先日の市会議員T主催、春秋の年2回のマレットゴルフ大会は
コロナの影響で1年振りの開催になりましたが、参加者は
平時の半分程度の40人、スタッフ1~2人以外は全員がお年寄りです。
当然の如く参加者は男女を問わずスポーツにはつきものの
ヴィヴィットカラーなど一人も見当たらず
"自然と一体化した色合い"の皆さん方でした。
女性でさえ歳を取ると、いわゆる地味な服装が増えることは
30歳まで携わった実家手伝いのアパレル店時代から感じていました。
支店展開していた"ミセスの店"の最大仕入れ先が
プリント柄ブラウス専門の卸店だったことから窺えるように
ミセス体型11&13号のプリント柄や無地の暗色系アースカラーが
売れ筋の主力で、一見すると同じにしか見えない
地味な柄&色が本当に良く売れました。
若い人が着こなす時これはこれで素敵ですが
皮膚が黒ずんだり皺によって茶色に見えてしまう年寄りが
若い頃と同じつもりで花や草そして土などの色に包まれていたのでは
生きているうちにすでに土に帰ってしまっているようなもので
まさに「地(土の)味(おもむき)」そのもの。。。
私自身を含めて早い話が"見た目が汚くなっている"のですから
せめて着るものは華やかで綺麗な色に変えていくことで
ご自身の気持ちのみならず周囲の方々にも
明るい気持ちになってもらえるに違いないと思うのです。
色には間違いなく気分を変える力があるはずですから。
ただしこれ、50代から少しずつ慣れて行かないと無理な話で
突然そんなことをしようものなら身近な子供や孫はたまた友人から
「どうしたの?」「ヘン!」「似合わない!」と一蹴されるのがオチ。
ピンクなら淡いピンクからサモンピンクやローズピンクへ
ブルーなら淡いサックスや濃いネイビーからターコイズへなど
数年に渡って徐々に慣れて行くというコツを掴むと
意外に簡単に移行できてしまいます。
ヴィヴィットカラー:活力にあふれ生き生きしたという
意味があり「活気・若々しさ・自己主張・明るい・元気な」
などのイメージが連想される色とされる。
赤や緑、青などの原色やショッキングピンクなどの
ネオンカラーなど彩度の高い印象の強い色を指す。
まずは周囲の人にその意向を理解してもらい協力が得られれば
そして彼らが選んでくれるようになればさらにベターかも。
誰もが「年寄り」「老人」と呼ばれながら30年超をかけて
朽ちて行くのですから、せめてそう呼ぶことが憚れるような
ファッションをこの間、目一杯楽しみましょうよ
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