カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

夕方以降思い出せたら

2015-07-01 | 掲示板

 あいにく天気はあんまりよくないけれど、今日の日の入り後、夕空に木星と金星が近づいた形で空に見えるらしい。金星は三日月型。木星は円形。
 日本でこの現象がみられるのは1999年の2月以来16年ぶり。今回見逃すと7年後の2022年5月まで待たなければならない。もっとも今日を逃しても7月の上旬であればしばらくは観られる。繰り返すが天気次第なのだが…。
 地球から見て金星と木星の公転周期が太陽のそばに重なることでそうなるが、金星の公転周期は225日、地球は365日、木星は遠いので4330日である。要するにこの三つの星の公転周期が合うというのは、どうしても稀なことになる。
 見る見ないは勝手だし、寿命の長い人はまだまだチャンスはあるだろう。でもまあとくに寿命が短いと自覚が無くても、今見られるものを見たという感慨はそれなりにあるのではないか。
 梅雨時の天体ショーということで、なんだか残念にならないように、雲の動きにも注意してみよう。
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女の方がいさぎよい

2015-07-01 | 雑記

 女子サッカー。日本が強いというのもあるけれど、観ていてそれなりに気分の良さというのがある。気分的に盛り上がるということとは違って、観ていて潔いというか、そういう気分になる。野球だと、僕は高校野球はなんだか選手がダラダラしている感じでイライラすることがあるんだけれど、メジャーを観ているとそれが無い。さばさば野球を楽しんでいる感じがいいんだろうなと思うのだが、何しろ動きが俊敏でいいのだろう。
 さて、やはりこれは男子のサッカーと比べてという気分の問題である。審判のレベルとしては、残念ながら女子サッカーはミスのようなジャッジは比較的多いようには思う。しかし、それに対して、あんまり抗議が少ないという感じが、まずあるようだ。少なくともしつこい感じじゃない。
 それに関連して、やはりプレーが、あんまり汚くないということもあるかもしれない。ネットでは暴れん坊の選手が話題にはなっていたが、彼女はかなり例外的で、それでかえって目立っているという気もする。わざとらしくファールを誘うプレーが極端に少ない。
 サッカーというスポーツがそうなんだといえばそうなんだろうけれど、相手を出し抜いたり、トリックを使ったりすることを、そもそも賢い、優れている、と考えている人が多いように思う。もちろんそういう側面は否めないわけだが、審判を欺くようなプレーをして、いわゆる儲けものになることに、悪びれる人が少ないのではないか。審判さえ咎めなければ、ユニフォームを引っ張ったり、足をかけてみたり、執拗に妙な動きで仕掛けをするような選手というのは、ヨーロッパには特に多い。やれることは何でもやって、結果的に勝利につながるというのが、サッカー的な優位であるかのようだ。
 全部は否定までしないものの、いつの間にかサッカー観戦が減った理由が、僕の場合はそういうことかな、とも思いつく。勝てばそれはいいかもしれないが、僕は頭の固い人間なんで、わだかまりが少しくらい残ると、ちょっと残念である。何事もすべてすっきりすることなんてまれだけれど、スポーツ観戦くらいはそういうものを求めてもいいじゃないか。そういう訳で、負けても楽しいくらいのスポーツの方が観ていても楽しいと思っている。
 それで女子サッカーかな、と思う。サッカー的にはまだまだ洗練されていない、ということも言えるのかもしれないけれど、あんがいこの辺りは潔い選手が多いように感じる。疲れても比較的一所懸命走っているし、時間つぶしや相手をあえて挑発させるプレーも少ない。結果的に妙なドラマが生まれやすいようにも思うし、予想外のことも起こるような気がする。そういう偶然の多いところは運不運も多いのかもしれないが、かえって女子サッカーの醍醐味になっているのではないだろうか。
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