「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
ネタバレがあるので注意。
士たちが訪れた世界は「士の世界」。妹の小夜と再会したのも束の間、世界の破壊はこの世界にも及んでいた。破壊を食い止めるため繰り広げられるライダーバトル。そして明かされる大ショッカーの陰謀。果たして士たちの運命は?
開幕からディケイド対アマゾンのバトル。更にはRXと、テレビの世界でも活躍した(する)2大ライダーがディケイド相手に大バトル。響鬼のレア?な技が見れたのも驚きでしたが、アマゾンとRXが妙に強い。特にRXは優遇されてました。テレビでは光らなかったリボルケインも、ここぞとばかりに光りっぱなしです(笑。
小さい頃から印象にあった昭和ライダーであるV3が出てきてくれて嬉しかった。「ブイスリャー!!」と聴こえたのは気のせいか(汗。
ライダーバトルではディケイドやクウガ以外の戦いも描かれてますが、「誰が誰に勝利したのか」が明かされないのが良いですね。「○○が○○に負けるはずが無い」という論争が起こることもなく、色んな想像が出来ますし。ただもう少しクウガの活躍をですね・・・
それと主役ライダーではないのに、ただ1人活躍するイクサ。昭和の主役といえば主役だけど、さすが名護さん。
士の記憶が明かされたり、大ショッカーが出てきて「これでもか!」という程の怪人たち。全部把握できた人を尊敬します。
一部地獄に落ちた方々の反逆も有りましたが、全ライダー集結・・・すげぇ。涙は出ないけど、ただただ圧倒されるばかり。全員に決めポーズをとって欲しかったな。ライダーと怪人が入り乱れての大混戦。そんな時でも笑わせてくれる電王。そして一部の方に「どっちが怪人だか分からない」と言われていたシン。確かに私もそう思いましたけど(汗。
「お前の罪を数えろ!」と颯爽とWが登場した時にはお客さんも大騒ぎ。ディケイドとシャドームーンの反応にも注目です。
そして色々と驚かされたクライマックス。平成だけでなく、昭和からの積み重ねを感じさせられました。
旅は誰かに手を差し伸べられて行くものではなく、自ら決めること。人は誰でも、どこへでも旅立つことが出来、新しい自分の世界を見つけることが出来る。
もうお祭り騒ぎで楽しい映画だったのですが、ちょっと不満も。話がちょっと分かり辛かったのは私だけか。でも見て損は無い映画ですよ。
そんな感じのディケイド映画。細かいことは考えずに、ライダー祭としては十分に楽しめました。最終回としては・・・(汗。