ひびレビ

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仮面ライダー剣 第7話

2020-05-18 07:20:07 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第7話

 謎の組織を率い、始とも面識のある人物・井坂。剣崎を捕らえ、橘を圧倒し、そして天音らを人質に始を自らの研究施設に連れ込んだ井坂の目的とは一体何か。訳も分からぬま体を調べられ、果てはトリロバイトアンデッドとの戦いを要求される剣崎。
 一方、未だ恐怖心を捨てきれない橘の心に、虎太郎の言葉が響くが・・・?

感想
 ニコニコ動画のコメントにあった「デンライナーみたいな逃げ方」には笑ってしまった第7話。結構長い間車にしがみついていたんですかね、橘さん・・・知らないところに連れて行かれて迷子になるんじゃないかと一瞬不安になってしまいました(汗。

 さて今回は井坂らによって捕らえられた剣崎は、体細胞や「カテゴリーAとの融合係数の変動値」について調べられていました。これについては人間がアンデッドと戦う際には有益な情報かもしれませんが、井坂たちにとってどういう利益を生むんでしょうね?如何にしてブレイドやギャレンの融合係数を下げるかを考えているんですかね。あるいはライダーシステムを悪用するべく、融合係数が上昇する条件を把握することで、それに適した被験者を選抜しようとしているのかなーと。
 
 井坂たちの目論見が自分とトリロバイトアンデッドとの戦いだと教えられた剣崎は、当然それを拒絶。が、拘束が外れた途端に変身して戦闘開始!・・・言ってることとやってることが違う(汗。でも戦う場所を変えるとなれば一般人を巻き込むかもしれず、ここで逃げて更なる被害が出ることは剣崎も望んでいないでしょうし、となれば戦わざるを得なかったんでしょうね・・・

 今回の剣崎は、怒りで融合係数が上昇。一方の始もその戦いを見て昂ってしまい、その勢いのままカリスに変身して剣崎と戦闘開始。でもカードをスラッシュする際の手が震えていたところを見ると、感情をむき出しにしつつも何かを押さえつけようと必死になっている様にも見えます。
 後に広瀬さんが剣崎の周辺をスキャンした際には「アンデッドが3体」という状況でしたから、カリスに変身しても始はアンデッド判定なんですね。また、ブレイド、ギャレンの反応は拾っても、カリスの反応だけは拾っていないようですし・・・BOARDの0号ライダーとかそういう立ち位置でも無いっぽいカリスとは一体何なのか・・・

 そして虎太郎の「怖さを知らない人間は、一生懸命生きないよ。心配のない人間は、人を好きにならない」という言葉で吹っ切れたかと思いきや、まさかのメンタル絶不調継続中の橘さん・・・あぁ、橘さんがめちゃくちゃ怯えているのって、この話だったのか・・・見たことないのに見覚えのある顔でつい笑ってしまうんですけども、橘さんの恐怖心が如実に伝わってくる素晴らしい表情だと思います。虎太郎相手にはやや強気でしたが、その直前で広瀬さんに電話していた時の弱々しさも印象的ですね。

 虎太郎の言葉に動かされたわけではないと言いつつも、内心めっちゃ動かされている橘さん。けれども恐怖心をぶっ飛ばすことは出来ず、融合係数は下がり続けて敢え無く敗北。恐怖心をぶっ飛ばすのではなく、受け入れて、その上で一生懸命生きる、戦うことが大事だったんですかね・・・良いとこなしの橘さんと、井坂の思惑通りに進む実験。果たして剣崎と橘さんは負のスパイラルから抜け出すことは出来るんでしょうか・・・

 そんなこんなでまた次回。
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