著者はダン・ブラウン
この後書かれた、ダ・ヴィンチ・コードが世界的ベストセラーになった。
著者の父が数学者、母は宗教音楽家、彼の妻が美術史研究家で画家。それで「ダ・ヴィンチ・コード」も「天使と悪魔」も宗教と美術史が織り交じったサスペンスになっている。
主人公は美術史の学者で名前がラングストン。彼が古代美術と宗教の関係を、巧みに解いていって事件を解決する。
「天使と悪魔」は「ダ・ヴィンチ・コード」の前に書かれ、
「天使と悪魔」はラングストン・シリーズの第一作目ということです。
私は、内容の厚みと、背景の描写や登場人物の際立ち方などから、「天使と悪魔」のほうが、読み応えがあり面白かった。
舞台の設定は近未来で、活劇があるのはローマ。ローマの市内観光さながらに実在の古代建築、教会が登場します。
映画化もされ封切は今年の5月の予定。
映画化は「天使と悪魔」のほうが後になりましたが、作品としては前後が逆です、しかも面白さはコチラの方が上だと思う。文章の描写が舞台がローマだからなのか、目に浮かぶようにイメージできるのだ。描いている世界が具体的でかつ美的、幻想的です。
映画のオフィシャル・サイトURLは
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