保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

SWANSゴーグルのミラー加工はデリケート !?

2017年03月01日 | 世の中のあんなコト、こんな事

 

このスワンズブランドのゴーグルをネット通販を利用して型落ちによる低価格で
購入したのが昨季ですので、新しくても3,4年前のモデルでしょう。

デニム風の色合いが気に入ってプライベート用として
ビッグフレームの"キスマーク製"と交互に使っていましたが
かなり前にリサイクル店で購入して何度も修理しながら主にレッスン用にしていた
"スパイ製"が修理不能なフレーム破断したため、今季から使用環境&頻度
ともに過酷なレッスン用に回していました。

シーズン途中からですので日数的にはまだ30日程度のはずです。


(こうなるとさすがに・・・)

使用し始めてすぐにレンズ面にずいぶんキズが付き易いなぁとは思っていたのですが
どうやら表面のフィルムまたは塗膜が剥がれているように見え
自動車板金屋時代の残り物のコンパウンドで磨いてみました。

かなり粒子の細かなものなので2000~3000番程度、塗装後の艶出し仕上用ですので
車のヘッドライトの黄ばみ(曇り)除去の最終磨きにも使っていました。

するとやはり、このミラー加工は簡単に綺麗サッパリ取れてしまったのです。

あまりにも軟弱なのでその作りに疑問を感じて製造元の㈱山本光学のHPから
この辺りの事情を問合せてみたのは、「訳あり・レンズにキズあり・箱つぶれ」として
楽天に出品されている、同じSWANSのミラー加工と謳われている
格安新品をもう1個買い増しするつもりだったからです。

そして数日前に品質保証部Mさんから届いたメールの回答がこちら。

お問合せいただきました弊社スノーゴーグルのレンズ表面のミラー加工の塗膜が
取れた件につきましては、レンズ表面のミラーコーティングは大変デリケートですので
ご使用いただく状態(雨・雪・水辺など水分が入りやすい環境など)によりましては
レンズ表面の目に見えないような細かな傷からミラーコーティングが
剥がれる場合がございます。

なんとまあ、現実離れした言い訳に聞こえます。

連日氷点下10℃を下回りかつ秒速5mを超える風なので
1mにつき1℃ずつ体感気温を下げると言われているのですから
氷点下15℃以下に感じられる凍て付く環境の中で
1日5時間を超える日常業務に使用されている道具が
「大変デリケート」であってもとても対応出来ませんし、それ以上に
「水分が入りやすい環境など」では「剥がれる場合がある」のでは
性能的に大いに問題があると思えてなりません。

それならば、使用に際しては晴れた日&シーズン数回のレジャーに限定し
レンズ表面には特に気を使って氷を含めて硬いものには一切
触れないようにご注意ください、とでも目立つ注意書きが必要というものです。

としても他の人が担いでいるスキーのエッジなどが当たっても
ケガをしないよう肌を隠すゴーグルの大切な役目の一つのためにも
せっかくレンズ本体の材質は極めて堅牢なポリカーボネイトを使っていながら
表面だけは脆弱だという一貫性のなさは残ります・・・。

もちろん価格的にみても高級品であろうはずもなく
極めて普通のグレードであることは推測するに難くありませんが
数多い輸入ブランドと肩を並べようとするのであれば
もう少し頑張って品質の向上に努めてもらわなければ今の位置付けを
引き上げることなど到底出来ないのでは、と
愛用者の一人としては苦言を呈さないわけには行かないのです。

その回答にはダブルレンズの内側に施す新技術による新たな製品が今季
発売されたことも補足されていました。

つまりはこの欠点を以前から把握していたことになるので
その点は救いと言ってよいのかも知れません。

ただし、如何せん2万円台後半の価格設定はちょっとばかり高過ぎます。

今のところそこまで出費してSWANSを買う気は毛頭なく
もしかしたら二の舞になることを承知の上で
レッスン用として3千円ちょっとの格安新品をまた購入してしまいました。

5日(日)午後から始まる4日間のレッスンが初下ろしになるでしょう

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