもタイムラグがあってヘンナ感じだ。

慣れが必要です。

実はそれよりも大変なのが、古くから使っていたニッコールレンズ、500mm4、300mm28、70−20028ズーム以下全て手放すことになったこと!

私は仕事で使うことがなくなったので、持っているだけじゃもったいないのでオークションにでも出します。

nikon Z7 ペンタックスの古いレンズをつけ撮影

Nikon D5300

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

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Nikon D100 デジイチ第一世代
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NikonD700*つちのこカメラ

2019-08-23 18:38:54 | つちのこカメラ

つちのこカメラ:ニコンD700

フルサイズ規格のデジカメです。

発売開始が2008年なので10年以上経っています。

当時のデジタルカメラの中では群を抜く高感度特性で、オリンピックなどスポーツ用に使われました。

日進月歩のデジタルなので、さすがに高感度特性は、裏面照射などの素子ができてきたので、今の機種のほうがはるかに進んでいます。

Nikonのこのグレードのカメラは、Fの時代からの古いレンズから最新のレンズまで使えるのが特徴です。

それで今なお手放せないで使っています。

1100万画素程度ですが1ページグラビアでしたら何も問題なく使えます。

正確に言えば、雑誌などの印刷は網がかかっていて、画素数より相当荒く印刷されています。

使用目的が広告の場合、部分的に切り取り色を変えたり、他の画像をはりこんだりする可能性が高いので、より余裕をもって画像処理をしたいがために、高画質・高画素を求められる。画像処理をしないで使うならば、それほどの高画質は必要ない。

むしろ、大きなモニターで見たり、巨大なプリントをしたときには低画素と高画質の差はわかるかもしれない。

8×10あたりじゃプリントの良し悪しのほうが、、、はるかに大きい。

W147×H123×D77

995g

ISO 200〜6400 25600まで増感可能

ニコンD5やキャノン1Dなどに比べると小さく軽いが、キャノンキス・シリーズやニコン・D5000シリーズよりは大きく重たい。

暗い室内や夜のシーンにはニコンD5300などよりは、フルサイズなので荒れが少ない。

コンパクトフラッシュが1枚入ります。

USB、HDMI端子があります。

ゴムカバーなので防水のようです。

ずんぐりしていて私には重たすぎる。

明るく大きなレンズをつけたら絶望的だなーーー。

私は、仕事=撮りに行くと決まっているならば使いますが、観光やスナップなどには使いたくない。

ニコンに限らなく軽くて小さいカメラが好きです。

このD700は某大銀行の入社式の撮影でD5と並べて使っています。

あと使うとしたら、コマーシャルフォト誌用の広告くらいかな。

仕事はなるべくしないようにしています。

シンクロ接点やいろんなボタンが前面にある。

ニコンマウントは今となっては口径が小さい。

今までこの口径でよく頑張ってきたものです。

私の一番古いレンズは、マイクロニーコール55mmf3,5と20mmf3,5です。

この2つのレンズは実際に学生の時に買って使い始めたものですが、人から頂いた古ニッコールレンズの28mmf35と135mmf3,5が、未だ手元にあります。

実際に仕事を始めてからはf2ぐらいの明るい単体レンズを使っていました。

35mmf2、135mmf2、300mmf2,8は大好きなレンズでした。

使うときは開放か、いいところ1絞りくらい絞ったあたりだった。

私はカメラにそれほどシャープさを求めていないけど、シャッターのタイムラグがあるカメラは嫌いだ。

一眼レフカメラはシャッターを押した瞬間でも、極めて短いタイムラグなのですがそれが気になる。

スポーツは動きが早いので、500mm開放で撮影していると目にピントを合わせると、手足体の部分がピントが外れます。

これが反対になっていたら、写真が残念なことになる。

今のデジカメだったら、感度をグーンとあげて絞れるので、ピントの合う範囲が広くなって撮影が容易です。

シャッターも速いスピードで切れるし楽になりました。

昔のフィルムカメラは大変だった。

職人芸の世界ですよーーー。

フィルム時代にハイスピードエクタクローム400があったけど、そのまま使っても荒い粒子だった。増感してISO(ASA)1600で使ったら肉眼で荒さがわかるほどだし、むろんノイズはひどいし色が無くなった。当時のフィルム感度ISO400が現代のデジカメ一眼レフのISO20000ぐらいに相当するんじゃないかしら。それほどフィルムとデジタル素子では差があります。若いカメラマンさんがフィルムを使いたがるのは、ノスタルジーとしてアマチュアだったら、、、認めるけど、これがプロだと言ったら、さっさと写真本来の可能性に突き進んでくれーーーと思う。フィルムにはテクスチュアーはあるけど、デジタルの後処理でも可能です。写真のだいご味はテクスチュアーよりも他にあると思うからだ。フィルム云々のところに若手がとどまって欲しくないなー。

以上、高齢者元カメラマンの戯言です。

コンパクトフラッシュが1枚入ります。

今だったら、SDカードだろうな。

デジカメが出てきた頃は、スマートメディアやXDカード、メモリースティックなどが混在していて不便だった。

コンパクトフラッシュはケースに入っているので、落下などに対して丈夫で安全と聞いたことがある。

SDカードはどうなんでしょうね。

あとSDカードとコンパクトフラッシュでは接点の違いもあり耐久性の違いはどうなんだろう。

昔々、スマートメディアの時代では、何かの原因で使えなくなったものもあった。

SDカードでも使えなくなったカードは、何枚かあったと記憶しています。

落とすとメモリーが消えるのです。

カメラのメモリーだけじゃなく、PCの記録媒体も同じだった。

なぜかデリケートだったが、最近ではそんな話は聞かなくなった。

こちら側は使ったことがない。

この表示もほぼ使ったことがない。

カメラ上部の液晶だけしか使いません。

そういえば、一眼デジカメを使うときはRAWだけですね。

jpegで使ったらせっかくの高画質がもったいないでしょ。

一眼デジカメを使い出した頃は、手軽なのでjpegばかりだったが、RAWを使いだしてからはもっぱらこれだけです。

だから、簡単なちっこデジカメにもRAWがあるといいんだがと思っています。

残念ながらニコンAW120(防水カメラ)にはRAWがない。

電池の持ちはあまり良くない。

他のニコンの一眼デジカメに比べても持ちは良くないのではないか。

常時2個持っていきます。

28〜105を付けて使っていましたが、もう手元にはありません。

私の用途にはまだまだ十分なD700です。

2016年1月 王子狐の行列

 https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ed076f8057655c35b716421b599a3499

