牡蠣をたくさん頂いて、連日蒸し牡蠣とカキフライを堪能した。二つに共通しているのは、出来立ての熱々を食すのがどんな料理よりも優先すること。
蒸し牡蠣は口が開き始めたらナイフで貝の口を開け、熱が通っているのを確認したらレモンやスダチを絞って直ちに食す。これだけで10個も20個も食べられる。
カキフライは揚げている最中から好みの酒類を片手に、中濃ソースと柑橘類をかけるだけで次々にハフハフ言いながら食す。こんなに美味いものはないと感じる至福の一時だ。揚げ終わった頃には既に半分以上は腹の中、これでいいのだ。
昨日は節分、豆まきより食品業界を潤せるのか最近は「恵方巻」を一本黙々と食べる日になったようだ。祈る方向は北北西などその年で方角はやや変化するようだが、恵方巻自体も年々変化し豪華になっていくようだ。スーパーの広告を見ていると、太巻き一本が千円以上するのはざらにある。
わが家は外食も少なければ、この類のものをスーパーやコンビニで購入することは皆無。毎年夫婦で面白がって太巻きの中味を工夫し、作りながら夕食にする。昨日の中味はアナゴ・はまち・カニカマ・卵焼き・北寄貝入りサラダ・セロリ。かみさんと二人で何を祈ったのだろう?コロナ禍の退散?早く大勢で集いができること?国内外旅行?