風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

好きなもの

2006-01-31 | 風屋日記
湯豆腐が好き。
熱々をハフハフ言いながら食べる。
豆腐3丁ぐらいはいっちゃうね。
特別なタレはいらない。
あまり甘くさえなければ蕎麦ツユでもOK。
そこにネギのみじん切りとおかかをつっこむ。
たっぷり豆腐を浸けて・・・食いてー。
ごはんもすすむよ。
翌朝、残ったツユを納豆に混ぜ、
ごはんにかけるのもいい。
湯豆腐の日は、翌朝もあわせて2度楽しめる。

シチューが好き。
クリームシチューでもビーフシチューでも。
具はデカいままゴロゴロあってもいい。
特にビーフシチューのデミグラスソースはGood。
そういう意味では、
もちろんハヤシライスも大好き。
なぜかクリームシチューの時はフランスパンがいい。
胡椒をガンガン効かせて
最後は皿を拭きながら食べる。

ミルフィーユが好き。
結局は甘党なのね。
冷蔵庫で冷やしたヤツが好み。
濃いめのコーヒーとともに。
ちなみにフルーツパフェも好きだよ。
誰かに見られてても平気。
ファミレス行くとつい注文しちゃうので
あまり行かないようにしてたりして( ;^^)ヘ..

テキーラも好きだ。甘党とか言っていながら。
カクテルにしても
テキーラサンライズやスローテキーラはいい。
もちろんロックで
ほんのり感じる甘さと香りを楽しむのもいい。
これまた好きなタコス食いながらね。

スイカが好き。
夏はやっぱコレだべ。
風の通る座敷で汗をかきながら昼寝して
目覚めた後の冷えたスイカは最高。
そんなシチュエーションが夢だったりしてるんだけど(笑)
これで結構忙しくて、
なかなかそんな場面にならないんだ。

昨夜の夕食はタイ料理のパッタイ。
いわばナンプラーで作ったやきそばだ。
砂糖も加えてコクをつけて、おいしかったよ。
息子たちと私と家内の4人で、
デカいフライパンに山盛り2つ分のパッタイが
あっという間にあっさりなくなった(^-^)

私にはあまり高級な食べ物は必要ない。
好きなものを腹いっぱい。
それで充分幸せだよ。
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早池峰山

2006-01-30 | 風屋日記
花巻~遠野地方の人間にとって、
視界の中に欠かせない早池峰山(はやちねさん)。

神々が住み、修験者が荒行を行った霊峰。
登山口近くにある早池峰神社には「岳神楽」、
麓の田中神社には「大償神楽」の2つ、
国の無形文化財である山伏神楽が
鎌倉時代から変わらぬ文化を伝えている。

登山を愛する人達には「100名山」のひとつとして知られ、
ここでしか見られない「ハヤチネウスユキソウ」などの高山植物や
ヤマネなどたくさんの小動物達が生命を営んでいる。
夏場ともなると、登山口から山頂まで
一列縦隊の切れ目ない登山客が続く。

巌手山との間で姫神山をめぐる恋の鞘当てを演じ、
思い破れてひとり離れた地に腰を据えたという、
岩手三山伝説を残している山。
そういえばどことなく孤高を保つ燐とした美しさを感じる。

小学校、中学校、高校と、
校歌や応援歌でこの山を歌わなかったことはない。
春になると、この山から山ノ神が田畑に降りてくる。
神の住む山。

  東に霊峰早池峰   西に奥羽の山並を
  朝な夕なに仰ぎ見て 心理を学び智と情の
  陶冶に励む鳳雛が  桜が丘に集う時
  ああ 万陀の桜 春爛漫
            (花巻北高 逍遥歌)
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リセット

2006-01-29 | 風屋日記
ミズキ団子

昨夜はまた、夜になってから大沢温泉へ入浴に。
ここのところの天候による慢性寝不足で
首筋やら肩やら背中やらに疲れが溜ってきていて
時々こうやってリフレッシュ&リセット。

古い自炊宿の玄関にミズキ団子が飾ってあった。
黒光りする太い梁によく似合う。
聞いてみるとこの建物、
何度か改修しているものの、
柱と梁は200年前からそのままとのこと。
どひゃー、世界遺産にならんのかいな。