ISOは50000相当だと思う。

だいたいプロは、メーカーが想定していることを、はるかに超えた使い方をします。

カメラに限らず機器はアレンジして使っています。

泰山木の雌しべです。

マイクロ・ニッコール55mmf3,5

50年前のレンズですがシャープです。

最新の60mmマクロは開放から全画面安定していて、この古参55mmマイクロはかなわない。

Nikon D5300

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

Nikon D100 デジイチ第一世代
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

NikonF4 MD 私の最後のフィルムカメラ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon F MD ①の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)
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Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

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靴箱にツチノコカメラを保存

2018-03-18 20:41:41 | つちのこカメラ

我家のカメラケースは玄関の靴箱です。

フィルム時代のツチノコカメラが多いけど、使わなくなったコンパクトデジカメまで置いてあります。

一番よく使う一眼デジカメのニコンD5300は、よく使うレンズ3本と一緒に置いてあります。

小さいけど、無敵のセットです。

何が無敵だなんて、もっとよいカメラはあるじゃないか、、、当然です。でも、軽量コンパクトなので気軽に何時でも何処でもつかえて、使用目的に充分なので無敵と言わせてもらった。重装備で持ち運びでくたびれ果てちゃ、何おかいわんやです。適当な物っていうのがあります。

じゃーん

手前のセットが使用頻度が高い物。

後ろのフィルムカメラは使うことはない。

たぶん、この先一生使わないだろう。

こちらはハーフサイズなどのフィルムカメラ。

フィルムを使っていた時代に、それが終わりかかったころ、いろんな方からいただきました。

「良かったら使ってください」

45の大型カメラから、愛用の35mmカメラ、長焦点レンズ、、、

大きいカメラから小さいカメラ、コンパクトデジカメまで、たいていはオークションに出品して整理です。

いただいても使わないのでねー。

まだこれだけ残っているが、いずれは処分なんだろう。

この段のシューズは前後に2段あって、右側によく使うランニングシューズ。練習用(ライトレーサー)、山走用(ゲルフジトラブコ)、大会用(ソーティーマジック)などなど。

左はゴム長靴ショートで野良仕事用です。

靴はもう一段あって、前後に入れていますが、人より少ないかも。

このような保存状態でも、何十年もレンズにカビが生えたことがない。

だから防湿ケースなど考えたこともない。

たぶん、風通しが良くて、古アパートなので湿気が抜けているのだろう。

オリンパス・ペンEES

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e8c4a4fefbdbde5fe99678f113811adc

NIKON F4s MD付き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/42b861c3e715ea26b4a941d14fba171a

オリンパス OM1

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cc41ecba294a418fea2eb82ca1078543

オリンパス トリップ35

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a5617e26a5c7a51c267abc062acf83cb

NIKON F MD付き

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e075ae9470001545da4035f2bb0d1453

オリンパス・ペンで撮った、ツチノコ写真(赤岳、横岳)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640

トヨフィールド45A(あおりについて)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7404eac24c9ec393d256357757388dc2

オリンパス・ペンS3.5

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f3c1c0501e6b51ccefb7f8c630eb57b

ミノルタ・X7

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9c3ea37508aad0a1b1fdc8b9231f61f0

アサヒペンタックス 67

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f583220f528e3597fb3783c4d190b6f0

フォクトレンダーベッサーL

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cf548575b151d560d8c6b1912cdf86d7

ローラiフレックス F3.5

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fd874fa480c63ae381883fe1ef403f17

NIKON F3 MD

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/79258ed6660fd8c68cb4b3018ac3ddc1

フォクトレンダーブリリアント66

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/711773c48319e9a8a0ce50fdf9417de1

リコーFF1

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/2b05282952f5d65e2383f6a6ff40d189

NIKON FE2

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6a4ef045c778dbf62453028e2d67e94a

ハッセルブラッド500c

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c22c20228978fbeddcc315b02576a0b7

マミヤc330s

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/485b4f02903e33fd9c3becb59788c993

ニコンFM ポラボディー

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eb2cbd24e04483699b754c7c1d38117c

リコーフレックス 66

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/493b61eadcea861f88432c123f7a7b4a

トヨフィールド45A

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/063c2ba5f3090caadfd1dab281c34e09

オリンパス・ペンD

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3343424dce23adc1d0c6907c9a75c6a2

リコーオートハーフ

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6a8389baeb03e579d0f99a370ea4595b

キャノンダイヤル35

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/50c452ae2e71f7af94b68249cf3e9a51

ニコレックス35

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b3a409b81b0325cb19196a9b35442f6f

オリンパスミュー、オリンパスタフ6000(デジタル)

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5001f6d8c105844d68349727576f063c

コニフレックス66

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1faa5a05da9f7af3510ab6639c3a17fe

ニコンD40X

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

ニコンD100

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/392e99fe538c68bd8d0de28264046200

ニコレックスF

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/462874d6fa1c8e2df0a42390caabad4f

つちのこプリント

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/934ff38e5efbea103f860997075f61af

つちのこプリント1920年製の写りは

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a2c892ad9eb384d8f89d8b2e279dcc9b

ミノックス35GTL

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a18b91394e4c97a63ac1f8afc9fd4d61

キャノネット17

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9fc282b574ac946beacfb0e9d2c76451

オリンパス35ED

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/72630d641fb7a5b5c91a40abd7798321

リコーフレックス66

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/493b61eadcea861f88432c123f7a7b4a

コニカC35

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/94e5c1a99f2a11d71daac7953b65a1f1

キャノネット

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1cd2d2d8b2979c8f746e4cadfb45e9df

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フィルム現像、引き伸ばしセット

2017-08-08 10:26:07 | つちのこカメラ

フィルム現像のタンク、引き伸ばし機とレンズ、バットと周辺機器をセットを処分しました。

実際に仕事で使っていたものですが、デジタル入稿するようになり、使用頻度が激減しましたので、オークションで出しました。

益子のフィルム現像タンクがよい値段で売れて、ほっとしています。フィルム現像をしっかりやろうと思ったら、ここに行きつきますから。LPLの現像タンクではベテランさんでもきれいな現像はできません。構造的な問題なんですから。

昔々、このセットで現像してプリントして、雑誌や広告の原稿入稿したり、写真展の見本を作った思い出のセットです。

引伸機はラッキー90M。

機種としては中級ですが、ようはハサミとなんとかは使いようで、カメラメーカー、写真雑誌の方々、写真展の選考の方々をうならせるプリントを、この90Mでプリントしていました。

引延レンズ2本(ニッコール50mm2,8、80mm5,6)

イーゼル3種類

ネガキャリア(67、66、35、ハーフサイズ、ガラス)

