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高倉健さんの残影を求めて(幾寅駅)

2015-03-22 00:30:27 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 ここは幾寅駅のホーム。

 1998(平成10)年冬撮影。映画の世界では幾寅駅を終着駅の「幌舞駅」として設定。終着駅らしく、線路の先に雪がかぶっていました。撮影が行われた日も根室本線として運行されたはずですが、汽車が来ない時間帯を選んで撮影が行われたそうです。

 ホームで雪かきしていたら、幻の少女が現れてきました。

 ちょうど、このあたりでしょうか・・・。

 昭和8(1933)年竣工の駅舎なので、雪の重みでつぶれないようにあとから補修されているようです。(先日の記事に明治の建物と書いてしまいましたが、いろいろ調べてみたら、昭和8年でした)
 駅舎の左側に見える立派な建物は観光案内所も兼ねている南富良野町情報プラザ。駅のお手洗いはかなり古いので、情報プラザのお手洗いに行くようにと張り紙があります。
 デジタルビデオカメラを置き忘れてしまいました!ヘルプですっ!!とファックスしたところ、情報プラザの職員さんがいち早く対応してくださいました。感謝です。「見つかりましたっ!!」と朝一でファックス&メール、両方の手段で知らせてくださいました。

 「幌舞駅」の看板が目立ちすぎていますが・・・JR北海道の幾寅駅の看板が正しいです。みどりの窓口の端末で「幌舞」を出そうとしても、実在しない駅なので、発券はできません。「幾寅」は発券可。旧釧路鉄道管理局管内なので、4文字の電報略号は「クシトラ」。今の時代、イクを入力しただけで自動的に「幾寅」と駅名候補がフルカラーのディスプレイに表示されますが、白黒と緑色しかなかった昔は「クシトラ」を入力しないと「幾寅」に変換できず。今の端末なら、目的地までの経由も自動的に何通りか表示、指でタッチするだけで簡単に発券。昔は、3文字の線名(例えば山陰本線は「サンイ」、鹿児島線は「カコシ」、中央東線は「チユト」、総武線は「ソウフ」などなど)を間違いなく目的地の駅までつながるように正しく入力しないとエラーになり、なかなか発券できず。昔の端末はまるで謎解きパズルのようなものなので、私がいつもリクエストする変な駅から変な駅行きは駅員さん泣かせかも知れない。幾寅駅の話はこれで完。次は・・・占冠(しむかっぷ)駅です。
コメント
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