子供の頃は、今思えばストレス性だったのでしょうか
“神経が細やかな性格”が災いしていろいろな病を患いました。
小1、2では「急性気管支炎」で放課後の掃除は免除の上
激しい運動はダメで水泳等の授業は見学、小5か6の時には「急性胃カタル」
中・高時代は「顔面神経痛」と「アレルギー性鼻炎」と診断され
同時にずっと年に数度の風邪をひいてはその都度
扁桃腺に寄る38.6度の高熱と頭痛に悩まされる生活をしていました。
ところが大学入学とともに山国育ちの物珍しさからヨット部に入部
年間120日を太陽の光を目一杯浴びる海上で過ごすことが
転地療養の役目を果たし体質が一変、見違えるように変貌したのでした。
社会に出てからは営業職を長い期間経験した後
お金の心配をしっ放しの零細企業の経営者になったのですから
ストレスに弱い胃に良いわけがなく、50歳になって
「病気ではないがシワがよったり班点があったりしてイヤな胃です」と
医者に言われ、その数年後に「慢性胃炎」と病名が付き
結局「早期胃ガン」にまで進行し内視鏡で切除する羽目になりました。
さらにこの歳まで付き合ってきたピロリ菌ともお別れし
これで「慢性胃炎」も完治かと思いきや所見が「G・治療中」の「委縮性胃炎」に…。
要は4タイプある慢性胃炎の一つの委縮性胃炎に病名が変わっただけで
今がこうならきっと胃炎とは一生お付き合いして行くことになるのでしょう。
そして「指示・注意事項」欄には「定期健診を受診しましょう」ですと!
定期健診は50歳からずっと自ら進んで受けているのですから
敢えて“指示”していただかなくても結構で、ここは気持ち良く
「A・異常ありません」とまでは行かないまでも「B・僅かに異常を認めます」
またはせめて「C・日常生活に注意を要します」くらいの評価に
来年のドックまでの間はしていただいても良かったのではないでしょうか。
その方がストレスがなくなって「委縮性胃炎」の治療の一つになると思うのですが