タイマー

精密ネガルーペ

四切りバット4枚

ピンセット、液温度計、ハイポ計

以上のセットです。

35ネガキャリアは内側を削ってあるので、フルフレームがプリントできます。

35mmで全紙以上の大伸ばしには、平面性が必要なのでガラスキャリアにネガを挟んで、67キャリアに装着します。

その際の35mmマスクは自作します。

アナログの世界は機材を買っただけでは使いこなせません。

ピント合わせは、キャビネぐらいだったら、ピントを合わせて、ランプを消し、イーゼルに印画紙を入れて、ゴミが落ちていないかチェックして、露光となります。

35mmから4切り以上へのプリントは、ネガが熱くなっている時と冷たい時では、ネガのカールが影響してピンとの位置がずれます。

通常のキャリアでは、ピントを合わせてランプを切って印画紙のセットに30秒もかかるとピントがずれるのです。

それでガラスキャリアを使うか、通常の素通しキャリアを使う場合、ピント合わせの時と、露光時のピントを同じにしなきゃなりません。

露光のタイミングをとることと、ガラスキャリアを使ってネガのカールを消し去るかどちらかです。

写真の本を読んでも、写真学校に行っても、こんなことは教えてくれません。

何十年のキャリアがなきゃ言えないことです。

仕事上、30年近く写真学校の学生や、有名大学の写真部の写真を見てきましたが、なかなか良いプリントに出くわしたことが少ない。

プロカメラマンだって、某写真学校の講師をされている方のプリントを見ても、、、がっかりすることがあります。

それくらい、アナログのプリントは難しいし、、、素晴らしいものとそれ以外のものの差が大きい。


レンズは2本、ニッコールで十分に素晴らしい引伸しレンズです。

50mm

80mm

どちらのレンズも引伸し機に付けて点灯すると絞値に照明が当たります。

第一線で使っていたレンズです。

イーゼルは国産のLPLをメインで使っていました。

4切りイーゼルが2種類、キャビネサイズ&手札&名刺兼用(これが優れもの)の3つ付属しています。

ユニーバーサルタイプはサンダースが有名でしたが、国産品のLPLのほうが安くて良かった(個人的な意見ですが)。

LPLの4切りユニバーサル・イーゼル。

4枚の羽が自由に動きます。

プロ御用達のイーゼルです。

キャビネ以下用に便利な小さなイーゼルもあります。

裏表で使えてすごく便利なものでした。

使う時は軽いのでテープで動かないように止めます。

全体を開くことも出来ますが、部分開きも出来ます。

大伸ばしする前に大量にテストプリントするときに威力を発揮しました。

露光タイマーは正確なプリントにはマストです。

私は大きな3ダイヤルと、この2ダイヤルを使っていました。

 

引伸機のランプを点灯すると暗室ランプが連動して消灯します。

分厚いベタ焼き用の押さえガラスです。

写真量販店で販売しているガラスは薄すぎて軽くて、カールしたネガを押さえるには頼りなかった。結局ガラス板を両手で押さえなきゃ使えなかった。

このくらいの厚みがあって重たくないと、強くカールしたネガは抑えられません。

プロの機材は特注品や加工品が多い。

あとはバットとピンセット、液温計とハイポ計(定着液の状態を調べる)です。

良いプリントを作りたかったら、これくらいは必要です。

プリントのオーソリティーの言葉ですよー。

 

ピント合わせだってコツがあります。

精密なピント合わせに使います。

フィルムの銀粒子を見てピントを合わせます。

開放で通常は合わせますが、このルーペは絞った状態でピント合わせできます。

どういうことかというと、引き延ばしレンズでも、、、絞りによる焦点移動があるからです。撮影レンズでもズームレンズには焦点移動する奴がありますが、単焦点の引き延ばしレンズにも、、、あるんですねーーー。

知らないということは、ある意味でハッピーですよーーー。

このルーペで見ると、ダメ引伸しレンズの絞り焦点移動が、よくわかります。

 

フィルム現像用のマスコのタンクもお付けします。

フィルム現像ではナイコールやLPLのタンクでは現像ムラがどうやってもでます。

マスコのタンクは若干大きくて液量の多いので、フィルム間隔が広くムラが出にくい。

ナイコールタイプはコンパクトなのはいいけど、ムラを消すことはできないので致命的だと思います。

ちまたではナイコールタイプで現像して苦労されている方がいるけど、、、ムラのない完全なフィルム現像は極めて難しい。私だってできなかった。

マスコだったら、素人でもできる可能性があります。

それくらいフィルム現像は難しいものなのです。

昔の白黒プロラボは深さ2m近いタンクで現像していました。

リールに巻かないで、いわゆる吊るし現像です。

普通のリールを使ったら、プロラボ(カラー現像所)だってムラを作っていましたから。

シビアな現像にはマスコは絶対です。

これはブローニ2本タイプ。

35mm2本タイプ。

予備リールが2個あります。

マスコのタンクは、上のキャップを外して液を入れると、リール中心の空洞を伝わって下から一気に液が満たされます。

液の注入が10秒とかかりません。

ナイコールのようにシャワーのように上から降り注いで時間がかかると、それだけでムラができるのは必須です。

デジタル時代になって、現像を始めようとされている方たちは、昔、我々がこりて止めたことをもう一度最初から始めています。

編集者やデザイナーが若いと、完璧にキレイなアナログ写真を知らないので、感激して「いいね」と言ったりしている。

デジタルと違うから失敗することがあって、それが面白くていいね、と言っているのだろうと断言します。

やるなら、昔の先人がやった以上のものを見せてほしい!


これだけあれば現像作業はできます。アナログの現像は科学的な作業です。だから、、、だらしない人はチャレンジしないほうがいいでしょ。それができなきゃ、日本のモノ造りが世界に飲み込まれようとしているのと、同じようにレベルダウンで自己満足だけが残ります。


若い人がアナログをやるならば、超然としたレベルで業界に挑戦してほしい。

強くそれを望みますーーー。 

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オリンパス・ペンEE-3

2016-10-05 12:39:24 | つちのこカメラ

つちのこカメラ19

OLYMPUS・PEN EE-3

この記事は2008年6月にアップしたものです。プロバイダー移行でこの記事中の写真が消えたので、写真を撮なおして今日の日付でアップしました。

オリンパス・ペンの最終バージョンEFは、このEE-3にストロボを内蔵したもの。

10年以上前(1990年代)のことですが、地方の写真屋さんに、なにげに新品が飾ってあって、思わず「これ売り物なんですか」と聞いてしまった。この当時ではすでに金属カメラが巷では無くなっていて、さっそく定価で購入してきた。ひなびた町のカメラ屋さんの商品ケースには、下取りした金属カメラがごろごろ山ずみされていた。いっぱいあって売り物じゃないので処分するにもどうしようか困っている、とそのお店のご主人は嘆いていた。きれいなリコーオートハーフを1台いただいてきた。お店のオヤジさんは全部持って行ってくれと言ったが、、、。

この巻き上げノブが好きだった。カリカリ巻き上げていく感触がいい。これを見つけたことが、ペンの成功の一つだと思う。

むろんレンズも極めてシャープ。

当時はまだデジカメが出たばかりぐらい、プラスチック製のオートフォーカスカメラ全盛だった。その時代に、新品のしかもペンが写真屋で売っていたとは、私には仰天ものだった。

