ドック健診を受けるとそれにしてもまあ
病名がゴチャゴチャと数多く書かれるものですが
ほとんどの人が歳を取るに従ってこうしてドンドン病気が増える
または持病が重篤になって行くのですから
事故や災害、自殺以外は全て病死ということになるようです。
聞くところに寄ると
本来の“自然の摂理に従った老化”、つまり健康な「生理的老化」なら
女性120歳、男性115歳まで生きられるとのこと
しかし実際に目にする周りの方々の多くは男女ともに80歳代
ごくごくたまに100歳超の話題は聞くにしても
これは病気が関係する「病的老化」によるものと考えるのだそうです。
つまり、誰もが皆
自然の摂理に従った健康な生理的老化をしていないことになるわけで
そうなると、そもそも老化と病気の区別の付け方を
根本的に変えた方が良いのでは、とさえ思えてしまいます。
大体から保険が効かない遺体の検査や解剖なんて
遺族側からは事件の疑いでもなければ決して行なわないのですから
原因と断定された病気に本当に間違いはないのでしょうか。
ちなみに最近増えて気がする心不全や呼吸不全とかの〇〇不全とは
病気と言うより“状態”を指していると思うのですが
これを死因にするって素人的にはかなり適当な感じが拭えません。
そんなこんなの漠然とした疑問を内心持ちながらも
定期的な経過観察が必要だから年に1度は健診を受けましょうと
人の不安を煽りながら売上増を目論む、いわゆる不安産業の魂胆と判ってはいながら
“貴方が健康に長生きするため”と言われればついそれに逆らえない自分がいます