    ◇      ◇      ◇

彩雲

今朝の朝日は神々しいまでの彩雲。
普段はまだ真っ暗な中で犬の散歩をしているので
日曜だからこそのこんな朝日は久しぶりに見た。
思わず立ち止まる。

今日は長男が学校で、
先生との2者面談で国立の願書提出先を決めてくる。
昨夜、家族での話は決まった。
勝負。

今週は2月に入るし、長男の受験もラストスパート。
色んな意味で、色んなことをリセット。



ところで今日は花巻を訪れるekoさんご夫妻と初対面の予定。
ドキドキ、ワクワク。
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独白

2006-01-28 | 風屋日記
だからさぁ、
どんなアドバイスも慰めも
相手に伝わらなきゃ迷惑なだけなんだよ>自分
余計なことするなよ。

でもさぁ、黙って見てられないって気持ちもある。
つい「そうじゃなくて」「こうしたら」って
考える間もなく口に出ちゃう。

気持ちは分かるけどさ。
すこし考えてから、必要最小限だけ言えばいいんだよ。

それでいいよね。きっと。
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平成の大合併

2006-01-27 | 風屋日記
話題の賞味期限からは大分過ぎたけど、今日はこの話題。

私の住む町も全国の例にもれず、
今年1月1日付で花巻市、東和町、大迫町、石鳥谷町の1市3町が合併。
花巻市でいえば7万人の人口が10万6千人となった。
元々同じ稗貫(ひえぬき)郡だった大迫町、石鳥谷町に
旧花巻市の隣ながらポツンと離れて和賀郡だった東和町が一緒になった形。
高校入試の際の学区も経済権も一緒だったから
あまり違和感はない・・・ってかもっと早くても良かった。
ということで、改めて各地区(旧市、町)の紹介。

花巻地区。
今後も「花巻市」を名乗ることになった合併の中心。
城下町として南部藩の南縁の守りを担ってきた。
当時から県央部の商業都市として発展。
市内に数多くの温泉があることで知られ、
宮沢賢治さんが生まれ育った町としても観光客も多い。
新渡戸稲造の先祖が代々住んでいたことや
高村光太郎が疎開したこと、松本俊介が一時住んだことなど、
賢治さん以外にも文化的な歴史を持つ。
・・・が、やっぱり昔から商人の町だね。
「花巻」と一口に言うけど
昭和20年代の合併前の地域性がいまだに残っていて、
「湯口」「湯本」「笹間」「太田」「宮野目」など
行政区がはっきり分かれていたりする。
米、リンゴなど、県内指折りの農村地帯でもある。

東和地区。
その昔、源義家と戦った安倍貞任伝説が残る、
歴史的な「まほろばの里」。
学者並みの学識を持っていたことで知られる
日独伊三国同盟締結時の海軍大臣だった及川古志郎や
日本のキュビズムを代表するひとりである画家の萬鉄五郎を排出。
穏やかな山間の町で農業も盛んだが、
農水省の減反政策に異議を唱えて「自主減反」の筵旗を上げたり、
中央省庁のキャリア組や大手シンクタンクのリサーチャーを
町職員としてヘッドハンティングするなど、
全国的な話題を呼んだ前町長の小原秀夫氏の存在が大きい。
地に足をつけ、道理を通すのが町の気風。
隣接する花巻の矢沢地区には宮沢賢治記念館や新渡戸記念館があり、
「文化エリア」としての地域構築を期待。

大迫地区。
言わずと知れた霊峰早池峰(はやちね)山のを抱える町。
天然記念物であるハヤチネウスユキソウはエーデルワイスに比される。
鎌倉時代から変わらぬ所作で国の無形文化財第一号となった、
山伏神楽を代表する「早池峰神楽」の本拠地でもあり
登山客や神楽見学客などを迎える観光の町。
ここ十数年の間に町が作ったワイナリーも有名になり、
「エーデルワイン」は一躍ブランドに。
ネーミングのうまさも出色。
「雄大な自然と伝統文化エリア」が似合う。

