「聖なる空間との対話」

2020-05-05 | 【断想】音楽

 パウル・ギーガーの「シャルトル:聖なる空間との対話」(ECM)。
 ヴァイオリン・ソロの曲で、作曲者本人による即興演奏。
 パリ近郊のシャルトル大聖堂において、ギーガーとその空間との対話とのこと。
 1988年夏の録音。
 曲は、以下で構成。
 1.Crypt Ⅰ+Ⅱ :クリプト(地下聖堂)
 2.Crypt Ⅲ
 3.Labyrinth :ラビリンス(二階廊)
 4.Crossing :クロスィング(十字交差路) 
 5.Holy Center :ホーリー・センター(至聖所) 
 
 現代音楽をと、案外よく聞いていたことがある。
 結構、いろいろ聞いたように思う。
 だけど、こう言うものかで終わり、改めて聞こうものが、ほとんどない。
 この「聖なる空間との対話」と言うのも、なんで、そこでなきゃいけないの、何か特別の理由でもあるの、内なるものに発したのであれば、別の言い方があるんじゃないの、そんな風に思ってしまう。
 何か、やり方が、つまらないのでないか、発想が貧弱でないの、そう言う印象を持ってしまう。


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