ひびレビ

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勇者エクスカイザー 第12話「ケーキのもとがない!」

2020-02-26 08:06:14 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第12話「ケーキのもとがない!」

 コトミちゃんの誕生日に手作りケーキをプレゼントしようとするコウタだが、なかなか上手くいかず、とうとう家の小麦粉が無くなってしまった。加えて小麦粉を買いに行こうにも、ガイスターによって全て奪われてしまっている始末。ならばとコウタは学校の調理室から小麦粉を分けてもらおうとするが、そこにはコトミちゃんと先生がいて・・・

感想
 小麦粉を運搬する業者の方も勇者だったと思う第12話。

 さて今回は小麦粉が無くなって大騒ぎ。でもそれに対して国会議事堂の前に集まって「小麦粉返せ!」ってのは何か違う気がしてならない(汗。
 どうやらガイスターは小麦粉を宇宙商人に売りさばくつもりだった模様。そういえば宇宙海賊に宇宙警察がいるんだから、宇宙商人がいてもおかしくないか・・・今回は姿を見せませんでしたが、いずれ他の宇宙人たちも地球を訪れる機会があるんですかね?

 で、小麦粉が無くなって困るのは、コトミちゃんの誕生日に手作りのケーキを送ろうとしていたコウタとタクミ・・・だけではなく、先生のお母さんや、全国の人々もまた同じでした。最初はコトミちゃんのためにと行動していたコウタも、先生のお母さんの事情を聴いてからは、コトミちゃんと一緒に先生のお母さんにうどんを振舞うために行動。製薬会社の時もそうでしたが、こういう緊急時に取り扱っている大本に行こう!という発想に至るコウタの発想と行動力よ・・・学校の調理室というのも盲点でしたね・・・

 コウタと同じく輸入された小麦粉をその場でもらっていこうとしたタクミ。当初、タクミが社長の息子だと知った運搬業の方は恐縮しており、「あぁ、タクミにだけ小麦粉が渡りそうになって、コウタが不満そうな顔をするけど、そこへガイスターが・・・みたいな流れかな」と考えてました。
 しかしタクミが小麦粉を欲しいと言い出すと、運搬業の方は「それはできません」とタクミの頼みをきっぱりと断り、「全国の人が小麦粉が無くて困っているんです。そんな人たちを差し置いて、おぼっちゃまだけ特別扱いするわけにはいきません」「(社長の息子ということは)わかっております」「聞いてください!おぼっちゃま!」と、何とかタクミに分かってもらおうとしていました。カッコいい・・・
 これを聞いたコウタは「困っているのは自分だけではない」と理解するに至るのですが、それでも納得できず、無理やりにでも小麦粉を持っていこうとするタクミの対比も描かれることに。欲しいのは誰だって同じであり、その状況を理解せず、自分の立場を利用して先に取ろうとしてはいけない・・・ガイスターに勝ってハッピーエンド!ではなく、こうして自分勝手な行動をするのではなく、相手や周囲の状況を理解して行動することの大切さも教えてくれるのが良いですね。

 巨大戦ではキングエクスカイザーとウルトラレイカーが活躍。この時、一度は捕まりかけたアーマーガイストは、減刑されると知って小麦粉の在り処を喋ってしまうわけですが、ここで「もしかして今回でアーマーガイスト退場!?」と思ってしまいました。いやほら、12話だし、一区切りの回だから、誰かしら減るのかなって・・・
 また、エクスカイザーが人前での変形を避ける姿も描かれていましたが、そう考えるとますますレイカーブラザーズはどう誤魔化しているのか気になってしまうところも少なからずあったり(苦笑。基本的に焦点が当たるのはエクスカイザーですが、レイカーブラザーズやマックスチームの日常なんてのも見てみたいなーと。

 そんなこんなでまた次回。
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