石鳥谷地区。
知る人ぞ知る伝説のマイスター集団「南部杜氏」の里。
農閑期になると全国の酒蔵へ出稼ぎに行く職人衆団が住む町だ。
その他には葛丸川渓流ぐらいしか見どころのない町だが、
実は養護施設や老人ホームなど公私ともに福祉施設がたくさんある。
もちろん安い土地も豊富(笑)なので、
個人的な考えとして、
賃貸住宅で定年を迎えた都会の方々の
第2の、そして終の住処にどうかなと思っている。
土地は広く安いので家庭菜園なんて規模に留まらない農地が作れるし、
これまた安いゴルフ場も近くにいくつかある。
花巻温泉や台温泉、新湯本温泉も至近だ。
どうかなぁ。

・・・という、魅力が4倍になった「新花巻市」。
全国の皆さん、ねまりにおでんせ(ゆっくりしにいらっしゃい)。
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「知る」こと

2006-01-26 | 風屋日記
今日、国際支援NGOで活動している知人からメールをいただいた。
その内容をここに書く積もりはないが、
その中の一部の文章がとても印象に残った。
「NGOはそのドナーやボランティアによって支えられている。
 しかしながらそのNGOの会員数は頭打ちで毎年財政難に悩んでいる」
「ドナーやボランティアはどんなベネフィットを得ているのか」
なるほど。

もちろんメールの主旨に対する返信は改めて送る積もりだし、
本記事とは直接関係ないので、その部分は割愛するが、
今はちょっと上記の部分だけ考えてみよう。

基本的に、誤解を恐れずに書くと、
「無償の奉仕、喜捨はあり得ない」と思うのだ。
誰しもそのボランティアアクトや寄付などに見返りを求める。
それは相手の笑顔だったり、自分の満足感だったり
宗教的な喜捨に関して言えば、心の安寧だったり
ということも含めての話だが。

例えば私が彼のNGO活動から得たベネフィットは
「知る」ということだ。
途上国の(特に下層の)現状や実体。
そういう人々に対する先進各国の姿勢。
そしてどのようにNGOの方々が活動しているのか。
そこにはノンガバメントとしてどんな哲学があるのか。
彼らの活動を通し、そしてその後得た情報により、
私は初めてそれらを「知る」ことができた。

「知る」ということも重要な見返りだと思う。
そして「知る」ことの次に「しっかり見据える」ことができるかどうかだ。
そこに「会員数の頭打ち」に対する大きな答が隠れていると思う。
「知らない」あるいは「知っているが見て見ぬ振りをする」
(という表現はともかく( ;^^)ヘ..)
そのことの解決なしにはその問題の答は出ない。

ちょうど昨日の朝日新聞に、
同じことを主題とする映画の批評が載っていた。
映画の題名は「ホテル・ルワンダ」。
ルワンダのフツ族によるツチ族大量殺戮を描いた映画だ。
映画のコンセプトを批評は
「世界中に『知ること』と『目を背けない』ことを求めている」
と述べていた。
「これらは単なる民族同士の殺し合いではなく、
 何もしない世界中の我々も間接的に加担している加害者だ」と。

映画のセリフだと思うが
「世界の人々はルワンダの悲劇を知って『大変なことだ』
 と言って、ディナーを食べる」
という言葉が重い。
「先進国で余った武器を国連の飛行機で堂々と密輸」し、
武器の大量消費地として見て見ぬ振りをする先進国と呼ばれる国々。
「40万人ものツチ族犠牲者が投げ込まれた湖で捕れる魚を食材として輸入」
している日本の無知。

「知る」ことや「しっかり見据える」ことの大切さを
私達はメディアや色んな情報からの他
NGOの活動を通して知ることもできるのだ。
NGOにはそういうことを伝えるという大切な使命もあると考える。



・・・ということで、改めて返事を送ります。>rwwaさん。
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歩き方

2006-01-25 | 風屋日記
今日のお昼前は会社前の氷割。
暇だったからそんなことしてたわけじゃないよ(^^;
今日の最高気温は久しぶりにプラスの気温(予報では1度)。
お天道さんが顔を出すとやっぱり暖かい。
一面の氷の表面や縁が解けはじめ、
その水が夕方にまた凍るという悪循環。
何もしないでいると3月まで延々と良質のスケートリンクだ(笑)
・・・ということで、排水溝まで氷を割って水路を作ったのさ。
それもこれから暖かくなるという午前中にやらないと、
氷は固いし水が流れてもすぐ凍っちゃう。
今日の昼前は千載一遇のチャンスだったというわけ。