ペンSは裏蓋を外してフィルムチェンジだったが、このEEー3は一般的な裏蓋開閉になった。ずっと使いやすい。

シンプルな上面。何もない清さでしょ。

ひなびた写真屋さんで、そのとき同時に、1台だけタダでいただいてきたのがリコーオートハーフ

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

これも実動品で良く写ります

フィルムカウンターは自動になっていた。積算式です。ペンSは逆算式だった。

金属カメラなんで、持つと意外に重い。しかしPEN-S3.5より軽い。

端正なデザインにつきます。

 レンズの周りにセレンの露出計がグルッと1周。この当時の流行みたいなもの。フィルターはレンズとセレン露出計の、両方にかけるので43,5mmと大きいサイズ。すると白黒用のフィルターをつけても露出補正づみになる。 

感度調節はここ、ストロボ撮影のときはこの表示の裏にガイドナンバーがふってある。もしくは絞りを手動で合わせることも可能。記憶では1/30に固定されたと思います。

ピント調整はできません固定焦点です。取り扱い説明書には4mに固定されていると。

巻き戻しノブは最初の機種から同じようだが、カウンター、シャタボタンは変わった。

絞りが5.6

アクセサリーシューには接点がついています。フィルムチェンジのさいに裏蓋を開けるストッパーはサイドにあります。普通の蝶つがいの裏蓋になりました。

 

初期のペンとボディーの絞りが違う。ノブ巻上げはずーと同じですね。

一般的なこの時代のカメラと同じようですが、プラスチックじゃなくオール金属。

実際にいつまで製造していたのだろう??

EE-3は1973年の発売。

 

初期型のペン3兄弟。

左からペンS3,5、ペンEES3,5、ペンD

薄いボディーなので携帯性は抜群だったが、昔のカメラは金属製だったのでずっしり重たい

ペンSには22.5mm程度のきわめて小さなフィルターが付きます。フードもこの径で小さくてスタイリッシュなのがありましたが、ただ被せてあるだけだったので紛失しました。EE3のフィルターは43mmぐらいでセレン露出計を覆います。

今日ブログにアップ(2008年6月8日)した、読書「宮本常一写真図録」はキャノネットとペンで撮影されたものだと言う。日本のまさに復興期、キャノネットは大卒初任給の数倍したんじゃないかと思う。

その後の工業製品の値下がりは目を見張る物があります。

反対に値上がったのが土地ですね。それは、、、人が都市部へ集中するのに比例しているのでは。

レンズは定評あるズイコー28mmf3,5

ペンS3,5についているのと一緒です。固定焦点だけどシャープなのは間違いない。

フィルム・カウンターが自動復元式に。今では当たり前のことですが、昔のカメラはフィルムを入れたら、自分で20枚撮りか、36枚撮りか合わせた。

 

080610p11_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マニアのマニアたる元箱つきです。

ライカは買えないけどペンは買えました。その価格がオリンパス・ペンの偉いところ。一般大衆に写真を撮ってほしいとの思いが、この小さなボディーにぎっしり詰っています。

廉価ではあるが、ネガをルーペで良く見ると、高画質なのに驚かれることでしょう。高価なライカやニコン、キャノンと比べてください。ええぇぇーと叫び声を上げるのは間違いない。

PEN EE-3

Dズイコー F3,5 28mm、3群4枚 固定焦点

プログラムシャッター1/30、1/250

EE可動範囲、EV8,5~EV17

フィルム感度、ASA25~400

手動絞りF3,5~22の時はシャッターは1/30に固定

108幅×66高さ×42厚み(mm) 335g

購入日は1994年ごろで定かではない、定価14800円で購入だった。

ペンで撮ったツチノコ写真

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a6a3017724ad891d03e5e9b9d0b8a640?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime

2012年12月06日 1969年の冬の八ヶ岳 ペンSの白黒ネガをスキャン

http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2010/12/s_ed1e.html

2007年06月01日 ペンDの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070601

2007年03月10日 ペンSの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070310

2010年11月05日 ペンSの記事②

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20101105

2007年02月03日 リコーオートハーフの記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070203

2007年01月25日 キャノン・ダイアル35の記事

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070125


 

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Nikon80~200ズームレンズ・テスト

2015-10-31 20:42:01 | つちのこカメラ

FX、AF-S80mm~200mmf2,8 ズームレンズ

DX、AF-S55mmF4~200mmf5,6ズームレンズ

AI AF-S テレコンバーターTC-17E

 

明るく値段が高価なNikon純正f2,8ズーム・レンズと、ボディーと3本セットでついてくる、安いレンズはどう違うかのテストです。ついでにNikon純正テレコンバーターのシャープさも知りたかった。テスト結果はいかに、良い悪いか、予想外の結果もありました!

テストは三脚に固定しています。テストに使ったボディーはD5300。

f2、8の高価なレンズは、80mm,200mmの焦点距離で。

安いレンズは、55mm,85mm,200mmの焦点距離で。

AI AF-Sテレコンバーターは80~200にセット(55~200には装着不可、注意)

露出はカメラをマニュアルで測定。実測でセットになります。安いレンズの絞りが、開放近いところと絞りぎみのところでは1絞り近いEV値の違いがあった。そんなこともテストでわかりました。安いレンズの狂いだと思います。いつかニコンのサービスに持っていきます。

**********************************************

DX、AF-S55mmF4~200mmf5,6ズームレンズ

55mm  f4 1/2500 開放から全面シャープです。

55mm  f11 1/320 全面シャープです。絞りが狂っているのでオーバー

85mm  f4、2 1/2000 無理のない焦点距離にも関わらずシャープさ感がない

85mm  f11 1/320 絞った割に締まりが悪い 絞りが狂っているのでオーバー

200mm  f5、6 1/1250 シャープさ感がないが、85mmよりまし

200mm  f11 1/320 全面シャープです 絞りが狂っているのでオーバー

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次は明るくて高価な仕事で使っていたレンズです。

AF-S80mm~200mmf2,8 ズームレンズ

80mm F 2、8 1/4000 開放で隅々までシャープです。しかもフルサイズをカバーしています。

80mm F 11 1/250 隅々までシャープです。しかもフルサイズをカバーしています。

200mm F 2、8 1/3200 開放ではボケている。

200mm F 11 1/250 開放で隅々までシャープです。しかもフルサイズをカバーしています。

***********************************************

FX、AF-S80mm~200mmf2,8 ズームレンズに、AI AF-S テレコンバーターTC-17E

を付けて136mmと340mmの開放とf11に絞った画像をテスト。
 
136mm f4、8 1/1600 開放から十分にシャープです テレコンの劣化は感じられない
 
136mm f11 1/250 十分にシャープです
 
  
 
