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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

秀山祭九月大歌舞伎

2018-09-24 | アート
友人と一緒に歌舞伎座で「秀山祭九月大歌舞伎」を観てきました。
1月、3月、7月、そして9月と今年4回目の歌舞伎座、夜公演にずっと観たかった「俊寛」が!
 
演目は・・・

一、「松寿操り三番叟」
 三番叟:幸四郎 後見:吉之丞

幸四郎さんの軽やかな足さばきが人形らしく、後見の足拍子とも息がぴったり、見えない糸があるようでした。  
前の「染五郎さん」の名が思い出せず友人と四苦八苦!

二、「俊寛」
 近松門左衛門 作 『平家女護島』第二段 鬼界ヶ島の場
 俊寛僧都:吉右衛門 海女千鳥:雀右衛門 丹波少将成経:菊之助 平判官康頼:錦之助

岩陰から現れた吉右衛門の俊寛僧都は流された鬼界ヶ島での日々に憔悴しきった様子。
妻の死に絶望し、島に取り残される娘の身代わりにもなった俊寛の最後の姿に胸が締め付けられるようで、
俊寛の孤独と絶望を思うと涙を流している方も多く、なんと外国の方まで涙…。
最後は舞台が一面の波頭の立つ海となり、
舞台が回転して岩の上の孤独に打ちひしがれる俊寛の姿がこちらを向くという演出も素晴らしかったです。
この作品を高校の時に古文の授業で学び、何と悲しい話なのだろうと今でも覚えていて、
どうしても観たかった演目でした。
原作となる近松作の文楽も観に行こうかな、と思っています。

三、新作歌舞伎舞踊「幽玄」坂東玉三郎 花柳壽輔 演出・振付
「羽衣」「石橋」「道成寺」
天女/白拍子花子:玉三郎
伯竜/獅子の精:歌昇、萬太郎、種之助、弘太郎

能の「羽衣」「石橋」「道成寺」をモチーフに和太鼓集団「鼓童」と玉三郎丈のコラボ演目です。
能と歌舞伎と和太鼓が融合!
観ていて、聞いていて、とても面白く、鼓童の演奏も聴けてお得な気分になりました。
7月の「源氏物語」もオペラとのコラボでしたが、こういう試みも楽しいと思います。
能はいつも眠くなってしまいますが、今回ばかりは興味深く最後までしっかりと楽しめました♪

ランチは初めて行った三笠會舘の和懐石吉野で懐石弁当をいただきました。
某ツアーだったのですが友人と一日中おしゃべりしながらのランチ&銀座散策&歌舞伎で楽しい休日♪

一昨日はおチビたち保育園の運動会!!
 
これまた最高に楽しく幸せでずっと笑っていた一日♪
区で一番大きな保育園なので、先日行ったこの地の小学校運動会よりも規模が大きかったです!