ひびレビ

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相棒18 第7話「ご縁」

2019-12-11 07:57:22 | 相棒シリーズ
相棒18 第7話「ご縁」

 伊丹の婚活現場にたまたま居合わせた右京と、気になって見に来た芹沢。そんな芹沢のもとに、アポ電強盗が発生したと連絡が入る。犯人グループは被害者の息子のことをよく知っているようだったが、冠城の調べにより実際の人物像とは異なることが発覚。
 そこで右京は被害者も所属している、親同士が代理で会う婚活パーティーを開催する「縁麗会」から情報が漏れたのではと推測。プロフィールシートを交換した阿久津貴子、津田保と接触を図るべく、右京は「青木の父親に世話になった」という彼のプロフィールを使い、代理婚活パーティーに潜入し・・・


感想
 登場は一瞬で、本筋とも関係はありませんが、津田(秋山)の同僚(先輩?)の工事現場の誘導員、足を怪我している彼に対して「遅いなお前」「周りのこと考えたことあんのかよお前」と、めちゃくちゃ厳しいのが印象に残ってしまいました。彼に一体何が・・・

 さて今回は青木を使って代理婚活パーティーに潜入し、そこから特殊詐欺グループの情報の出所を突き止めるお話。捜査が進むにつれて、情報を漏らしていた人物の悲しい過去と現在が明らかになりました。
 妻を亡くし、娘を亡くし、更には残された金すらも奪われた。しかし一方で子供がいて、金もあって、その上金を払って婚活パーティーに参加している親もいる。彼の「不公平だ・・・」には相当な妬みや辛さがこもっていましたね。
 世の中は不公平であり、それ故に犯罪に手を染めてしまった今回の犯人。ですが、特殊詐欺グループに情報を漏らす一方で、足が悪いながらも工事現場の作業員を務めているところを見ると、右京さんの言う「良心」は確かに残っていたように感じます。相手からの報酬だけでは暮らせない、という理由からかもしれませんが、それでもまだ汗水たらして働こうという思いが残っている点は立派だと、そう感じました。

 また、事件解決にあたっては中園参事官も尽力。自宅を提供し、更には被害者を完璧に演じ切ることで、見事逮捕に至りました。相変わらずの特命係に怒りつつも、自分の努力が認められたら嬉しそうにしていたのが印象的です。「杉下ぁ・・・冠城ぃ・・・!」と感極まっているのがひしひしと伝わってきました。なかなか立場的に褒められることはそう多くないかもしれませんしね・・・
 そこからの各課連携しての逮捕劇もまた良かったです。

 あとは勝手にプロフィールを使われた青木ですが・・・彼に関しても最後に何か一つ欲しかったですね。一緒に飲んで盛り上がった女性の逮捕に嘆いたりとか、まだ阿久津の娘に未練が残っていたりとか、婚活パーティーに参加するようになったとか・・・最後は無いか。

 
 そんなこんなでまた次回(先週放送済み)。前後編だそうなので、まとめて感想を書くことにします。

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