340mm f4、8 1/1250 ボケているが画像が大きいので使えるかも
 
 
 
340mm f11 1/250 単体レンズよりもシャープに感じます テレコンを付けた方がシャープ
 
 
 
ニコン純正テレコンバーターは極めてシャープでした。焦点距離が長いのでブレさえ気をつければ十分に使えます。ただある程度絞った方が良い。
***********************************************
つぎは部分の拡大で写りのアラを見ます。デジタルになって簡単に拡大評価されるのでレンズメーカーは大変だなー。モニターは27インチのEIZOで確認しています。
中心部の拡大です。
 
55~200レンズ
55mm f4 1/2500 55の開放にしては暗いレンズなのだから、もっとシャキっとして欲しい。
 
 
55mm f11 1/320 オーバーなので分かりにくいが十分シャープ。ただ乱れているところがある。絞るとシャープになるが、絞りによる差はそれほどない。
 
 
85mm f4、2 1/2000 開放はボケボケで55や200の時より悪いかも。手を抜いた焦点距離という印象がする。
 
 
85mm f11 1/320 シャープ感が出てきましたが、、、。
 
 
200mm f5、6 1/1250 200の開放だったらこんなもの。解放にしては良いかも、、、。 
 
 
200mm f11 1/320 オーバーで分かりにくいが、それなりです、、、。開放とそれほど差はない。
 
 
***********************************************
 
80~200レンズ
80mm f2、8 1/4000 さすがにシャープ感はないけど、明るさを考えたら十分です。
 
 
80mm f11 1/250 絞ると極めてシャープです。コントラストといい十分です。絞るとキリリと極端によくなる。
 
 
200mm f2、8 1/3200 さすがにぼけている。でもこの明るさは武器になります。
 
 
200mm f11 1/250 200mmで極めてシャープでコントラストも良く崩れがない。明るいレンズなので、それはそれで使い道があります。絞ると第一級のシャープさです。
 
 
***********************************************
 
80~200 f2,8に純正テレコンバーターTC-17Eをつけてみます。昔々汎用品を使ってがっかりしたことがあるけど、Nikon純正のテレコンはどうか楽しみだった。
 
136mm f4、8 開放ではシャープ感はないが、それなりの描写。コントラストがないかな。
 
 
 
136mm f11 見違えるように綺麗になった。申し分ない描写です。
 
 
340mm f4、8 もしかして単体200mmより良くなった? この焦点距離の開放にしては十分
 
 
340mm f11 340にしては極めてシャープでコントラストも良く申し分ない。単体より良いかも。
 
 
ニコン純正のテレコンバーターの実力発揮でした。こんなに綺麗な画像を見せるとは想像を超えていた。
340mmにもなると、ブレやすく高速シャッターを切らないならば三脚に置くこと。
純正のスゴサはわかったが、汎用テレコンの品質向上がどの程度か、調べてみたいものです。昔よりは良くなっただろうが、、、、。 
 
***********************************************
55~200のf11の時のシャッタースピードが1/320でオーバーは、シャッターが狂っているわけじゃないと判断したのは、80~200のほうの1/250が正常に写っているからで、絞りの可能性が出てきた。のちにシャッターと絞りを反比例させてEV値をそろえて撮影したところ、やはり想定どうり絞りの狂いと判明した。
つちのこカメラ、古いカメラやレンズの紹介やテストです。
 
nikon Z7 ペンタックスの古いレンズをつけ撮影

Nikon D5300

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/90f6ee141db8fa119081fe775455142f

Nikon D700 

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e54308fb8d569a17163741ceba84613d

Nikon D40x

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/06b238a05f744cbd25aea3b867258822

Nikon D100 デジイチ第一世代
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130428

NikonF4 MD 私の最後のフィルムカメラ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20140113

Nikon F MD ①の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080224

Nikon F3p MDの記事は (F3本来の姿です)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080919

Nikon FM ポラボディーの記事は (プロ専用ボディーです)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070804

Nikon FE2 の記事は (ベストセラーでした)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080510

Nikkorex Fの記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090530

Nikkorex 35の記事は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060223

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50mmレンズの新旧比較テスト

2015-05-06 18:27:24 | つちのこカメラ

ニコンのつちのこレンズ50mmf1,4Ai(30年前)と最新のAF-S 50mmf1,8Gの撮り比べです。

もうひとつニコンで一番売れているAF-S 18mm~55mm f3,5~f5,6を55mm側でテストしました。どれも標準レンズの定番モデルです。

50mm1,4はAFタイプも使っていましたが、このマニュアルタイプのほうが、感触が気に入っていました。

18~55ズーム・レンズは前タイプから買い替えました。コンパクトになってVRがきくようになったのは大進歩ですから。

50mm1,8はFXフォーマット用の標準単体レンズが必要になったからです。

どのくらい新旧で違いがあるのか楽しみでした。

開放の全画面、400%の中心部、400%周辺、つづいてf8の全画面、400%中心部、400%周辺と各レンズごとに記録しています。むろん三脚に固定しています。ISO100でf1,4だと1/4000になりました。

最初は50mmf1,4 何十年前の設計かしら?

f1,4開放はふわーとした像です。

濁った感じではなくハイライトがにじんでいます。解像度は意外に高く、ポートレイトなどではキレがあってハイキーな描写が得意のようです。夏の日のまぶしさみたいなイメージです。

400%に拡大した中心部でややオーバー気味な印象。

開放f1,4でも400%拡大しても周辺文字がはっきり読めます。

開放の解像力が高いのは、回析の影響を受けないからなのか?

古いレンズですが味のある描写です。85mmの明るいレンズと比較したいですね。

次はf8に絞り込みます。当然フレーヤーが減りきりっとしてくるでしょう。

f8になると、まずコントラストがきれいになりました。

全体のシャープさも申し分ない。

さすがにニコンを代表する標準レンズです。

400%拡大しても中心部はデティールがシッカリしています。

画面にグラデーションがはっきりついてきました。

ハイライトからシャドウまでの描写ができました。

周辺部では文字のにじみが全くなくなるが、解像度は落ちた感じ。

このレンズは解放から2絞りから3絞り絞ったぐらいが一番切れが良いと聞いたことがあった。するとf5,6あたりがベストで、f8はもはや絞りすぎかもしれません。

このレンズは開放に近い絞りで撮影すると明るいイメージに仕上がります。

 

次は50mmf1,8G ニコンの最新標準レンズです。

ピントはAFのままで、たまに外れたのがあった。

開放f1,8でもハイライトのにじみはない。

f1,4の旧標準50mmとは大違いのレンズです。

開放か絞るかはただ明るさの調整のみと考えたほうがよい。

シャープさもほぼ十分で開放でボケるだろうが、ハイライトのにじみは期待できない。

開放から中心のコントラストや解像度は高い。

f1,4を絞ったくらいの解像度があります。

50mmf1,8は絞りに関係なくコントラストは良い。

50mmf1,8をf8に絞り込みます。

きれいな画像です。

f8に絞ると顔まで解像しています。

周辺の解像力とコントラストが一段とアップ。周辺まで明るいのは周辺光量が豊富だから?

