ひびレビ

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相棒16 第2話「検察捜査〜反撃」

2017-10-26 07:35:43 | 相棒シリーズ
相棒16 第2話「検察捜査〜反撃」

 田臥の「捜査するな」という警告が罠だと知りつつも、捜査を続行する右京と冠城。再度平井の家を調べていると、オーダーメイドの風呂敷に包まれた既成品の浴衣が見つかった。それは三番目の妻が死亡時に着ていたものと思われるが、これまでの妻殺害には高級品を使っていたこと、加えてそれ以外の衣服は全て焼却されていたことを右京は疑問に思う。
 平井の脅迫によるデタラメな自供があったとすれば、それは三番目の妻殺害についてでは無いか。突発的な犯行だったからこそ高級品を準備出来なかったのではないか。右京の推理は田臥を通して平井に伝わるも、平井は依然として全ての供述がデタラメだと主張する。

 田臥がどうにかして不起訴や無罪を勝ち取れないかと画策する一方、右京は風呂敷を手掛かりに別の真実にたどり着いていた。あの風呂敷が平井の弁護士・与謝野のものであることを突き止め、「風呂敷にはその人に返却するものを包む」ということから浴衣も与謝野が購入していることが明らかとなる。平井が語った三番目の妻殺害の筋書きは、与謝野が考えたものであり、実際は突発的な犯行だったのだ。

 結果として平井は一旦は不起訴となるも、与謝野が犯人隠避により逮捕されたことに伴って平井も追い詰められていく。特命係への告訴も無くなり、上の思惑で捜査権は与えられていたことになったが、田臥が法を破る特命係を目の敵にすることは変わらず、右京はいつでも受けて立つと田臥、ひいては日下部に宣言するのだった。

 特命係の指揮を引き受けた峯秋。青木に興味を抱く日下部。特命係を取り巻く環境は変化を始め…


感想
 結局平井の妻殺しの理由は「不要だから」というシンプル極まりないものだった模様。供述がどこまで真実だったのか、脅迫はあったのかなどは明確にされませんでしたが、それでも別の視点から事件を捉え、軽口を叩き余裕を見せていた平井も何も言えなくなるほど追い詰められる事に。この流れは意外で面白かったです。

 解決のきっかけは風呂敷と浴衣。自分が不要だと判断したものは妻であっても処分してしまう平井ですが、一方で他人から借りたものについては不要かどうかの判断を下さず、返すのをルールにしていた模様。自分のルールに従いすぎたあまりの犯行発覚でした。

 今回は辛酸を舐めることになった田臥ですが、今後も仕掛けてくることでしょう。やけに悔しさを滲ませていましたが、それほど立件できなかったことが悔しかったのか、あるいは日下部の期待を裏切ってしまった自分に失望したのか・・・
 上の方で蠢く特命係と峯秋排除の動き。青木に興味を持つ特命係など、シリーズ通しての敵というか相手とどう渡りあっていくのかも楽しみにしつつまた次回。

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