ひびレビ

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勇者エクスカイザー 第11話「古代遺跡で大はっけん」

2020-02-25 08:15:08 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第11話「古代遺跡で大はっけん」

 コウタたちのクラスは遺跡発見行事に招かれ、そこで劇を演じることに。最初は台詞を覚えられないことに悩むコウタだったが、パパやエクスカイザーの励ましで、上演当日には失敗しても精いっぱい頑張るという決意を固めていた。
 だが上演前に、同じ遺跡で発見された黄金の遺跡を狙ってプテラガイストとアーマーガイストが現れて・・・

感想
 ひらがな交じりのタイトルは、幼い子供でも分かるようにという配慮なんでしょうけども、何で「遺跡」は漢字で「はっけん」がひらがななんだろうと思わなくもない第11話。

 さて今回は古代遺跡でカイザーズとガイスターの戦いが繰り広げられることに。コウタたちが逃げ込んだ黄金の棺の中には、土偶が剣を持った何者かによって真っ二つに切られている絵が刻まれていました。はるか昔も、エクスカイザーやガイスターのような存在が地球にやってきていたのか・・・そこら辺についてコウタがエクスカイザーに問うこともありませんでしたし、詳しく語られることもなく。ただ、その方が想像が膨らんで良いのかもしれませんね。もしかしたらコウタとエクスカイザーと同じような関係性にあったのかもしれませんし、あるいは今以上に文明に影響を及ぼすことは間違いないため、誰にも知られず内密に敵と戦っていたものの、それを棺の中に収められた人物が目撃していた・・・とか、色々考えられます。

 今回コウタは台詞を覚えられないこと、本番で失敗することに悩んでいましたが、パパからは「失敗大いに結構。パパたちはお前が一生懸命やっている姿を見れば満足なんだから」と励まされていました。徳田さんには厳しいですが、子供たちには優しい良いパパですね・・・
 そしてエクスカイザーに「昔の子供はこんな苦労しなかったんだろうな」と話すと「その代わり、別の苦労があったはずだ」と諭されることに。「昔の子供」は全く関係のない人物ではなく、同じ宇宙の歴史の中に生きる仲間。劇を通じて、昔の子供がすぐ隣にいる友達のように思えるかもしれない。いつか他の時代、国、星の人たちとも親しくなれるくらい大きな心をもって欲しい・・・良いこというなぁ、エクスカイザー。今回の劇を演じるうえでの心構えに留まらず、宇宙を旅することを夢見るコウタに向けた、とても良いアドバイスだと思います。

 そんなエクスカイザーやレイカーブラザーズの助けもあって、無事に劇を演じきったコウタ。最後には勇者たちへのアドリブも入れる度胸も見せました。心の中でエクスカイザーに感謝するコウタと、駐車場からコウタを見つめるエクスカイザー。この時、エクスカイザーが片方のライトを閉じることでウインクしているのがまた良い・・・

 ガイスターはといえば、ホーンガイストはまさかのピラミッドに突入し、別の棺を奪おうと試みていました。まぁ宇宙を旅してやってきてるんだから、地球のあちこちに行くことぐらい簡単なんでしょうけども、それにしたって随分とまた移動しましたね・・・
 ・・・ところで、もしかしてガイスターが基本日本で暴れてるのって、情報源であるテレビが日本の番組の電波しか受信していないとか、そういう・・・?(汗。

 棺に閉じ込められた際の空気の残量まで考えるコウタに驚いたところで、また次回。
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