最後はDXフォーマット用の、ニコンでは一番の売れ筋レンズだと思われる、18mm~55mmⅡでVR付です。

55mmのテレ側ではf値が5,6と暗いからか、開放からきわめてシャープです。

と言っても開放でf5,6ですのでシャッターが遅くなる分、VR(手ブレ防止)が必要になる。同じ露光でもズームレンズは2/3ぐらいアンダーになる。工学的には同じ露出でも、実際の光量が足りないのだろう。レンズ・エレメントが多いからで内部ロスが大きい。単体レンズとのカタログ・スペックでは現れない違いです。

開放からコントラストとシャープさが申し分ない。

ズームレンズで暗いレンズですが、こと画像に関しては素晴らしい。

400%拡大でも開放から周辺までキレイ。

ズームレンズは絞らなきゃー、と言う方には最新のレンズを使ってほしいですね。

f8に絞ると、安いズームレンズかと信じられないくらい全画面シャープになります。

400%拡大の中心部はこれが一番かな~~~。

周辺も申し分ない!

最新のメーカー製、標準ズームはものすごい性能です。

レンズ数が出るし、これ一本しか購入しないユーザーもいるだろうし、それでメーカーイメージができるとあれば、力が入るのは当然でしょう。

単体レンズとズームレンズはシャープさで使い分けるのではなく、開放あたりの描写で使い分けるのが良いかもしれない。

特に50mmf1,4は独特な明るさ華やかさがある描写です。

50mmf1,8はいつでもどこでもクリアーな明るさを持っています。

この標準ズームはシャープですが、単体レンズと比べると露出を開け気味にして同じになる。表示より暗い感じです。オートで撮ったときは問題ないが、マニュアル露出では気をつけなきゃ。

テスト撮影場所は都庁の横から新宿中央公園を狙ったもの。ちょうど肉フェスティバルをやっていた。超混雑でチケット売り場と各店舗のダブル行列を見て退散しました。

50mmつちのこ標準レンズを比べる

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/84164c93e346e27b13ee164f1ebd52f1

28mmつちのこ広角レンズを比べる

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ee3498558827557082820bf11111756b

135mmつちのこ望遠レンズを比べる

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/22f1d6f06384574bc86d0c0461ff779e

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防水コンパクトデジカメの新旧

2015-05-04 16:02:05 | つちのこカメラ

防水コンパクトデジカメの新旧を比べてみました。 スペック上は進歩していて、いろんな機能が追加されていますが、使ったらどうかなー。

最新のNikon・COOLPIX・AW120
5倍ズーム 4.3mm~21.5mm F2,8 1600万画素 18m防水

5年ぐらい前のOLYMPUS・μ・TOUGH6000
3.5倍ズーム 5mm~18,2mm F3,5 1000万画素 3m防水

10年前のOLYMPUS・μ・mini
2倍ズーム 5,8mm~11.6mm F3,5 400万画素 生活防水

晴れた日の景色の写りはどれもこれもきれいです。暗くなったり手ブレするような条件の悪いときには新旧の差が出てきます。感度を上げたときの画像の差も大きい。マクロ撮影のしやすさにも差があります。いちばん大きな差は動画撮影かもしれません。

最初はオリンパス・ミュー・ミニから

10年前のμ・miniはコントラストがキレイで意外にレンズもシャープでした。条件の良いときは400万画素のこのカメラでも十分です。そのままの画像にキレを感じるのは、シャープさを上げるエッジ効果が強いからと思われる。発色はナチュラルです。

ワイドの中心から左です。画像を100%まで拡大。

ズーム比は2倍しかないのでアップはきかない。

画素数が少ないけど、絵がキレイに感じられるのはレンズが中心にあって余裕があるからかもしれない。

次はオリンパス・ミュー・タフ・6000

ワイド側です。

他のカメラの発色と比べると、イエローが強い。もしかして、、、野良仕事に持ち出しているからレンズに土が入ったの???。でも防水だしな~~~。

ミュー・ミニに比べると若干ワイドです。

ワイド側の100%でエッジ効果はミュー・ミニより弱めです。

晴れた日の景色だったら、どの機種も十分な写りです。400万画素でも1000万画素でも、1600万画素でも十分ですが、拡大していくと画素数の違いが出てきます。

今でもミュー・タフ・6000は十分使えます。

マクロ撮影で一番使いやすいのが、ミュー・タフ・6000だった。

手ブレ補正が効き、かなりアップでとれます。

最後はニコン・クールピックス・AW120

発色が青くて抜けが良いのが特徴。

エッジ効果は控えめです。画素数が1600万画素あるので、絵作りに無理をしていないのだろう。

レンズが明るくなり、ズーム比が上がり、手ブレ補正が効くようになった割にレンズ自体の進歩はさほど感じない。ただどんな状況でもキレイに撮れるようになったのは、全体のシステム、画像エンジンの進歩なのだろう。

晴れた景色では10年前のコンパクトデジカメと差はない。

ズーム比が大きくなったが、常用焦点距離はワイド側を想定しています。テレにするとワイドより画像が崩れてきます。常時、テレで撮るような被写体は一眼レフを持ち出すことです。

光学ズームの先に電子ズームがあるが私はほとんど使わない。いくら手ブレ防止があると言っても、テレ側ではほとんど効き目がありません。一眼レフの望遠レンズはそのためにありますから。三脚使用と手持ちの差は歴然としている。手のひら三脚でも威力を発揮します。

コンパクトデジカメのズームは、常用はワイド側と覚えておいて間違いない。

マクロ撮影でオリンパス・ミュー・タフ・6000よりピントが浅いのは、レンズがF2.8と明るいからだと思われます。

プログラムシャッターはシャッター優先で1/1000ぐらいまで開放でいきますから。

10年の進歩は、悪条件下での撮影で実感します。蛍光灯やミックス光などの時に、きれいに補正してくれます。

私が防水カメラを使うのは、野山を走るトレイルランニングをするからで、雨の中も水辺でもホコリの中も突撃していきますから。畑仕事にカメラを持っていくと、それこそ何もしないのに土まみれになります。私のグッツは防水が絶対条件です。シャープさやクリアーさは私はさほど重要視していません。

