今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

凪良 ゆう 著 『汝、星のごとく』

2022-11-20 | 本の紹介
凪良 ゆう 著 『汝、星のごとく』(講談社)読了しました。
最近、恋愛小説でこれほど胸を熱くしながら読んだ作品は久し振りでした。
2020年本屋大賞を受賞し、今年映画化された『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く作品でした。

作品のあらすじは・・・
「風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。」
お互いを思っているからこそ、全てを話せず、少しずつ二人の形がずれていってしまう。

本を読む手が止まらず、何と素敵で哀しい恋愛小説なのだろうと心が苦しくなるほどでした。
先月、第6回未来屋小説大賞にノミネートされました。

最近、自分が年齢を重ねたせいか恋愛小説や恋愛ドラマは白々しく感じてしまい、楽しめず、
今見ている数少ないドラマは、お仕事系と医療系のみ。
読んでいるのも、年齢的に興味がある本や、社会派の小説、新書が多くなっています。
そんな私でもこの『汝、星のごとく』には心を持っていかれました!
人を想うということを改めて考えてみたい方、恋愛する心に浸りたい方、
好きな人と共に過ごす人生を考えてみたい方には、是非!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