安くて小さな部品でも
壊れているとかなりの不便を感じるものがあります
部品名は自動車メーカーによって必ずしも同じではありませんが
ダイハツでは「ドアチェック」と言うようで
ドアを開ける時にコクン、と一段引っ掛かる感じのアレで
仕組みや構造は必ずしも一緒ではありませんが
「ドアが一気に開かないように、そして勝手に戻らないように」
“抵抗を”付けている部品です。
降りる際に、風に吹かれてドアを隣のに当ててしまう経験は
多くの人がしていると思いますが
これがないとエライ勢いでドアを持って行かれて
ひどい凹みを付けてしまいます
仕上げ作業はもちろんドアを開けっ放しでしますから
逆にいちいちドアが閉まってきて若者風に言うと「ウザイ」のなんの
部品代は僅か1760円なのですが
工場で直すとドアの内張りを外して中からの作業がありますから
7000円くらいにはなってしまうかもしれません。
それにしてもこのままですと
乗り降りの際に結構、不便だったの思うのですが
一般の方はこの程度ので直ることをまずご存知ありません。
古い造りや外車では、これを「溶接」で固定しているものもあり
この場合は厄介で簡単ではありませんから高額な出費になってしまいますが
今時の国産車はこの程度でほとんど修理可能なはずで
我慢なさる必要は全くないと思います。
クルマにはこうした“壊れると不便”な
訊いてみると意外に安く、サモナイ部品が数多くあります