新旧を使ってみると、フレアーが少なくなったり、生活防水だけだったのがSW120では防水カメラというより、水中カメラが陸上でも使えるようになったと言って過言じゃなくなった。しかも動画がハイビジョンでよく撮れます。スマホでも撮れるけど、それはデジカメなんでレンズが違います。水中ハウジングなしでスチールでも動画が水中から普通の撮影まで連続でとれる。SW120はGPS機能も搭載していて撮影場所まで記録されます。

写りの具合は、ワイドで明るい外だったら、古いデジカメでも十分でした。暗くなったり室内などミックス光の時は新旧の写りが歴然と違います。撮像素子と画像エンジンの進歩です。防水カメラであり衝撃にも強くなって壊れにくくなった。

オリンパス・ミュー・ミニはデザインが良く超コンパクトであったけど、撮影が明るい場所に限られていて、かつレンズバリアーの故障が多かった。可動部分があるとどうしても機械的なトラブルがある。

その点、ニコンAW120は故障が少ないと考えられます。

液晶画面サイズが大きくなり、くっきり見やすくなった。

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つちのこカメラ、オリンパス・ミュー・タフ6000

2014-10-07 16:25:54 | つちのこカメラ

つちのこカメラ

オリンパス・ミュー・タフ6000

デジカメがめまぐるしく「つちのこ」になっていきます。

早いもので、コンパクト・デジカメが4機種目になりました。

初代が

オリンパス・カメディアC3100 300万画素  3倍ズーム

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e6e0100ae7e3e8a10ec0914fb9e4eca8

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7bad848862a3e983626c945299dd4871

次が、オリンパス・ミュー・ミニ 400万画素 2倍ズーム

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20100520

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6defb817a674e03226fca932cc627183

最近まで使っていたのが、オリンパス・ミュー・タフ6000 1000万画素 3.5倍ズームでした。

オリンパス・ミュー・タフ6000の代わりに新しく購入したコンパクト・デジカメはニコン・クールピックス120W、いちばん左のオレンジジャケット付です。

ニコンは生活防水と言うより完全防水カメラ(水中カメラ)になったので、図体が大きくなった。オリンパスもミュー・ミニの(生活防水)から、タフ6000に代わって3mの防水になって重たく大きくなった。軽量コンパクトの反対の進化です。ミュー・ミニに比べると大きく重たくごっつくなってきた。そりゃ写りも性能も機能もすごい進化ですが、、、。ただ、、、ミュー・ミニのコンパクトさと独特の流線型デザインは素晴らしかった!

フィルムからデジカメになって製品の寿命が短くなりました。性能アップと引き換えに、カメラのバッテリーが専用になってきたので、バッテリーの供給がなくなればカメラ本体が使えなくなります。これは何とかして欲しいことの一番目です。

オリンパスの2機種はレンズバリアーがあってカバーの作動が悪くなることがあった。ゴミや砂をかむとレンズバリヤーの作動が悪くなったり、ガラス表面に傷がつきやすかった。ニコンはレンズバリヤーをなくし、レンズの明るさをf2.8へアップしています。

オリンパス・ミュータフ6000は使い勝手の良いカメラでした。大きさと性能のバランスが良かった、特に手ブレ防止の威力は大きかった。シリコンカバーが一般的になってきたのもこの機種当たりからで、ストラップがなくても手から落ちることがなかった。また、1.5mの落下対策がされていた。とにかく丈夫なカメラでした。オリンパス・ミュー・ミニに比べるとずいぶん重たいなーと言うのが最初の実感だったが、慣れてしまえばどうってことがない。写りは400万画素から1000万画素にアップしたので、しかも画像処理も進歩していた。動画に疎かったオリンパスが、ミュー・タフ6000に動画機能を追加したのも最初。オリンパスの動画機能はソニーやキャノンに比べたら、そりゃ簡略なものだった。でも動画があると無いでは大違い。

裏の液晶モニターを見ると時代の進歩が良くわかります。

右端のミュー・ミニはモニターが小さく暗く色も悪かったのが、真中のミュー・タフ6000になるとモニターサイズが大きくなった。最新のニコン・クールピックスのクリアさはさすがです。明るくて色もきれいで実に見やすい。

オリンパス・ミュー・タフ6000を使うときはシリコンジャケットに入れていて、本体むき出しで使ったことがなかった。

トレイルランニングで山に持っていったり、畑の野良仕事に持っていくと土まみれになりました。シリコンカバーから出して、本体とカバーをじゃぶじゃぶ洗いました。実にタフなカメラです。レンズの表面保護ガラスには、さすがに5年も使っていると傷がついてきた。逆光などになると極端に画質が悪くなった。傷のせいもあるが、元々一般的なコンデジより画質が悪いのかもしれない。

私のような使い方では、画質を追求することがなかったので、まったく不備はなかった。写真の本質は画質じゃないだろーて思いで撮っていたから、、、。むろん、画質は良いに越したことはないのは当たり前です。ただ、どこでもいつでも持って行って撮れるほうがカメラとして、私の中では重要であった。

こちら側のカバーはUSBのジャックがあるだけ。ストロボもほとんど使わなかった。コンデジのストロボ写真はみっともないのが多い!

レンズは5.0mm~18.2mmまでのズーム。

f3.5~f5.1とレンズは暗い。

この機種から手ブレ防止が加わり、飛躍的に写真の失敗が減りました。手ブレ防止機能はストロボ内臓以上にメリットがあった。アップの性能もビックリするくらい進歩した。ただ、アップにすると解除が自動じゃないので、アップがすんで遠距離でもアップ設定のまま撮ってしまい、ボケボケ写真をずいぶん作りました。アップにしても、一度電源を落とすとアップ設定解除になるくらいが失敗が少ないだろう。

このカメラで失敗するのは、このアップ機能を使った時だけですが、、、しょっちゅうだった。明るい外の撮影ではモニターで全体像はわかるけど、ピンはずれにはパッと見では気が付きません。

それが唯一、オリンパス・ミュー・タフ6000の使う上での問題点だった。

もしかすると、ニコン・クールピックスのような、最新の見やすいモニターがあれば防げた失敗だったかもしれない。

操作はわかりやすいし、誤操作も少ない。

唯一、メニュー切り替えダイヤルが、使っているうちに表示が剥げてきて読めなくなってきたことか。このダイヤルだけ交換してもらおうと、神田小川町のサービスセンターへ持ち込んだら、最低料金が1万円と聞きバカバカしいのでやめた。剥げるようなプリントは、ちょっと問題がある。あと、こんな簡単そうな交換は安くして欲しいのはユーザーとして当たり前の気持ち。

以前、シャープのノートPCを使っていて、液晶部分がぱたんとたたまれて、そのロックが壊れたことがあって、修理を頼んだらその小さなパーツだけでも1万円します、と言われてびっくりしたことがあった。パーツがあれば自分でやりますよーと言ってもサービスマンは聞く耳を持たなかった!

