5月に始まった「古事記を学ぶ」講座、今夜第4回がありました。
有難いことに回を追うごとに参加者が増え、今回は夏休み中にもかかわらず最高の人数でした。
主催者の方がちゃんと名付けた講座名を今夜初めて知り・・・
「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」という素敵なネーミングにセンスを感じました♪
今夜の語りは「因幡の白兎」、いよいよ記紀神話で一番親しまれている大国主命の登場です!
初回から続けている古事記原文の音読、今日は会話文が多かったので役割分担して読んでもらいましたが、
他の方が読んでいるのを聴くのもとても勉強になりますね。
はるか昔の古事記、1300年の時を越えて私たちが同じ文章を読む、なんと素晴らしいこと♪
大国主命は「大黒様」と同一視されるようになり、今では七福神の一人としても親しまれていますね。
そこで童謡「大黒様」も一緒に歌ってもらいました♪
平成23年の指導要領改訂から「伝統的な言語文化」「読み聞かせ」が授業に取り入れるようになり、
現行の教科書に読み聞かせ教材「いなばの白うさぎ」として掲載されている部分を紹介しました。
「さあ、皆さんが小学2年生になったとしてこのお話を聞いて何を思いましたか?」と、
全員から感想を伺ったりもしました。
すると、皆が注目している部分がそれぞれ違って、何と面白かったことか!
これこそ、学校でみんなで国語を学ぶことの醍醐味と思っています。
他人の読みを知ることで自分の読みを深めることが出来る、国語科教員時代に常に生徒に話していました。
あんなこんなで思いが強すぎで、やりたいことやお話ししたいことがてんこ盛り、
でも回数と時間が限られているので、今回も詰め込み過ぎの講座になってしまい、反省しきりです。
それでも参加の皆様は、一緒に音読し、分担読みをし、歌を歌い、感想を言い、真剣に聞き、
なんと熱心でやる気に溢れた方々なのだろうかと、あらためて感謝の思いでいっぱいです。
残り2回!皆さんにとって有意義な時間になるよう、頑張ります!
(ほどほどにしないとね、資料も多すぎるとお腹いっぱいになっちゃいます…わかっているのに…)
明日、明後日は本校のオープンスクール、7月に続いて2回目3回目となります。
今日は全校生徒による校地の除草作業1時間に続き、大掃除2時間、暑い中みんなで準備しました。
この3日間で1,000名以上の中学生が参加してくれます。
保護者の方の参加も年々増えていて、熱心なお気持ちがひしひしと伝わります。
まだこれからの参加申し込みも可能です。
全校あげてお待ちしております!
有難いことに回を追うごとに参加者が増え、今回は夏休み中にもかかわらず最高の人数でした。
主催者の方がちゃんと名付けた講座名を今夜初めて知り・・・
「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」という素敵なネーミングにセンスを感じました♪
今夜の語りは「因幡の白兎」、いよいよ記紀神話で一番親しまれている大国主命の登場です!
初回から続けている古事記原文の音読、今日は会話文が多かったので役割分担して読んでもらいましたが、
他の方が読んでいるのを聴くのもとても勉強になりますね。
はるか昔の古事記、1300年の時を越えて私たちが同じ文章を読む、なんと素晴らしいこと♪
大国主命は「大黒様」と同一視されるようになり、今では七福神の一人としても親しまれていますね。
そこで童謡「大黒様」も一緒に歌ってもらいました♪
平成23年の指導要領改訂から「伝統的な言語文化」「読み聞かせ」が授業に取り入れるようになり、
現行の教科書に読み聞かせ教材「いなばの白うさぎ」として掲載されている部分を紹介しました。
「さあ、皆さんが小学2年生になったとしてこのお話を聞いて何を思いましたか?」と、
全員から感想を伺ったりもしました。
すると、皆が注目している部分がそれぞれ違って、何と面白かったことか!
これこそ、学校でみんなで国語を学ぶことの醍醐味と思っています。
他人の読みを知ることで自分の読みを深めることが出来る、国語科教員時代に常に生徒に話していました。
あんなこんなで思いが強すぎで、やりたいことやお話ししたいことがてんこ盛り、
でも回数と時間が限られているので、今回も詰め込み過ぎの講座になってしまい、反省しきりです。
それでも参加の皆様は、一緒に音読し、分担読みをし、歌を歌い、感想を言い、真剣に聞き、
なんと熱心でやる気に溢れた方々なのだろうかと、あらためて感謝の思いでいっぱいです。
残り2回!皆さんにとって有意義な時間になるよう、頑張ります!
(ほどほどにしないとね、資料も多すぎるとお腹いっぱいになっちゃいます…わかっているのに…)
明日、明後日は本校のオープンスクール、7月に続いて2回目3回目となります。
今日は全校生徒による校地の除草作業1時間に続き、大掃除2時間、暑い中みんなで準備しました。
この3日間で1,000名以上の中学生が参加してくれます。
保護者の方の参加も年々増えていて、熱心なお気持ちがひしひしと伝わります。
まだこれからの参加申し込みも可能です。
全校あげてお待ちしております!
「古事記を学ぶ」講座の講座名が「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」と言うのは、今日初めて知りましたが、holyさんが初耳なのでは、私が知る由も無いですね。
でも、この会が「読み聞かせ」を中心とした集まりと聞き、私は本来は参加できない講座かと思いましたが、holyさんのお陰で有意義な会合に参加させていただきました。
蛇足として、私が「先代旧事本紀」を知ったのは、塙保己一先生が「十七箇条憲法」を雑部に位置づけたことです。
そして、『日本書紀』の「十七箇条憲法」では第二条の「篤敬三宝。三宝者仏法僧也。」(篤く三宝を敬え、三宝とは仏・法・僧なり)となっています。
江戸時代の偽書と位置付けられる『先代旧事本紀大成経』の「通蒙憲法」では、「篤敬三法、其三法者、儒、仏、神也」(篤く三法を敬え、その三法とは儒・仏・神なり)となっています。
「仏法僧」では「仏:仏教の仏様」「法:仏教の法典」「僧:仏教の僧侶」と仏教だけになっています。仏教を推奨した聖徳太子の意向が強く感じられます。
一方、「儒仏神」では、当時の儒教・道教・神教などがバランス良く配置されています。
ですから、私は『先代旧事本紀大成経』を必ずしも偽書とは感じていません。
歴史書や書籍は、その時の政権の意向に沿った内容になるのは、一面では仕方が無いものだからです。
なお、この「儒仏神」と書かれた『先代旧事本紀大成経』の通蒙憲法」は、群馬県南牧村の黒瀧山不動寺にもあります。
私はここで黄檗普茶料理を食べてきました。
参考までに「先代旧事本紀大成経事件」も参照してください。
追伸
因幡の白兎の感想で、多くの人が兎について語っていました。私は大国主命の立場でしたので面白かったです。
間違えそうになったところを訂正いただき、ありがとうございました。
古典も様々なところでつながりがあるのですね。
その紙媒体のものをずっと守り伝えてきた先人たちに、感謝の思いでいっぱいです。
皆さんの「因幡の白兎」一言感想、楽しかったですよね!私もハッとするご意見がいくつかありました。