カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

離れた太陽を思う

2015-07-07 | 感涙記

 本日は新暦ではあるが七夕である。梅雨で残念そうなのでこれは旧暦で再度再会を果たしてもらうこととして、さて、本日は(午後5時頃だというが)地球が太陽から一番遠いところである遠日点を通過する。地球と太陽との距離の平均は1億4960万㎞で、今日は1億5210万㎞まで遠くなるそうだ。その差は250万㎞。地球一周(場所で違う)が約4万㎞といわれるから、なんだかずいぶん遠いところまで来ていることは間違いない。太陽から遠くなるので、その分少しくらい涼しくなってもよさそうだが、はて、そんなに違いがあるのかは疑問だ。もともと1億5000万㎞あまりもの距離があることから、250万㎞の違いは2%にも満たない差でしかないからだ。改めて宇宙は広いというか、太陽はあんがい遠いというか、それでも夏は暑いので勘弁してくれというか、ともあれ地球人の実感としてはいい加減なものなのである。
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待つ人待たせる人

2015-07-07 | 雑記

 僕は学生時代にアルバイトで、ファミレスのウェイターをしていた。だいたい2年半くらいだったと思う。時代が時代だから、最初は時給360円だったけれど、やめた頃には800何十円かになっていた。変な時代でした。
 ところでそういうことで、あんまり今はファミレスなんてところには出入りしないまでも、例えば居酒屋なんかでも、若い店員の動きなんかに自然に目が行くことがある。別に批判がましいことを言いたい訳ではないが、今の時代でも、このようなバイト君たちを使うのは大変だろうな、などと思ったりする。何しろ僕もたくさん怒られたわけで、まあ、僕なんかより数段今の人たちは優秀であろうけれど、まあ、難しい人がいないわけではなさそうだ。
 優先順位というのがあって、例えば同時にいろいろ客の動きがあったときどうするのか?ということがある。①ある客は食事を済ませてレジに行こうとしている。②ある客は手を挙げて呼んでいる。③ある客はお冷が空っぽだ。④そこで厨房から料理ができたと声がかかっている。当時のことだけど、これは案外簡単で、ここでは④が最優先である。客にできるだけおいしい(出来立て)の料理を提供する必要があるからだ。その後②にお待たせしましたと出向き。注文票を厨房に渡して①へと向かう。この時待たされた客が怒っているとしても、むやみに注文を待たせてレジに行ってはならないのだといわれた。一番問題なのは③の状態になるまで放置したミスであり、これは氷がカランとでも鳴れば、水がまだ入っていようと合間を縫って注ぎに行くべきであったのだ。さらにこれは一人の場合だけど、普通はこのようなことが重ならないように、自分の動きでコントロールする必要があるんだけれど、これはちょっと文章では難しい。できるといえばできるし、まあ、思い過ごしだったかもしれない。
 ウェイターというのは、客の要望に応えるべく待機(weit)することを語源としている。給仕する人なんだけど待機する人と呼ばれるゆえんである。しかしながら現実には、結構客の方を待たせることが多いのが現実だ。コストの問題があるから致し方ないわけだが、待たせても納得の動きが出来れば客が怒ることは無い、と当時は言われたものだ。果たしてそんなウェイターやウェイトレスというのもが本当に存在するものなのかは、僕にはよく分からないのであった。
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