ウルトラマン80 第7話「東京サイレント作戦」
地上で猛が飽きっぽい生徒たちにバンド活動を通して集中力を養わせている一方、上空では旅客機が謎の墜落に見舞われていた。それは特定の音を好み、エネルギー源とする騒音怪獣ノイズラーの仕業だった。音に敏感なノイズラーにはUGMの攻撃も当たらず苦戦を強いられる。そこで猛は東京の音を消すサイレント作戦を提案するが・・・
感想
「あぁ、生徒たちがご近所迷惑顧みずバンド活動をしていることを校長・教頭先生に知られた猛が怒られて、そこから猛の教育が始まるんだろうなぁ・・・」と思っていたら、もしかすると誰よりもバンド活動を楽しんでいたっぽい猛に笑ってしまった第7話。
というわけで今回は「音」が鍵となるお話。旅客機や新幹線の音を好んで現れた騒音怪獣ノイズラーですが、一方でUGMの戦闘機の音は苦手ということもあってか、敏感に反応し攻撃を回避。その後気球と地上部隊の攻撃が当たっていたことからも、よほど嫌いだった、敏感だったことが分かりますね。
そんなノイズラーの特性にいち早く気がついた猛は「ただちに東京エリアのあらゆる音を消すことは出来ませんか!?」と、割ととんでもないことをオオヤマキャップに提案していました(汗。もしこのノイズラーがウルトラマンタロウに出ていたら、ZATは多分ノイズラー専用のヘッドホンか耳栓を作って、どうにかこうにかノイズラーの耳にはめようとしていたと思います(笑。
当初は動揺していたオオヤマキャップですが、四方八方をどうにかこうにか説得してそれを実現・・・周辺の協力あってこそですが、猛へのオオヤマキャップの信頼、オオヤマキャップに周囲が寄せる期待や信頼というものも感じられます。
怪獣を倒すためとはいえ、いきなり一切の音を出すなと言われたら混乱は避けられず。満足のいく対策を取れないまま、オオヤマキャップも苦渋の決断を迫られることとなりましたが、時間が無い中で最善と思われる策を良く打ち出したものだなーと。やっぱり頼れるオオヤマキャップ。
が、そんなサイレント作戦のことなどつゆ知らず、一分一秒でも早くバンド活動をしたい生徒たちによってノイズラーは覚醒したわけですが・・・UGMの攻撃の回避行動を見ていても「見た目のわりに可愛い動きするなー」と思っていたのですが、生徒たちの演奏にノリノリになるノイズラーはより一層可愛らしかったですね。自分に気づいて逃げ惑う生徒たちの後を追っかけていたノイズラーの姿は、彼らの音楽を誰よりも楽しみにしているファンのようにも思えました。
その後の80との戦いでは、まさかの音がきっかけで戦いは決着。前述の行動から倒して欲しくない怪獣だと思うようになっていたので、ああいったラストを迎えられて何よりでした。でも、音をエネルギー源にしているノイズラーは宇宙でどうやって生きていくんでしょうか・・・ノイズラーの耳ならば、人間では捉えきれない音も感じ取っていたりするんですかね・・・で、たまたま近くにあった地球から色んな音が聞こえてきたから立ち寄ったとか。
オチはちょっと意外といえば意外な感じ。てっきり「今度あいつが来た時に、もっと良い演奏しなくちゃな!」的な感じで終わるかと思っていたのですが。
また、今回はUGM隊員の言動や行動にも気になる点がありました。離陸時・飛行時いずれも騒音を出す旅客機の墜落事故の一報を受けた時には「国際世論を無視した報いだ」と割と冷ややかな態度を取っていたり、子供たちが近くにいると教えられながらもノイズラーが油断していることから「よーし今のうちだ!」と攻撃を仕掛けたりと、割と辛口で好戦的だなぁ・・・と。
そんなこんなでまた次回。
地上で猛が飽きっぽい生徒たちにバンド活動を通して集中力を養わせている一方、上空では旅客機が謎の墜落に見舞われていた。それは特定の音を好み、エネルギー源とする騒音怪獣ノイズラーの仕業だった。音に敏感なノイズラーにはUGMの攻撃も当たらず苦戦を強いられる。そこで猛は東京の音を消すサイレント作戦を提案するが・・・
感想
「あぁ、生徒たちがご近所迷惑顧みずバンド活動をしていることを校長・教頭先生に知られた猛が怒られて、そこから猛の教育が始まるんだろうなぁ・・・」と思っていたら、もしかすると誰よりもバンド活動を楽しんでいたっぽい猛に笑ってしまった第7話。
というわけで今回は「音」が鍵となるお話。旅客機や新幹線の音を好んで現れた騒音怪獣ノイズラーですが、一方でUGMの戦闘機の音は苦手ということもあってか、敏感に反応し攻撃を回避。その後気球と地上部隊の攻撃が当たっていたことからも、よほど嫌いだった、敏感だったことが分かりますね。
そんなノイズラーの特性にいち早く気がついた猛は「ただちに東京エリアのあらゆる音を消すことは出来ませんか!?」と、割ととんでもないことをオオヤマキャップに提案していました(汗。もしこのノイズラーがウルトラマンタロウに出ていたら、ZATは多分ノイズラー専用のヘッドホンか耳栓を作って、どうにかこうにかノイズラーの耳にはめようとしていたと思います(笑。
当初は動揺していたオオヤマキャップですが、四方八方をどうにかこうにか説得してそれを実現・・・周辺の協力あってこそですが、猛へのオオヤマキャップの信頼、オオヤマキャップに周囲が寄せる期待や信頼というものも感じられます。
怪獣を倒すためとはいえ、いきなり一切の音を出すなと言われたら混乱は避けられず。満足のいく対策を取れないまま、オオヤマキャップも苦渋の決断を迫られることとなりましたが、時間が無い中で最善と思われる策を良く打ち出したものだなーと。やっぱり頼れるオオヤマキャップ。
が、そんなサイレント作戦のことなどつゆ知らず、一分一秒でも早くバンド活動をしたい生徒たちによってノイズラーは覚醒したわけですが・・・UGMの攻撃の回避行動を見ていても「見た目のわりに可愛い動きするなー」と思っていたのですが、生徒たちの演奏にノリノリになるノイズラーはより一層可愛らしかったですね。自分に気づいて逃げ惑う生徒たちの後を追っかけていたノイズラーの姿は、彼らの音楽を誰よりも楽しみにしているファンのようにも思えました。
その後の80との戦いでは、まさかの音がきっかけで戦いは決着。前述の行動から倒して欲しくない怪獣だと思うようになっていたので、ああいったラストを迎えられて何よりでした。でも、音をエネルギー源にしているノイズラーは宇宙でどうやって生きていくんでしょうか・・・ノイズラーの耳ならば、人間では捉えきれない音も感じ取っていたりするんですかね・・・で、たまたま近くにあった地球から色んな音が聞こえてきたから立ち寄ったとか。
オチはちょっと意外といえば意外な感じ。てっきり「今度あいつが来た時に、もっと良い演奏しなくちゃな!」的な感じで終わるかと思っていたのですが。
また、今回はUGM隊員の言動や行動にも気になる点がありました。離陸時・飛行時いずれも騒音を出す旅客機の墜落事故の一報を受けた時には「国際世論を無視した報いだ」と割と冷ややかな態度を取っていたり、子供たちが近くにいると教えられながらもノイズラーが油断していることから「よーし今のうちだ!」と攻撃を仕掛けたりと、割と辛口で好戦的だなぁ・・・と。
そんなこんなでまた次回。