人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

典さん天晴れ!

2024-05-26 18:38:52 | Weblog

《大相撲夏場所千秋楽》。新小結大の里(23)が関脇阿炎(30)を押し出し、12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所での制覇は幕下付け出しで輪島の15場所を上回り、先場所の尊富士の10場所も更新して最速記録となった。また2場所連続2度目の技能賞を獲得した。新入幕から3場所続けての三賞受賞は平成11年夏場所の千代天山以来、25年ぶり2人目の快挙。初の殊勲賞も受賞した。大の里は昨年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。新入幕から3場所連続の2桁勝利は、平成29年秋場所の阿武咲以来で2人目。新三役での優勝は同32年夏場所の新小結安念山以来、67年ぶり。初めてまげを結って臨んだ場所で、偉業を成し遂げた。天晴れ!大の里!

 珍しくラグビー《リーグワンプレーオ決勝》。レギュラーシーズン2位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)は同1位・埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)に24-20で勝利。14季ぶり6度目の優勝を手にした。埼玉は2季ぶり7度目の優勝はならず。今季限りで現役引退する元日本代表HOの38歳・堀江翔太、32歳のSH内田啓介は途中出場したが、有終の美を飾れなかった。昨季、埼玉は決勝で東京ベイに敗れたが、今季はリーグ最多得点&最少失点を誇り、16戦全勝で首位を独走した。3季連続で決勝に進出。BL東京とは3月9日に対戦し、36-24で勝利していた。BL東京の主将のリーチは自身のキャリア初となる日本一となった。

 西武は今日、松井稼頭央監督が休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が兼務することで合意したと発表した。渡辺GMは、交流戦開幕となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。松井監督は就任初年度の2023年は65勝77敗1分けで、借金12の5位に終わった。巻き返しを図った今季も開幕からつまづき、3・4月で8勝18敗といきなり借金10を背負った。5月も7連敗を喫するなど7勝12敗と黒星が先行した。今日の時点で15勝30敗。首位ソフトバンクと15.5ゲーム差で最下位に沈んでいる。5月18日には自力優勝の可能性が消滅していた。山川のFAが痛い確かだし、期待した外国人選手も活躍しない。また若手も一瞬は光り輝くが、それが長持ちしない。勿論、責任は松井監督が大きいが、渡辺GMや球団の責任も重い。監督平石ヘッドコーチでも良かったのでは…一緒に一蓮托生なのかな。

国内女子ツアー《リゾートトラストレディス》最終日。1打差2位から出た岩井明愛が7バーディ、3ボギー「68」で回り、通算15アンダーまで伸ばして逆転。今季初優勝を自身初の4日間大会Vで飾った。2023年9月《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》以来のツアー通算4勝目。3打差の2位はこの日のベストスコア「66」でプレーした竹田麗央。熊本勢150勝には一歩届かなかった。最終日を単独首位で出た金澤志奈は「73」と1つ落とし、桑木志帆と並んで11アンダー3位。小祝さくら、小林夢果が9アンダー5位。山下美夢有は8アンダー7位で終え、ツアー史上最速&最年少(125試合目/22歳298日)で生涯獲得賞金6億円を突破した。原英莉花は3アンダー25位だった。隙がなかった岩井明、竹田が別な組だったのも良かったのかもしれない。そして金澤はまたしても・・・これを糧に再度頑張れ!

国内男子ツアー《全英への道~ミズノオープン》最終日。首位から出た木下稜介が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算12アンダーで今季初優勝を飾った。2021年《ダンロップ・スリクソン福島オープン》以来3年ぶりとなる通算3勝目。2001年のメジャー《日本ゴルフツアー選手権》で初優勝。3週後の次戦《ダンロップ・スリクソン福島オープン」》も制し、破竹の勢いで連勝を決めたが、そこからタイトルが遠ざかっていた。通算10アンダー2位に韓国のコ・グンテク。通算9アンダーの3位に今平周吾、桂川有人、堀川未来夢の3人が並んだ。有資格者を除く大会上位3人に付与される7月《全英オープ》の出場権は、木下、コ、世界ランキング順により桂川が獲得した。通算8アンダー6位に比嘉一貴、2022年大会覇者のスコット・ビンセント(ジンバブエ)、金子駆大、杉原大河、清水大成、吉本翔雄、池村寛世の7人が続いた。前年覇者でミズノ契約の平田憲聖は通算5アンダー18位。13位から出た同じくミズノ契約の杉浦悠太は「75」とスコアを落とし、通算2アンダー28位で終えた。開幕戦から続いていた連続トップ10入りは5試合でストップした(最長記録は2013年に松山英樹が記録した6試合(優勝2回)だった)。 2009年大会覇者の石川遼は通算イーブンパー38位。今季初戦で19年覇者の池田勇太は通算3オーバー47位で終えた。木下天晴れ!

シニアメジャー第2戦《キッチンエイド全米シニアプロ選手権》3日目。41位で決勝ラウンドに進んだ宮本勝昌は5バーディ、4ボギーの「70」でプレー。通算1アンダーの29位に再浮上して最終日に入る。60位から出た藤田寛之は3バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、通算4オーバーで順位は変わらず。海外メジャー4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)が4位スタートから「69」で回り、通算10アンダーでグレッグ・チャルマースと首位に並んだ。大会連覇のかかるスティーブ・ストリッカーは通算7アンダーの6位。同ツアー最多46勝を誇るベルンハルト・ランガー(ドイツ)はこの日のベストスコア「65」をマークし、70位から通算3アンダーの20位に浮上した。宮本、藤田最後まで頑張れ!

