保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

「ABSが付いていない」・・・!?

2009年09月24日 | クルマ販売と板金修理の実録

 

兵庫県のY様にご購入いただいたアトレーワゴンでしたが
付いていると信じ込んでいた『ABS』が
なんと「付いていない」とご連絡があったのです

『ABS』の有無は
インジケーターランプと油圧配管の出ている油圧発生装置の2つで
確認できるのですが、この装置の付いている場所は
ボンネット車は間違いなくエンジンルームにあるのですが
特に軽の箱バンはどこにあるのか車種によってマチマチだから
インジケーターランプで確認することが多く、一方
『エアバッグ』はハンドルと助手席前ダッシュボードを実際に見て
その有無、そしてシングルかダブルかを確認しています。

「ABSの有無」を見るつもりでキーを回して
余分なインジケーターが点灯していたから、
もともと『ABS』はオレンジ、『エアバッグ』は赤ですから
本来間違えるはずがないのですが
ついつい勘違いしてしまったのかもしれません

アトレーはボンネットを開けて油圧発生装置を見れば一目瞭然らしいのですが
三菱のタウンボックスなどはボンネットさえ開かない構造ですし
2ヶ月前のホンダバモスはどこに付いていたのか
インジケーターの点灯のみの確認で
この装置は見ないままお売りしています

別の話ですが、ベンツのAクラスでは取説が載っていなかったばかりに
運転席足元のフロアマット下にあるバッテリーの場所を探し出すのに
30分はかかってしまったように
小さな車の工夫された造りにはいろいろ苦労させられます

1台の出品ページの作成に際しては、もちろんこだわりのある内外装仕上げ
標準装備やオプション装備の有無、作動確認、写真撮影と掲載等々
かなりの労力と時間を費やすので、1度思い込んでしまうと
再確認することは極めて困難な状況になります。

セレナの2WDを4WDと思って売ってしまったり
デリカのガソリン車をディーゼル車と思って仕入れて軽油を補給したり
仕入れたあとでエアコンが付いていなかったり
正直、過去には色々あったのですが
最近はこうした“重大なミス”はなかったのですが…。

当初Y様がご要望になった「中古ABSの後付」は聞いたことがありませんし
もちろんやったこともありませんので
『全て当方負担の全額返済による返品』を申し出ましたが
「他は気に入ったから」と
僅かな値引き対応にてお許しいただくことになりました。

そもそも今回のお取引は“ビックリ”の連続で
1ヶ月間探していてなかったものが出品されていてY様がビックリ
出品後57分で落札されて私がビックリ
そして“寝耳に水”の今回のお話でまた私がビックリ…。

これでもう、この車に関する“悪しきビックリ”はないことを祈りつつ
改めてY様にお詫びの言葉と、寛大なお気持に感謝を申し上げますとともに
今後の出品に関しては充分注意することを誓う次第です

 




 

 



 

 

 

コメント
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