一穂ミチ 著 『光のとこにいてね』(文藝春秋)読了しました。
(画像はAmazonHPより)
心温まるとても良い作品でした。
第168回直木賞候補作、そして2023年本屋大賞にもノミネートされた作品です。
一穂さんの作品は、1年前に読んだ『スモール・ワールズ』以来2作目、
前作は短編集でしたが、今作は長編でじっくり物語世界に浸れました。
お互いに母親から愛されず育った二人の少女は、全く生活環境が違いますが偶然に出会い、
せっかく知り合え仲良しになれたのに唐突に別れることになってしまいます。
同じ高校に通えるようになりますが、ほんの短い出会いでまた別れ、
大人になってからまた再会することになります。
お互いに相手に対して思っていたのは、どうか「光のとこにいてね」。
別れと出会いを繰り返しながら忘れられず、心の支えにしながら過ごしてきます。
少女の頃からの友情、というより心の寄りどころ、さらには愛情とさえも思え、
それぞれに生き辛さを抱えながら、新たな道へと進む二人です。
似たような作品が同じく直木賞と本屋大賞にノミネートされた『汝、星のごとく』
どちらかが本屋大賞に選ばれるのでは?と思っています。
(まだ10作品すべてを読了してはいませんが・・・図書館の予約がいっぱいで…)
(画像はAmazonHPより)
心温まるとても良い作品でした。
第168回直木賞候補作、そして2023年本屋大賞にもノミネートされた作品です。
一穂さんの作品は、1年前に読んだ『スモール・ワールズ』以来2作目、
前作は短編集でしたが、今作は長編でじっくり物語世界に浸れました。
お互いに母親から愛されず育った二人の少女は、全く生活環境が違いますが偶然に出会い、
せっかく知り合え仲良しになれたのに唐突に別れることになってしまいます。
同じ高校に通えるようになりますが、ほんの短い出会いでまた別れ、
大人になってからまた再会することになります。
お互いに相手に対して思っていたのは、どうか「光のとこにいてね」。
別れと出会いを繰り返しながら忘れられず、心の支えにしながら過ごしてきます。
少女の頃からの友情、というより心の寄りどころ、さらには愛情とさえも思え、
それぞれに生き辛さを抱えながら、新たな道へと進む二人です。
似たような作品が同じく直木賞と本屋大賞にノミネートされた『汝、星のごとく』
どちらかが本屋大賞に選ばれるのでは?と思っています。
(まだ10作品すべてを読了してはいませんが・・・図書館の予約がいっぱいで…)
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