ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

電光超人グリッドマン 第39話(最終回)「さらばグリッドマン」

2019-12-31 06:25:52 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第39話(最終回)「さらばグリッドマン」

 遂に動き出した魔王カーンデジファーは、武史のコンピューターを基点として着々とコンピューターワールドの侵略を進めていった。武史のコンピューターのセキュリティが出来ないため、直人たちはジャンクにカーンデジファーをおびき寄せることに成功するが・・・
 グリッドマンとカーンデジファー、最後の戦いが今始まる!

感想
 ラスボスを誘き寄せる方法が「挑発する」という何ともアナログな方法でしたが、カーンデジファーにこうかはばつぐんだ!そこら辺、武史と似たもの同士だったんですね・・・

 さて今回は遂にグリッドマン最終回!でもゆかの兄はいつも通り!(笑。この期に及んでキャラ濃すぎませんかね、あの兄さん・・・
 危険を顧みずジャンク内での戦いを挑んだものの、カーンデジファーには力及ばず。それどころかアシストウェポンのデータが破壊されてしまうという事態に陥ってしまいました。「なんかゴッドゼノンに似た建物が壊されたなー」と見ていたら、まんまゴッドゼノンのデータが壊されていたわけですね。ジャンクにおびき寄せるということは、かなりリスクのある作戦だったと・・・

 アシストウェポン総動員(バリアシールドのみ)でもカーンデジファーには敵わない。しかし、カーンデジファーが武史のパソコンから来たということは、今ならば武史のパソコンにアクセスできるということ!という発想は面白かったですね。目の前のカーンデジファーを倒すよりも先に、現実世界の危機を救おうとするグリッドマンの冷静さ、そしてうっかり戸締りを忘れてしまうカーンデジファーのおっちょこちょいっぷりが光ります(汗。

 そんな中、遂に武史も目を覚まし、自分のパソコンごと「カーンデジファー」を葬り去る作戦を実行。直人とグリッドマンを信じた作戦は無事に成功し、カーンデジファーは消滅・・・ラストの特別な必殺技、カッコよかったですね。具体的な光線発射ポーズが気になるところですが・・・この感覚、ネクサスのダークザギのライトニング・ザギを思い出しますねぇ・・・あれ、未だにどういうポーズで出してるんだか分かりづらくて・・・

 そして訪れる別れの時。グリッドマンから武史へ「君はもう一人じゃない」と、OPの歌詞にある言葉を伝えたのが印象的でした。「誰もがみなヒーローになれるよ」の歌詞どおり、最後は武史も立派にヒーローになれたわけですね。自分の心の醜さを認め、ゆかへの手紙を自ら破り捨てた武史。最後に見せた笑顔は、これまでのように誰かをあざ笑うものではなく、心からの喜びにあふれたものでした。


 そんなこんなでグリッドマン全39話を無事視聴しました。見たことがあるようなないような・・・という感じの作品でしたが、アニメのグリッドマンの放送の影響もあってか、こうして今の時代にテレビで見ることが出来て嬉しかったです。
 まだ今ほど家庭にコンピューターが浸透していない時代に、コンピューターの便利さと暴走した際の危険性などを描いた点は凄いですね。

 グリッドマンと共に戦い続けた直人の勇気、一平のひらめき、ゆかの優しさと判断力、そして武史の決断。最終決戦でアシストウェポンのデータは破壊されてしまいましたが、グリッドマンにとって常に最高のアシストをしてくれていた直人たちがいる限りグリッドマンは一人ではなく、故に勝利をつかみ取ることが出来たのだと、そう感じた最終回でした。

 終わってみれば何だかあっという間だった気もしますが、ともあれ9か月間とても楽しかったです。いや本当、天候不順で録画失敗!なんてことがなくて良かったですね・・・あんまり近くのレンタル店で見かけないもので・・・(汗。
 ありがとうございました!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 仮面ライダー555 第37話 | トップ | 2019年の締めくくり »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最後までアクセスフラッシュ!! (ロンドン)
2019-12-31 23:23:04
 この記事から、2019年最後(というより、2020年最初になるのでしょうか?)のコメントをさせていただきます。

 電光超人グリッドマンの全話感想お疲れ様でした。

 正直に言うと、自分は本編よりもこちらの感想の方をよく見ていた様な気がします(汗)

 最初に見た時は、グリッドマンと共に戦う直人達3人の物語だとばかり思ってました。
 しかし、終盤まで見続けていくうちに、敵であったはずの武史が、かつて子供の時に夢見ていた、「本当になりたい自分」へと変わっていく物語であるかの様に思えました。

 最終的にラスボスであるカーンデジファーに勝利し、直人達から去っていったグリッドマン。そこから長い年月を経て、アニメという形で視聴者の前に帰って来たのです。これは、当日グリッドマンの活躍を見ていた人達にとっては、この上ない喜びだったんだと考えられます。

 そのアニメ版の方ですが・・・どうやら新作(続編では無いと明言されてますから、同じ世界観で始まる、新たな物語なのかもしれません)が作られるみたいなので、そちらにも期待が持てそうです。

 グリッドマン最初の物語を第1話から最終話までの感想を書いていただき、本当にありがとうございます。

 2020年も無理しない程度に頑張って下さい。
返信する
ロンドンさんへ (アル)
2020-01-01 18:22:23
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

〉しかし、終盤まで見続けていくうちに、敵であったはずの武史が、かつて子供の時に夢見ていた、「本当になりたい自分」へと変わっていく物語であるかの様に思えました。
武史が最後の最後まで敵であるのではなく、なりたかった自分を思い出し、夢にまで見たヒーローになれて良かったなと感じました。一度武史のそっくりさんを出していたのも良かったですね。

〉そのアニメ版の方ですが・・・どうやら新作(続編では無いと明言されてますから、同じ世界観で始まる、新たな物語なのかもしれません)が作られるみたいなので、そちらにも期待が持てそうです。
人間態があるのか、あるとすれば2人の合体なのか・・・グリッドマンやグリッドナイトは出るのかなど、色々気になりますね。

〉グリッドマン最初の物語を第1話から最終話までの感想を書いていただき、本当にありがとうございます。
こちらこそ、読んでいただきありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。