今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

古事記を学ぶ 第5回

2018-09-28 | 本の紹介
久し振りに気持ちの良い秋晴れとなった今日、5月に始まった古事記を学ぶ講座
「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」今夜第5回がありました。
第1回から第4回の記事はこちらです。
第1回 第2回 第3回 第4回
1か月経つのが何と早いことか!今週は準備のため古事記関連の本に囲まれて過ごしました。

今回の語りは「素戔嗚尊(スサノオノミコト)VS大国主命(オオクニヌシノミコト)」の部分、
大国主命がいかにして葦原の中つ国(地上世界)の支配者となり支配を進めていったか。
オオクニヌシは因幡の白兎を助けた後、ヤガミヒメから求婚されることで兄たちの憎しみを買い、
迫害を受けて2回殺されてしまいますが、母の力によって2回とも生き返ります。
その後、スサノオのところへ逃げていきますが、その娘スセリビメと良い仲になってしまい、
舅となるスサノオからも蛇やムカデ、蜂、火責めと、数々の試練が!
このあたり、まるで映画インディジョーンズの大冒険とシーンが似ている気がしてしまいます。
試練を見事クリアしてスセリビメを連れて逃げ出すオオクニヌシに向かって、
スサノオは最後の捨て台詞として「この奴(こいつめ)!!」と叫んでしまうところが笑えて、
これは娘を取られた父親の心境でしょうか。

その後、オオクニヌシは地方への支配を進めるため各地の女神たちと結婚し、6人の妻を持つことになりますが、
今のように一夫一婦制ではないので、力の強い支配者こそたくさんの妻を持ちましたね。
各地を支配するお手伝いとして身体が1寸程の少名毘古那神(すくなびこなのかみ)もやって来ます。
一寸法師や桃太郎のモデルとも言われています。

今回も、多くの皆様がご参加くださり、熱心に聴いていただき大感謝です。
残り後1回になり、不安な気持ちのまま実力以上に頑張ってきた私にもゴールが見えてきました!!
次回は国譲りと天孫降臨、海幸山幸で上巻の終了となります♪

雨の多い9月でしたが秋の花々も綺麗に咲き始めました。
我が家の庭に咲く白い彼岸花、素敵なんです♪
 
ほのかに香る金木犀、1つ1つの花はまだ開いていず、これから毎日開花をチェックしたいです。