キツイ言い方かもしれないが、売れていなかったりして社員の士気が落ちるとサービスも低下するのかと思ったしだい。

納得できないようなサービスですよ、ものが簡単なのだから簡単な処理をユーザーの立場になって考えてほしかった。

特にオリンパスは40年間も愛用してきたブランドなのに、こんな表示を取り換えるだけで1万円はユーザーを馬鹿にするなと怒りがこみ上げた。それからですね、新聞紙面をにぎわしたオリンパスの闇融資、巨額損失隠しが発覚したのは、、、。残念で残念で、、、ペンを作った気概がどこへいってしまったのかと感じた!

たぶん、、、私が使った「最後のオリンパスカメラ」にミュー・タフ6000はなるだろう。

右のメニューダイヤルが削れて読めなくなってきました。

防水だから、これを取り換えるのも分解組み立てに注意が必要なそうです。そりゃそうだが、削れてメニューが読めなくなるのは問題だなー。他の操作はわかりやすく簡単です。誤操作も少ない。

最初ストラップをつけていたが、トレイルランニングで南アルプスの鳳凰三山からアサヨ嶺に向かう途中で、木の枝に引っ掛けてストラップを切ってしまった。岩場などでも手持ちでいたからカメラをゴンゴン岩にぶつけ液晶の端がちょっと欠けた。文字通りタフなカメラです。

このアングルから見ると、傷だらけ。

ビスが目立つのは、わざわざハードな印象にするためだろう。

バッテリーとXカードを入れる。

XDカードは採用したメーカーが少なかった。フジとオリンパスだけだっただろう。

XDカード自体はSDと同じような使い勝手で劣るわけじゃない。ただ他メーカーとの融通がきかないだけ。

ウオータープルーフは3mですが、生活防水としては充分です。

ただし、本格的な水中カメラじゃない。1mほどの浅瀬で撮れるから、その威力はあった。なにより雨でも雪でも嵐でも、岩場でもかまわず使えるタフなやつ。

ジャケットに入れるので白にしたが、いろんな色が選べました。半透明なジャケットには白が一番にあったのだ。

経年劣化で黄ばんできました。

材質の劣化はない。

オリンパスのレンズにしては、粗さを感じました。

トレイルランニングの御伴に全国を飛び回ったカメラです。シリコンジャケットを着せていたので、鞄の中にむき出しで入れておいても問題なし。WEB用の写真ではサイズを小さくして撮影。私の使い方では十分すぎただろう。

つちのこカメラ Nikon D100

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/392e99fe538c68bd8d0de28264046200 

 

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昆虫のマクロは美しすぎる

2014-07-13 17:47:02 | つちのこカメラ

スロバキアのカメラマンのDusan Beno氏の写真です。
ここまでクローズアップになると、微に入り細に入り美しいこと!
自然の妙です。
001ec94a25c5140f7c7c14
ありさんですが犬みたいにも見える。
質感が素晴らしい。

001ec94a25c5140f7c7c0b
他の写真も是非ご覧ください。

スロバキアのカメラマンのDusan Beno氏の写真

http://japanese.china.org.cn/photos/2013-12/09/content_30841071_6.htm


から。

2013年3月7日 ありさんのマクロ

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130307


2013年3月13日 水滴がついた昆虫マクロ

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130313


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プロクサーレンズ(クローズアップ・レンズ)

2014-05-20 09:40:34 | つちのこカメラ

レンズの前につけるフィルターの一種です。ニコンの旧型になりますが、Ai-s50mmレンズは52mm径の凸レンズを付けてアップ撮影ができます。
キャノンではプロクサーレンズと呼んでいますが、ニコンではクローズアップレンズと呼んでいます
ニコンの標準レンズ50mm用のNo1、No2、長玉105mm用のNo4Tがありました。
No1とNo2は標準レンズやワイドレンズに使えて、No4Tは85mm、105mm、135mm用のクローズアップでした。
マクロレンズの方がシャープで使いやすいのはあたりまえですが、明るいレンズをそのまま使いたいときや、単体ワイドレンズを開放の明るさのまま使えるので、簡易クローズアップとして使いやすかった。
Nikon製なのでビックリするくらいシャープです。マクロほど自由度はありませんが、一般的な目的では十分だと思います。小さいし安いし!
マクロレンズを別に持っていくことを考えたら、携行性の良さは当たりまえでしょう。
No1
No1b
このプロクサーを50mmF1,4に付けるのと7枚構成のレンズが、絞りをはさんで左右対称になります。元々のレンズ構成が前群が3枚、後群が4枚ですが、クローズアップをつけることで、前4枚、後4枚の完全対象になります。

クローズアップで等倍近くなると左右のレンズ構成が対称になっているのは、それだけでアドバンテージになります。ひずみやゆがみ収差などに良いことだらけ。
No1の倍率は知りませんが、使った感じではノーマルの倍ぐらい拡大します。

20155no2a
No2は付けるレンズの3倍ぐらいの拡大率。
これくらいが使いやすいし、ビックリするくらいのシャープさでした。
20145notc
No4Tは取り付けるレンズは105mmを想定していると思います。105mmF2,5は長玉ですがゾナータイプではなく変形ガウスタイプで、クローズアップに強いレンズ構成です。

「通販生活の表紙」を斜めから撮りました。
50mm標準のまま。
50a

No1を付けて撮影。

50no1

No2を付けて撮影。

50no2

No4Tを付けて撮影。

50not
No2とNo4Tは同じぐらいの拡大率ですが、No4Tはずっと重たいので2枚構成かもしれない(確約できない)。それと長玉用なのでレンズの曲率が平らです。

プロクサーレンズを2枚重ねると、よりクローズアップができます。ズームレンズの18mm~55mmにも使用可能でかなり接写が可能になります。

1855t
ほぼ等倍になっています。シャープさも十分でしょう。マクロレンズを使わなくても簡易クローズアップができる優れものです。

24mmF2に付けてみました。まず何も付けない状態の実写です。最短距離が30cmと元々近寄れるレンズです。カメラボディーはNikon5300なので24mmはやや広角ぐらい。

24
屋上で栽培しているトマトの苗です。

No2を付けました。おそらく設計は50mmレンズを考えて作られていますが、短焦点単体レンズで使えるかどうかですね。

24no2
50mmレンズに付けるより拡大率は下がりますが、それでも倍くらいにはなっています。絞りはF2開放なのでピントは浅いけどかなりシャープな画像です。

24mmF2も35mmF2も、135mmF2も300mmF2,8も仕事では開放で使うことがあった。みないいレンズでしたよ~~~。

部分を拡大します。
24no2b
細い毛にピンとがきていて、デジタルカメラでしたら感度を上げれば手ぶれなども解消します。
実に良いクローズアップレンズです。

24mmf2に付けた外観です。 24tb

2011年07月 50mm標準レンズをテスト
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20110710

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