疲れた(;´ρ`) グッタリ
何せひたすらつるはしを握っていたために
腕の筋肉は膨張し、握力がすっかりなくなった。
昼過ぎに伝票書こうとしたけどペンが持てない(笑)
まいったね。
窓からは午後の日射しが降り注ぎ、
4時間目の体育を終え、弁当食って5時間目・・・という感じ(^^;
こんな時は普段の寝不足が恨めしい。


先日の首都圏の積雪ではたくさんの怪我人が出たとのこと。
こっちじゃいかに路面がスケートリンクでも
あまり怪我する人はいない(いるこたいるけど目立たない)。
歩き方が違うんだよ。
「踵から着地してつま先で蹴る」というのが普通の歩き方。
凍った路面や滑りやすい雪道の時、雪国の人は
「足の裏全体で着地し、腰を移動させて前に進む」歩き方をする。
足の裏は氷や雪面に乗っけてるだけ。
膝から下は足元の安定を図るためだけに使うんだ。
滑って転ぶ人は、たいてい蹴ろうとする時に体重がかかる。
この歩き方なら
「そっと着地、そっと足を上げる」から滑りにくい。
首都圏の方々も会得すべし。


大学時代、どうしても出なければならない講議があった日、
首都圏にしては珍しい程の積雪があった。
あちらこちらで転ぶ人が目につき、電車は止まって動かない。
私は電車を諦め、長い行列のタクシー乗り場にも見切りをつけて、
4km程先の大学を目指して歩き始めた。

その時すぐ脇にすーっと1台のタクシーが停まった。
ドアが開き「よかったら乗りませんか?」と運転手さん。
みるとちゃんとスパイクタイヤ(当時)を履いている。
「ラッキー」とばかりに乗り込んだ私。
どうやら少し手前の信号で停まっている時に
私がタクシーを諦めて歩き始めたところを見ていたらしい。
タクシー乗り場を通り過ぎ、わざわざ私を乗せてくれたのだ。
「お客さん、北の方のヒトでしょ? 歩き方が違うもの」
「え!? 運転手さんも?」
「はい、私は秋田です。この程度の雪は屁でもないです」
2人で忍び笑いをし、ほんの10分程の行程の間、
私達は積雪時の歩き方や車の走らせ方の話をして別れた。
何だかとてもその運転手さんにシンパシーを感じた、
今でも忘れることのできない思い出。
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歌う

2006-01-24 | 風屋日記
泥雪と融雪剤で汚れまくりの大型4駆。
ツルツルの路面でゆっくり走る車を避けてワイルドな走り方。
運転しているのは怪しげなサングラスをかけた中年オヤジ。
まさかその室内に流れているのがユーミンだとは気づくめぇ。
しかもその中年オヤジは、外からの視線を気にして
あまりそれとわからないように口づさんでいる。
それが今朝の私(笑)

私は、車の中は歌う場所と心得ている。
バンドの練習曲の時もあるし
(時々ハーモニカホルダーつけて、運転しながらの練習も。
 もちろんそんなこと夜しかしないけど 笑)
あるいは懐かしい曲を何となく口づさむことも。
ユーミンの昔の曲は好きなんだ。
たまに無性に聴きたく(歌いたく)なる。
いろんなことを思い出してしんみりしながらね。

童謡歌手だった川田正子さんが亡くなった。
私は小さい頃から歌うのが好きで、
NHKの「みんなのうた」で流れる曲の他、
川田さんの歌で有名な「里の秋」や「みかんの花咲く丘」などを
家の中でよく大きな声で歌ったものだ。
幼稚園~小学校4年生ぐらいまでのこと。
みんな古い歌だけど、他の童謡とは違って、
子ども臭くなく、何となくフィーリングが合ったんだね。

「里の秋」は出征兵士のために
残して来た家族の情景を歌ったものだという。
穏やかにきれいな日本の風景を歌ったものだけど、
幼い私にもその歌の底辺に流れる悲しみや願いが感じられた。
「鐘の鳴る丘」や「みかんの花咲く丘」は
終戦直後の、貧しいけれどもささやかな幸せを明るく歌った歌。
歌っているうちに、明るく幸せな気持ちになったものだ。

