エレミアの哀歌

2020-05-05 | 【断想】音楽

 トマス・タリス(1505-1585)の声楽曲「エレミアの哀歌」を、ウインチェスター・カテドラル聖歌隊とヒリヤード・アンサンブルの二種で聞く。
 THE Lamentations of Jeremiah (1)Incipit Lamentatio  for five voices
 THE Lamentations of Jeremiah (2)De Lamentatione     for five voices
 
 WINCHESTER CATHEDRAL CHOIR (hyperion)
  (1)  7'42
 (2) 13'08
 THE HILLIARD ENSEMBLE (ECM)
 (1)  8'42
 (2) 12'52

 預言者エレミアは、紀元前7世紀、ユダ王国エルサレム近郊に生まれる。
 エレミアの言葉と行動は、旧約聖書「エレミア書」に記されている。
 エレミアは、ユダの民の堕落・罪を深く嘆き、悲しんだ。
 そして、神の裁き・罰を受けることになると預言する。
 エルサレムは、バビロニアの来襲によって壊滅、ユダ王国は滅亡したのである。
 「もろもろの町で女王であった者、今は奴隷となった(哀歌・第1章)」
 ここに、バビロン捕囚が行われた。
 「そのおとめたちは引かれて行き・・・・・(哀歌・第1章)」


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