三陸鉄道の観光案内所でいろいろ交渉。旅先での観光案内所は親身になっていろいろと相談に乗ってくれるので、本当に助かります。
今までお世話になった観光案内所は小笠原村観光協会（母島に直行する予定だったのに、ははじま丸が欠航。当日宿泊できるところを代行手配）、伊豆大島観光案内所、神津島観光案内所、新島観光案内所、
式根島観光案内所、御蔵島観光案内所、八丈島観光協会、青ヶ島村役場（総務課窓口は観光案内も兼ねている）、北海道江差観光コンベンション協会、そして、今回の窓口は三陸鉄道の切符売り場を兼ねた、久慈広域観光協議会。久慈市観光物産協会は道の駅、久慈の中にあり、組織は別々。レンタサイクルの問い合わせなどで、少し混乱してしまいました。
あまちゃんのロケ地、袖が浜海岸こと「小袖海岸」へは、久慈駅からおよそ９キロ先。アクセス手段は、土日祝日、ゴールテンウィークやお盆期間はマイカー規制。規制されている間は、臨時バスが出ているという情報入手。３月３１日にＪＲの窓口で購入した、４月２７日（日）乗車予定のレール＆レンタカーはマイカー扱いなので、レンタカーでは小袖海岸へは行けない。レンタカー券は取り消して、「みどりの窓口」に返却。ＪＲのレール＆レンタカーは、ＪＲ線と駅レンタカーを連続した行程で利用し、片道、往復、連続乗車のいずれかで２０１キロ以上の利用で、新幹線と特急と同時に予約すると、乗車券、新幹線と特急料金は１０％割引になります。しかし・・・・、年末年始（１２月２８日～１月６日）、ゴールデンウィーク（４月２７日～５月６日）、旧盆（８月１１日～２０日）は割引適用外でした。もちろん、新幹線特急券は「レール＆レンタカー割」印字なし。
レンタカー券は返却してしまったし、４月２８日は臨時バスで小袖海岸へ観光・・・と思ったら、「４月２８日は臨時バスが出るとご案内しましたが、この日はカレンダー通りで平日です。臨時バスや、１日２回出ています観光バスも運休になります。わかりづらいご案内で申し訳ございませんでした」とメールが。あのな・・・４月２８日は平日とはいえとも、ゴールテンウィーク期間中だって認識する人もいる。臨時バスのご案内を見ても、わかりづらい。ちゃんと、期間中の日程表を記載し、定義や見当違いを防ぐため、この日は運行するしないなどの○や×をつけて欲しいってば。
友人と丹念に事前打ち合わせ。２８日の月曜日はマイカー規制ではないので、レンタカーが空いていれば、借りる。レンタカーがダメならば、レンタサイクル。しかし、朝９時からだと間に合わないので、前日のうちにお借りすることはできるか、交渉。
「明日（２８日）はレンタカー借りられますか？」
「申し訳ございません。予約が入っております」
「では、明日の朝７時ころ、レンタサイクルで小袖海岸へ出発したいと思います。借りられるのは９時からなので、間に合わないですよね。今、お借りして、２日続けて使いたいですが・・・」
奥へ行って、上司らしき人と相談。
「はい、本来なら朝９時から夕方の６時まで１日貸しなんですが、特別に２日続けてのご利用はできます」と交渉成功。
窓口にいた女性の方は、筆談に慣れているらしく、スラスラと書いてくれたので助かりました。
交渉している間、友人がパチパチと撮影。
三陸鉄道の運賃表。
久慈から三陸鉄道北リアル線～ＪＲ山田線～南リアル線各駅行きのＪＲを挟んで連絡運輸切符は買えるはずなのに、ＪＲは震災の影響により、分断。× × × ×マークが目立っていました。
ここでも、あまちゃんブームが終わらず、あまちゃんグッズばかり。
レンタサイクルをお借りして、昭和２８（１９５３）年に建てられた、レトロっぽいつたや旅館へ。
久慈駅のまわりに比較的新しいホテルが建っていますが、ドラマに出ていた天野家は昭和のレトロっぽい建物。だから、この宿を予約。昭和の面影が残る宿に泊まるなんて、わくわくします。
チェックインはおとなりの喫茶店でお願いしますと玄関に看板が立っていたので、おとなりの喫茶店に行ってみました。
マスターが現れてきて、お部屋までご案内してくれました。
旅館の廊下。昭和の雰囲気が漂い、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
マスターが自慢するような顔で「あなたたちのお部屋は高見関盛がお泊りになられたお部屋でございます」と。
「ええええーっ、お相撲界の有名人が泊まられたお部屋を私たちが使っていいんですかね！？」最高峰のお部屋にしてくださった、マスターに感謝！！
お部屋では、生け花や、３２型パナソニック地デジ対応テレビ設置。
しかも、昭和のレトロっぽい旅館に似つかないほど、無線ＬＡＮのＷｉ－Ｆｉ完備。アンテナマークは「フル」なので、くまなく電波は届いています。
