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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ポケスペORAS編 第7話

2015-07-07 06:25:29 | ポケモンシリーズ
 ポケットモンスターSPECIALのORAS編、第7話が公開中です。

 突如ルビーとメガラティオスの前に立ちはだかった流星の民レンザ、ジンガ、トマトマの3人。3人が繰り出したヤミラミ、ヤドラン、クチートは何故か空中に降り立ち、さらにヤドランはメガヤドランへとメガシンカしてきた。
 ルビーは3人が「ヒガナの仲間」と口にすると、3人はそれを否定したうえでなおも攻撃を続けてくる。メガラティオス曰く、飛行能力を持たない3人が自在に空中を動き回れるのは「流雲線」のおかげとのこと。ドラゴンポケモンが飛んだ後には飛行機雲が残り、それは人の肉眼では捕らえることが出来ないが、流星の民である3人にはそれが可能。そしてそれらが交差したポイントには、ポケモンたちが立つことができるそうで。ゲーム中でも何も無い空間に立つことがありましたが、こういう仕組みだと考えると面白いですね。
 が、わざわざレンザとトマトマも解説してくれているのに「その話はもういいです」と流れをぶった切るルビーw

 ゴニョニョじゃない、人間のシガナが正式な伝承者であり、特別な能力を有する天才だったそうですが、もういない。そこでシガナの役割を引き継ぐ際にヒガナが候補に挙がるも、彼女には特別な能力はなく、レンザたちは実力不足も甚だしいと考えていたが、それでもヒガナが選ばれた。つまりヒガナに星の危機を回避する力は無いとのこと。実際、作中でもメガシンカできませんでしたからね・・・

 レンザはルビーにヒガナが巻物を持っていなかったかを確認するが、ルビーは気がつかず。考えをめぐらしていると、頭上から隕石の先遣隊のうち1個が落下してきた。つまりそれだけ本体が近づいてきたということ。
 レンザ曰く、ヒガナはレックウザと何も成し遂げたことがない。「せめて上に乗ることを許され、共に天翔けた経験があれば、われわれとて反対しないものを・・・」その言葉でルビーが思い出すのは、かつてグラードンとカイオーガの戦いを、レックウザの頭上から見た時の記憶でした。センリが乗っているイメージが強かったですが、一時的とはいえルビーも乗ってたなぁ。

 またも降り注ぐ隕石の先遣隊。レンザたちは別れを告げ、メガラティオスもこの場を離れようとするも、考え込んでいたルビーは振り落とされてしまう。メガラティオスはルビーの手を掴むも、背中に隕石を喰らい、共に海に叩き落されてしまう・・・
 目を覚ますとそこは洞窟の中。目を覚まして衣服やポケモンたちを心配するルビーが描かれていますが、どこかで見覚えがあると思ったら、ここの流れはルビーがハギ老人に救われたシーン(単行本16巻)とほぼ同じです。着替えの有無やポケモンの数などに違いはあるものの、懐かしいシーンですね。

 流れ着いたルビーやラティオスを介抱してくれたのは、何とディアンシー!ルビーはあまりの「うつくしさ」と「かわいさ」で一目惚れし、即コンテストライブかわいさ部門に一緒に出場しないかと手を握りますが、何かを思い出して冷静に。
 ルビーは小さいとはいえ隕石を目の当たりにしたために、急に「本当に超巨大隕石がくる」というRealityを感じ、「絶望を感じちゃった」とのこと。「こんなに苦しくなるなんて思わなかった。来ないかもしれない未来のことを考えるって」とここまで不安を口にするルビーも珍しい。
 サファイアは野生の勘というか、鋭いところがありますからルビーの異変にはすぐに気づくでしょう。

 「4年前から何も変わっちゃいない。カッコつけて・・・自分の本当の気持ちに封をして・・・」と、サファイアをエアカーから突き落とした場面が回想されていますが、ということはきっとサファイアの告白と、それに対する答えも覚えてるんですよね?
 「でも・・・そんなのふっとんじゃった・・・」「ボクはもっともっと生きて楽しみたい!!やりたいこと、やり残したこと、いっぱいあるんだよ!!」と思わず心情を吐露するルビー。
 ディアンシーにわく観衆のどよめきをききたい、メガシンカをコンテストライブに生かして会場をスーパーエキサイトさせたい、お着替えピカチュウやそれにあわせたトレーナーの衣装もまだお披露目していない。
 トレーナーの服については「ボクとサファイアが着ること前提でデザインしたんだぞ!!」とのこと。ポケモンの分布調査につきあったのだから、今度はサファイアがコンテストに付き合う番だったと。まぁ4年前とはいえ、サイズは既に測っていますからね(汗。

 この世の終わりを嘆くルビーと、心配そうに見つめるラティオス、ディアンシー。しかしここで「すっきりした。」と立ち直れるのがルビーの強さ。やっぱり飄々とした一面だけじゃなく、こうした一面があるから、ルビーも大好きな主人公の1人です。
 色々新しく分かったこともあるので、これまでどおりというわけにもいかない。そこでラティオスは「ゆめうつし」でラティアスが見ている光景を共有し、思念にしてルビーにも見せることに。で、ゲームでの「ゆめうつし」実装はまだですかね。特性でも良いんですよ?


 流雲線・・・についてはさておいて、「シガナ」という人物がいたことや、ヒガナには特別な能力やレックウザと何かを成し遂げた経験が無いことが判明しました。
 そして、頭ではあれこれ考えていたけれども、小さいとはいえ実際に隕石が降ってきたことでルビーの心境も変わった模様。ルビーが涙ながらに何かを訴える、というのはヒンバスが帰ってきてくれたシーンを思い出します。ルビーもあれこれ経験しているとはいえ、まだ15歳そこそこ。やりたいことがあって当然です。すべてが決着したあと、コンテスト衣装を着込むルビーとサファイアが見られますように・・・

 さて、地球を救うべく立ち上がったルビーですが、レックウザに乗った経験があるとはいえ、あの時操っていたのはセンリの方だったように思えます。かつてのセンリと同じようにレックウザを従えようとしても、媒介無しに強大な力を操ろうとすれば、待っているのはセンリと同じ運命かもしれません。そうならないために、レックウザに力を示す場面が今後あるのでしょうか。

 しかし、地球の危機が迫っている一方で、ホムラ&シズクも動いているということを時折忘れそうになります(汗。あの2人、そしてこちらに向かっている存在はどう動くのか・・・
 また、デボン側の動向も気になります。ムクゲ社長はこのまま計画を続けそうですが、キワメさんあたりは子供たちが反対すれば、子供側についてくれそうな気がします。あとはダイゴがどう動くか、かな。

 そんなこんなで次回は8月4日更新です。
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