第144回芥川龍之介賞・直木三十五賞が発表されました。
(写真は毎日jpより)
右から芥川賞を受賞した朝吹真理子さん西村賢太さん、
そして直木賞を受賞した木内昇さん、道尾秀介さんです。
芥川賞、直木賞ともにダブル受賞となったのは2003年後期以来7年ぶりだそうです。
〈芥川賞〉
・朝吹真理子さん『きことわ』 初候補作での受賞
父は詩人で仏文学者の朝吹亮二さん、
大叔母はフランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」などの翻訳で知られる朝吹登水子さん、
シャンソン歌手の石井好子さんも大叔母にあたり、
自身は慶応大大学院生という“サラブレッド”だそうです。
・西村賢太さん『苦役列車』 3度目の候補作
中卒・フリーターだそうで、今回の受賞も誰にも知らせていないとか・・・
〈直木賞〉
・道尾秀介さん『月と蟹』 5回連続で候補となり今回やっと受賞!
個人的には一押しの作家で「今度こそは!」とひそかに応援していました。
この作品も11月に読了し、ブログ記事にもしています。
こちら。
まだ35歳、これからまだまだ楽しませてくれそうです♪
・木内昇さん『漂砂のうたう』 初候補作での受賞
この方、男性だと思っておりました!
以前『茗荷谷の猫』という作品が評判になったことがあります。
受賞作は根津遊廓を舞台にした時代小説で、是非読んでみたいと思っています♪