今年は春から大々的に高校図書館の整理に励んでいます。
1学期には大々的に本の配置換えと配架位置の確認を伴う
蔵書整理、
そして中学校図書館への
所蔵替え、図書館はとても整理され、スッキリと片付いています。
そして最後の大仕事は「蔵書点検」!
今週初めから取りかかりました。
蔵書点検とは図書館の本の所蔵データと、実際にある本を、1冊ずつ照合しながら確認することで、
一般の商店等でいうところの「棚卸し」にあたります。
蔵書を、紙媒体の目録カードと図書台帳で管理していた時代は、本当に大変で、
図書館あげての一大作業だったと聞きます。
でも今は、本に付いているバーコードとPCソフトのデータベースで管理しているので、
ハンディーターミナルで本のバーコードを読み取るだけで、データベースと照会してくれます。
でも、図書館内の全ての本を確認することには変わらないので、
1冊ずつ本のバーコートを表示させ、蔵書数だけターミナルをピッとすることになります。
このハンディーターミナを1週間レンタルしてあるので、今週中に何とか終わりにしなければ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3d/cfaba753b03e463c906cade63de73832.jpg)
約1万5000冊ある高校図書館、今週初めからわき目も振らずに頑張り,
今日までで約1万冊のチェックを終わりました!
今日終わったのは、画像の壁面に置いてある背の高い書架の書籍全部で約3,000冊、
何とか金曜日までに終わる目途がついてきました。
レンタルしてあるのは1台のみ、私の勤務は午後からで中学校図書館へも行くし、
お昼休みや放課後には図書当番に来てくれた生徒たちにも手伝ってもらったりして、
一人職場なのでとにかく孤軍奮闘、ガンバレ私!
背の高い書架は踏み台に乗って手を伸ばして、一番下の書架は床面近くまでかがみこんで、
大きくて重い本から薄くて小さな本、右開きの本もあれば左開きの本もあります。
上へ下へ、右へ左へと動き、両手でやっと動かしたり、
薄い本がどっさりで前へ進まない書架や、なりふり構わず頑張っています!
肩、腕、肘、手首、手、指、足、太もも、腰、が痛くて、図書館や書店は時に肉体労働…
将来的には、ICチップ等を利用してさらに省力化されつつあるようです。
日課のように通っている図書館が「蔵書点検のため休館中」なのはとても残念で、
がっかりして早く終わらないかな、長いな、と思っていましたが、
次からは「お疲れ様です。頑張ってください!」と陰ながら応援します。