“嫉妬”と言うより、聞いていて思い浮かんできたのは、人の営みにおける伝統や文化の継承のこと。
これは、音楽そのものから発した思いでなく、私個人の内からのものと言えよう。
たまたま、そう言う思いが内にあった時と言えよう。
ここであげた“嫉妬”は、ギドン・クレーメルの「ピアソラへのオマージュ」に収録されている一曲のことである。
このアルバムについては、以前、このブログで取り上げている。
CDケースの表に使われている写真が、前のものと異なり、なかみが同じものを買ってしまい、それを契機に、改めて聞いた次第だ。