保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

秋の史跡巡り…岡谷蚕糸(さんし)博物館

2015年10月20日 | 町内会活動、参加の記録

約50名が参加した秋の町内会行事「秋の史跡巡り」で
市の教育用バス2台を使ってここ数年では初めて高速道を経由し
約100㌔離れた岡谷蚕糸博物館を訪れました。

世界遺産になった群馬県の富岡製糸場と同じ生糸の生産工場の遺跡ですが
ここでは今も実際に機械を動かして操業している
M製糸所が併設されていることが特徴とのことでした。

*生糸(きいと)…蚕(かいこ)の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を
数本揃えて1本の糸条にしたままの絹糸のこと

今では受注生産らしい最新機械での製糸の他、木製の古い機械での
実演もされていたりして館内は繭の匂いが充満、それを嗅いで
かなり懐かしい気持ちになったのは、実は50数年前の小学校低学年の頃
S市にあるお袋の実家が製糸業に関わっていたからです。

当時、大きな倉庫の中には繭玉が詰め込まれた麻袋が山積になっていて
それに登って転がり落ちたりすることがこの上なく楽しい遊びだったので
繭の匂いが服に染み付くことは当然のことだったのです。

そして“御蚕様(おかいこさま)”の食する桑の葉を栽培する畑が一面にあったことも
よ~く覚えていますが、あっと言う間にその姿を消してしまったことは
時代の移ろいの成せるワザでした。

そういえば同時期、この辺りでは
ビールに入れるホップ畑も姿を消していてその理由は知りません。

その後、諏訪市にある「ガラスの里」で昼食。

一見して大したことがないような外観とは裏腹に
レストランとガラス製品の販売コーナーが大きくて充実していることに
正直、ちょっとビックリしながら
売る気はなく技術力を見せびらかすためだけに展示されている
直径80cm、2億円のガラス玉を眺めて来たのでした。

今年もビールをコップ3杯、日本酒はほぼ飲み放題の上
これだけ楽しんで1人3500円。

行かない手はないと思いますよぉ。

 

 

コメント
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