 今日の重賞。東京11Rで行われた【第91回日本ダービー】は、横山典弘騎乗の9番人気ダノンデサイル(牡・安田翔伍厩舎)が好位追走から直線抜け出しV。皐月賞競走除外の無念を晴らし、2021年に生まれたサラブレッド7906頭の頂点に立った。56歳3カ月4日の横山典は、武豊が持つJRA・GI最年長勝利記録(54歳9カ月10日:【有馬記念】のドウデュース)を更新した。タイムは2分24秒3。2馬身差の2着にはジャスティンミラノ(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にシンエンペラー(7番人気)が入り、3連単は22万9910円となった。
 勝ったダノンデサイルは僕が思っているより強い馬だった。確かに横山典の好騎乗も光ったが、今日のレースを見る限り、ジャスティンパレス以下には完勝だった。そして何よりで【皐月賞】での騎手の決断で除外したのもお見事だった。そして何より野田さん(ダノックス)にダービーオーナーの勲章をプレゼントできたことは、一競馬ファンとしても本当に良かったと思う。全てが良い方向に進んだ。こんな“運”を持った関係者がやはり【ダービー】を獲るのだろう。2着ジャスティンミラノも力は出し切った。最後の直線でも反応して伸びていたが、1頭強い馬がいた。運がなかっただけだ。3着シンエンペラーも坂井が展開を読み、リズムよく直線でも最後まで止まらずしっかりと脚を使っていた。ただ勝てなかっただけ。4着サンライズアースには正直驚いた。遅い展開を読み、向正面でデムーロが動いていった後から、1テンポ遅らせて動いていった。そしてこの馬の特徴である長く良い脚を使って直線でも踏ん張った。まだ4戦目、レイデオロ産駒で秋以降が楽しみかもしれない。5着 レガレイラはなんであんなに後ろに下がったのだろう。ルメールらしからぬ騎乗だった。ただ最後は凄い脚を使っていた。よく伸びてくれましたが、このペースでは難しかったです」

 勝ったダノンデサイルは、父エピファネイア、母トップデサイル(母父Congrats)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦3勝。重賞は今年の【京成杯】に次いで2勝目。安田翔伍調教師はJRA・GI初勝利、横山典は09年ロジユニヴァース、14年ワンアンドオンリーに次いで【日本ダービー】3勝目。

 

 東京12R【第138回目黒記念】は、1番人気でジョアン・モレイラ騎乗のハンデ58.5㌔シュトルーヴェ(騙5歳・堀宣行厩舎)が前走の【日経賞】に次いで重賞連勝。後方追走から直線で外に持ち出すと、しぶとく末脚を繰り出し、接戦のゴール前を制した。タイムは2分32秒3。クビ差の2着は好位から粘り腰を見せたシュヴァリエローズ(10番人気)。さらにアタマ差の3着には中団から伸びたクロミナンス(2番人気)が入った。

 勝ったシュトルーヴェは父キングカメハメハ、母アンチュラス(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬で、馬主は村木克子氏。戦績12戦6勝。重賞は2024年【日経賞】に次いで2勝目。堀宣行調教師、モレイラはともに【目黒記念】初勝利となった。

 今日の一口馬。まずは東京1R【3歳未勝利】(1600mダート・牝)にレイヌドサーブルが出走。レースでは、スタートで出遅れると、後方からの競馬を余儀なくされた。その後は中団あたりまで進出して8番手でコーナーをカーブ。直線では徐々に外めに出て脚を伸ばしたが、先行馬の脚色も衰えず、上位争いからは離された5着となった。人気(8番人気)を考えれば好走、何より掲示板を確保したのは大きかった。鞍上の菅原は「ゲートのタイミングが合わず、出遅れてしまったのですが、二の脚である程度カバーできました。久々の2戦目としては、うまく競馬をこなしてくれましたし、徐々に成長しているのでしょう。体の弱さや緩さは感じられず、砂被りもモロに浴びているわけではないので大丈夫でした。戸惑う様子もなく、経験を重ねてさらに良くなりそうです」とのこと。管理する萩原調教師は「ゲートは練習していました。その時も、出はするものの、二の脚がもうひとつというところでした。それでも、実戦にいけば普通に出るかと思っていましたが、いまいちなスタートとなってしまいました。ただ、終いまで脚を使ってくれて、変わり身は見せてくれました。馬体はまだ余裕があると思っていましたので、このひと叩きで、もうひと変わりを見せてくれたらと期待しています。上がりの状態は問題なく、中1〜2週で東京戦を目指そうと思います。距離的には同じくマイルか、ダートスタートの1400mの方がいいのか、ジョッキーとも相談したうえで決めたいと思います」とのこと。未勝利脱出向けて一筋の光が差したレースだった。是非次走で…。続いてホワイトターフが東京7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にT.オシェア騎乗で出走し9番人気結果4着となった。清水英調教師は「勝ちに行った分最後は甘くなってしまいましたが、やはりこの条件は合っていますね。オシェア騎手は『今日のような競馬をするなら1400m、ゆったりと運ぶのであれば1600mでも問題ありません。真面目に走る馬なので、どちらでも対応できる』と話していました。3着との差もわずかですし、着実に力をつけてきていますよ」とのこと。いやぁ見所のあるレースだった。もう少し追い出すのを待てば馬券圏内はあっただろう。新馬戦勝利以来、やっと今後が見えてきた感じ。これから2勝目を期待したい。

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