人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

楽しかったヴィントシュティレの大逃げ!

2024-05-19 18:13:43 | Weblog

 まずはゴルフ結果から。国内女子ツアー《ブリヂストンレディスオープン》最終日。2位から出た竹田麗央が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、1打差を逆転する通算14アンダーで今季3勝目を飾った。3連続バーディで飛び出した序盤に加速をつけ、後続に2打差をつける完勝。4月《フジサンケイレディス》以来のタイトルを手にし、前週に譲った年間ポイントランキング1位の座に返り咲いた。通算12アンダーの2位に単独首位スタートから逆転を許した河本結と、大会2連覇がかかっていた山下美夢有。河本は「71」と伸ばし切れず、2019年《アクサレディス》以来のツアー2勝目を逃した。通算9アンダーの4位に高橋彩華。通算7アンダーの5位に岩井明愛とリ・ハナ(韓国)が続いた。米国女子ツアーを主戦場にする吉田優利は「67」と伸ばし、国内ツアー今季初戦を通算4アンダーの15位に浮上して終えた。前週優勝の岩井千怜は通算1アンダーの23位。吉田の妹でアマチュアの吉田鈴は通算2オーバーの40位だった。僕の優勝予想は竹田と山下の一騎打ちだったが、竹田の完勝だった。今年あと2,3勝はしそう。

 国内男子ツアー《関西オープン》最終日。2位スタートの幡地隆寛が5バーディ、2ボギーの「67」でプレーし、通算14アンダーで1打差を逆転。一時は5人が並んだ大混戦の争いを後半11番からの2連続バーディで抜け出し、30歳が国内ツアー初優勝を飾った。幡地は今年3月のアジアンツアー《ニュージーランドオープン》を制し、海外でプロ初タイトルを手にしてシーズンインしていた。通算11アンダーの2位に杉浦悠太。ツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げた2023年《ダンロップフェニックス》以来となるツアー2勝に迫ったが、プロ初優勝はならなかった。首位から出た清水大成は「72」とスコアを崩し、通算10アンダーの3位。19位から出た石川遼は連日の「65」とし、今季初のトップ10入りとなる通算8アンダー5位。前年覇者の蝉川泰果は46位スタートから5バーディ、6ボギーの「71」。通算4オーバーの41位で終えた。ようやく大器がツアー初優勝を飾った。大きなゴルフをする選手、自信がついたら絵画でも面白い存在だ

 メジャー第2戦《全米プロゴルフ選手権》3日目。メジャー初優勝を狙うザンダー・シャフェレと、2020年の本大会、21年《全英オープン》以来の3勝目がかかるコリン・モイカワが通算15アンダーの首位で並んだ。PGAツアー1勝のサヒス・ティーガラが14アンダーの3位に続く。メジャー最少ストロークに並ぶ9バーディ「62」をマークしたシェーン・ローリー(アイルランド)のほか、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)、ブライソン・デシャンボーが13アンダーの4位で並んだ。松山英樹は7アンダー12位から3バーディ、2ボギーの「70」と伸ばしきれず通算8アンダー。ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョーダン・スピースらがひしめく19位に後退した。41位から出た大会初出場の久常涼は6バーディ、2ボギーの「67」で7アンダー24位に順位を上げた。前日に交通違反をきっかけに警察に一時拘束された世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは「73」と落として久常と同じ通算7アンダー。4位から後退した。僕が優勝候補筆頭として取り上げたシェフラーは2024年シーズン42ラウンド目にして初めて、昨年8月《ツアー選手権》第3ラウンド以来のオーバーパーを記録した。この日は相棒キャディのテッド・スコット氏が娘の高校の卒業式に出席したため一時離脱していた。前日の逮捕騒ぎにキャディの一時離脱。さすがに優勝は厳しくなったが、明日どんなスコアで回るかは注目だ。優勝争いはシャフェレが脱落しそうで踏ん張っている。ただ先週も最終日に失速したので、気にはなる。僕はホブランあたりが…。松山と久常蓮同組で回るらしい。二人揃ってベスト10入りを目指して欲しい。

 米国女子ツアー《みずほアメリカズ・オープン》3日目。5アンダーの7位から出た古江彩佳が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーの3位に浮上した。首位と3打差で最終日を迎える。前週の《コグニサント ファウンダーズカップ》で連勝が5でストップしたネリー・コルダが単独首位に立った。3位から「65」で回り、通算13アンダー。世界ランキング1位が後続のハンナ・グリーン(オーストラリア)に2打差をつけて3日目を終えた。西村は「71」で通算6アンダーの20位に後退。46位で予選を通過した畑岡奈紗が午前スタートで、「67」でまとめ、同じ6アンダーで終えた。3位スタートの西郷真央は「76」と落として通算2アンダー43位に順位を下げた。古江、畑岡はさすがのゴルフ、西村は大健闘だろう。西郷は4日間良いゴルフが続かない。古江優勝だが、コルダが相手だけに厳しいか。優勝したら「パリ五輪」が近づく!頑張れ!