今朝川田さんの訃報を新聞で知り、
ふとその頃のことを思い出したりした。
戦時中からの歌手なのに享年71歳は随分と若いが、
少女歌手として有名だった川田さん。
その当時はまだ10歳かそこらだったんだね。
Yahooニュースに載ったその顔は、まだ少女のような笑顔だった。

私の両親は37歳と29歳という、当時としては遅い結婚だった。
そのため母から教えてもらった歌は川田さんの歌のように
戦中・戦後の古い歌が中心だったように思う。
死んだ親父は、大学時代にフランス語を学んだこともあり、
「ミモザ館」や「舞踏会の手帳」などの古いフランス映画と、
古いシャンソンを教えてもらった。
シャンソンもよく歌ったね。
意味も分からず、レコードから聴こえるままにフランス語のまねをして、
「枯葉」や「ラ・メール」「パリ祭」などを歌詞も見ずに歌った。
「パパと遊ぼう」は、途中の「♪ U-WA HA HA HA」までまねして。
(フランス語はHを発音しないので、これだと「ゥワ ア ア ア」になる? 笑)
あの頃は歌っているだけで幸せな気持ちになったものだ。

うちの家内も小さい頃はとにかく歌っていたらしいけど、
女の子達と決定的に違うのは
家の外では決して歌わなかったこと。
外では体育会系だったんだよ(笑)
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いい予感

2006-01-23 | 風屋日記
今朝は久々で雪の朝。
昨日の昼から降り続き、あっさり10cm程積もっている。
例によって月曜の朝は早い。
ってことで、今朝は5時半にヘッドライトを点けて家を出た。

途中の道路上にある温度計には「-12度」の表示。
積もった雪が通った車に踏み固められ、
西風に飛ばされてテカテカ固まっている。
赤信号でも停まれない。
50km/h弱でゆっくり、のんびり盛岡を目指す。

東の空が明るくなり
キンと冷えて透明な空気の中にオレンジのグラデーション。
つい見とれたくなって路肩に車を停めた。
暁けの明星(金星?)が大きく瞬いている。
太陽でも月でも山の端にある時はとんでもなく大きく見えるよね。
今朝の金星は普通の星のように点が輝いているのではなく、
なんと豆粒のような小さな玉に見えた。
金星も球体だったんだよねーと改めて感じた次第。
何かいいもの見た気がして、ちょっと胸が高鳴った。
写真には撮せなかったけど。

    ◇      ◇      ◇

昨日、長男がハイテンションで帰宅。
「ちょっとぉー、バッチリだったかも!!」
さっそく初日の国語と英語を自己採点してみていた。
私としては、私の点数が長男より良かったら凹むかなと思い、
何点とったか言い出せなかったのだが・・・
どちらも完敗(笑)
やっぱり現役にはかなわねーや。
でももちろん嬉しい完敗だけどね。
英語はもちろんだけど、
国語は私に多少の自負がある分、特に感慨深い。
昨年も新聞に載ったセンター試験の問題で国語だけ勝負したが、
私があっさり2~30点差をつけて勝っていた。
私の国語に勝つようになったんだねー。
彼より勝っていることが年々少なくなっていく。
30年近く長く生きている人生経験と
たくさんの胸キュンの思い出だけはまだ私の方が多いけど(笑)

近々次男も挑戦予定。
今日は学校で数学1に挑戦するのだとか。
悪いけど、その科目は私はパスだ(笑)
そういえば「実は・・・」と私の点数を言ったら、長男から
「すげぇじゃん。選択科目頑張ればそれなりのとこ入れるんじゃない?」
と誉められた ┐(´ー`)┌
現社なら普段の知識でできるかな?
間違っても数学や理科は選ばないぞ(笑)

    ◇      ◇      ◇

合格祈願食べ物について。
キシリトールのガムもなんだそうだ。
「きしり(っちり)通る」んだそうで( ;^^)ヘ..
しかもよく噛むことが脳への刺激になるらしい、なるほど。
合格祈願のための商品も出ているらしいね。
「おやつはカール」のカールに「ウ」をつけて「ウカール」も面白いけど
私的には「ハイレモン」に「ル」をつけた「ハイレルモン」の方が
ネーミングとしては好みだな(笑)

愛媛出身のmkさんから昨日、「いい予感」の伊予柑をいただいた (゜∀゜*)ウマー
ごちそうさまでした。
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訛ってる

2006-01-22 | 風屋日記
岩手では、食べ物で歯が立たないことを「しない」と言う。
固いというではなく、なかなか噛み切れない感じを形容する。
例えばスルメ、ビーフジャーキーなどのようなもの。
ラーメンに入っている「しな竹」も、
「しない」から「しない竹」といい、縮まっただけじゃないの?

