ひびレビ

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ウルトラマン80 第8話「よみがえった伝説」

2020-05-22 07:56:52 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第8話「よみがえった伝説」

 猛たちは石倉山の鍾乳洞の見学に訪れるが、そこでは考古学会の異端児と呼ばれるヒビノ博士が、かつて光の巨人に封印された伝説の怪獣タブラの存在をUGM隊員に主張していた。博士は先の地震の影響によるタブラ復活を予見しており、果たして怪獣タブラは復活した!

感想
 猛曰く光の巨人がウルトラマンだとすれば、遠い祖先かもしれないとのこと。何千、何万年と生きるウルトラマンにとっても、3000年前の祖先は「遠い祖先」感覚なのかなーと。ウルトラマンの成人年齢って何歳ぐらいなんですかね・・・

 さて今回は石倉山に封印されていた復活怪獣タブラとの戦いが繰り広げられたわけですが、何故光の巨人はタブラにトドメを刺さずに、封印するだけに留めたのか・・・
 もしかすると3000年前の地球には人間のみならず、タブラの同族が他にも生息していたかもしれません。となると人間とタブラ、どちらがこの星で反映していくかを部外者?である光の巨人が勝手に決めるわけにもいかない。なので、とりあえず強大な力を持つタブラを封印し、その封印が解けるまでの間にタブラに対抗できる力を人間が手に入れられるかどうか様子を見ることにした・・・という感じでしょうか。
 また、ヒビノ博士によれば「光の巨人は普段は人間の姿をしている」という伝説もあるとのことですから、案外光の巨人は普段は人間として暮らしていて、近くで地球の行く末を見守ってくれていたのかもしれませんね。

 今回は珍しく「教師」矢的猛と、UGM隊員が関わることに。周囲には教師とUGM隊員の二足の草鞋を履いていることは秘密にしているのに、猛はごく普通に隊員たちに接していて「あれ?」と思いましたが、その後「猛は友人」という説明がなされて納得しました。

 誰にも頼らず、信じてもらえず、それでも怪獣タブラの存在を信じて、1人タブラの危険性を世間に訴えていたヒビノ博士。1人で何でもやってきた、やってこざるを得なかった博士だからこそ、皆で力を合わせれば何でも出来ると生徒たちに檄を飛ばすシーンは説得力がありましたね。
 後にオオヤマキャップらが、もっと早くに博士を信じていればと謝った時も「信じてくれただけで十分じゃよ」と笑って許してくれる心の広さ。立派な人でしたね・・・

 
 タブラとの戦いでは、タブラの光線をガードしてからのサクシウム光線までの流れが美しかったです。本当キレのある動きですねぇ・・・


 次回はオイル怪獣との戦い。
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