 

 

 今日の重賞。東京11R【第85回オークス】は、僕が本命に推したC・ルメール騎乗の2番人気チェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎)が直線外めから鋭く差し切りV。前走の【桜花賞】13着から巻き返して樫の女王に輝いた。タイムは2分24秒0。【桜花賞】馬で1番人気ステレンボッシュは中団追走から直線は内から抜け出すも1/2馬身差の2着に惜敗。2着から1馬身3/4差遅れた3着には3番人気ライトバックが入った。

 勝ったチェルヴィニアだが、僕の予想通り完勝だった。ルメールも彼女を完璧に勝利に導いた。この馬はやはり中距離以上の馬だろう。府中の2000m以上の芝はルメールの“庭”だ。2着ステレンボッシュも冷静に上手く折り合って、リズム良く走っていた。最後も内が開いて、上手く潜り込んだ。戸崎も“してやったり”だったろうが、一頭強い馬がいた。3着ライトバックも良く走っている。ただレース前のあのテンションでここまで走るのだから、資質は高い。坂井も好騎乗だった。4着クイーンズウォークも良く走っている。力を出し切ったが、現状では上位3頭の力が上だった。驚いたのは5着ランスオブクイーン。堂々とした直線先頭の競馬。タリスマニックでこんなに走るなんて…。今後も注意したい。

 チェルヴィニアは、父ハービンジャー、母チェッキーノ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は5戦3勝。重賞は2023年【アルテミスS】に次いで2勝目。木村哲也調教師は【オークス】初勝利、C・ルメールは17年ソウルスターリング、18年アーモンドアイ、22年スターズオンアースに次いで4勝目となった。

 

 今日の一口馬。まずはホワイトクロウが東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走し7着だった。矢野調教師は「今回はマイナス2㌔でしたが、できればもう少し絞りたいと思っていただけに、その影響がどこまでか…と思いつつ見ていました。ただ、調教や返し馬の感じから、前回よりは動ける状態にあるのは把握できていましたし、ジョッキーに上手く持ち味を引き出してほしいと話をして送り出しました。実際のところ、見事に外に出してきましたよね。出せるのか…と思う道中だったので驚きましたが、最後は伸び脚が鈍ってしまいました。ジョッキーに話を聞くと“上手く外に出せました。最後はちょっと鈍ってしまったけれども、道中は聞いていたよりも前向きに走れていていたので、こういう競馬を繰り返していけば前進できるのではないかという気もしました”とのことでしたね。重さが影響したかもしれませんが、ジョッキーの談話にあったようにホワイトにしてはちょっと位置を取った分、最後の伸びがいつもほどでなかったのかもしれないな…と感じる部分もありましたね。追い込んではきていますが、上位馬ほどでなかったことを踏まえるともう少し後ろからが良かったのかもしれません。とは言ってもなかなか上手くはいかないものですから難しい話ですが、前回より前進が見られたのは少なくともホッとした点なので、何とか繋げていきたいです。この後については権利がないだけに正直難しいですが、まずは脚元の状態をよく確認しておきます」とのこと。もう少し溜めていれば…。まずは脚元などをよくチェックして、それからどうしていくか検討されることになるだろう。次はメリオルヴィータが新潟8R【4歳上1勝クラス】(1400m芝)に出走し16着。小倉調教師は「予定通り事前にゲートに慣らしたうえで、レースに臨み、スタートはそれなりに出ることができました。しかし、その後にスムーズさを欠いてしまいました。行きっぷりも悪くなかったので、抑えずにそのまま流れに乗って運べていれば…。前の馬の影響もあったかもしれませんが、その後も頭を上げるシーンがありました。このあたりで機嫌も損ねていると思います。本当に申し訳ございませんでした。展開的にもそれほど速くなく、前が残っているので、余計に消極的な運び方になってしまったのがもったいなかったです。スタートさえ決めれば、スッとポジションがとれそうな脚をしていましたし、もっと自信を持ってゲートを出せるよう、さらに練習して、次は1200m戦を狙ってみます。出走間隔を調整したううえで、また目標を絞り込んでいきましょう」とのこと。こうなると騎手の問題であるが、しっかり指示しとくべきだったのでは…。まぁ次に期待。そして【オークス】に出走したヴィントシュティレ。スタートを切り、じわっとあげて2番手を進み3コーナー手前で先頭に立つ。そのまま粘り込みたかったが、直線では完全に脚が上がり18着。古賀調教師は「北村と話をして、現状は上手な競馬をできるまでの調教は十分でなかったので、喧嘩をせずリズムよく行くことをしようということで、逃げる作戦でいました。真ん中やや外の枠は良いなと思いましたが、並びから外のショウナンさんの馬がポイントだと思い、スタートが鍵を握ると思っていたところ、滑るような格好になったことで抜群のスタートにはならず先に前に出ることはできませんでしたね…。収まる馬なら良いのですが、今回は窮屈な競馬をしないということがテーマだったこともあり、あの形になってしまいました。ジョッキーに話を聞くと“並ぶ形なら斜め後ろよりも前のほうが良いと判断してあの形を採りましたけれど、ペースが速くてさすがにキツくなってしまいました。申し訳ありません”とのことでした。我々としても何とかお母さんのように持ち味を発揮してと思っていたのですが、かなり厳しい競馬になってしまい申し訳なく思います。パドックでは発汗が目立ちましたけれど頭のなかのリミッターが外れてしまってパニックになるようなことはありませんでした。G1の舞台でその点が気がかりではありましたが、我慢できていたという点はこの馬にとって評価できると思います。また、北村に今後のことも含めて話をすると、“今日はテーマとしていた逃げるという形に徹したけれど、稽古の感じや前走の走りのイメージと異なり、今日の感触だけで言えば番手からでも競馬ができそうな気がしたから、時間はかかるかもしれないけれども丁寧に教えていければ上手な競馬もできるようになりそう”と言っていたので、今回の経験を無駄にせず、今後に活かしていけたらと思っています」とのこと。結果は最下位だけど、面白い走りだったし、よく走った。この経験を、特に精神面の糧にして成長していってくれれば…と思う。お疲れ様でした。

 

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