えーと、前振りはこれぐらいにして、
センター試験前に長男の学年の先生が
新たな合格祈願食べ物を考案したと言う。
「いいがーおめーら、
 試験本番前に梅干しとスルメ食え。
 そーすっとなー
 『酸っぱい』ものと『しない』もので、
 『すっぱい しない』→『失敗しない』になるからなっ!!」
先生、思いっきり訛ってるよ。
この地方でしか通用しない合格祈願食べ物なんて・・・(笑)

さて、あと2時間後、どんな顔して帰って来るかなー。


ところで、今日午前中に
私も国語と英語だけセンター試験をやってみた。
国語の144点は、文学部国文科出身の私はちと不満。
もうちょっと取れそうだったけどね。
根本的に間違った or わからなかったのは28点分。
だから、試験会場で受験し、じっくり見直しをして
丸の付け間違いや誤解した解釈を訂正していれば
・・・172点。
うん、これ位ならとりあえず面目躍如かな!?

驚いたのは英語。
「うわー全然わかんねーや」と始めて1時間
なーんと166点。
3桁になるかなー、2桁のままかな-と考えてたけと
この点数にはびっくり。
当てずっぽうでも何とかなる見本のような点数だな(笑)
長男にも、
本番はこの程度の気軽な気持ちで臨んで欲しかったな。

いやーそれにしても、
やっぱり(忙しくて受講頻度は低いとはいえ)
1年も英会話に通うってのは、
知らないうちに力が付くって事なんだね。
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色んなことで、うーむ (-"-;

2006-01-21 | 風屋日記
今日の分の試験を終えて帰ってきた長男。
テンション低~い。
「ヤバいなぁ・・・」とのこと。
「第一志望はムリかな、こりゃ」と苦笑いしている。
「そんなん、自己採点しなきゃわからねーし、
 全国平均だってどうなるか見てからじゃないと」
とフォロー。「ま、明日だ、明日」

昨夜は、すでに推薦で合格を決めている
野球部仲間のひとりが受験する野球部3年全員にメール。
もちろん長男にも届き、大笑いした。
「みんな、覚えていますか?
 あのM工業に負けた日、暑かった7月15日を。
 7点差を追い結局2点届かなくて、我々の夏は県大会2回戦で終わりました。
 でもみんなにはまだ、勉強の全国大会があるじゃないですか。
 7点を追った事を考えればチョロい筈。
 明日、明後日はみんなの逆転ホームランを見せて下さい。」
長男のことばは
「あいつ、自分だけ余裕かましやがって(笑)」
「ま、練習通り試合に臨めばいいんだよな」とひとりごと。

長男と同じクラスの、中学時代からの友人は
自分のブログに
「同じクラスのやつの推薦合格が決まっても
 オレは全然嫉妬しない。
 それどころか『オレも頑張るぞ』と元気をもらう。
 受験勉強は団体競技だとオレは思う。
 皆が頑張っていればオレも頑張れる。
 頑張ろうぜ」
と書いていた。
またまだ、あと1日ある。頑張ろうぜ。

今日、長男がセンター試験を受けた会場は
花巻市内にある市立大学の富士大学。
昨秋のドラフトでここの野球部の相原投手がロッテから指名され
久しぶりにプロ野球選手が誕生している。
「そのせいかなぁ。
 『プロ野球の千葉ロッテマリーンズから差し入れがあります』
 って、受験者全員コアラのマーチを1箱づつもらった」とのこと。
それっていいのか?(笑)

    ◇      ◇      ◇

関東地方にしては記録的な大雪の1日。
東京で8cm、横浜で11cmは珍しいだろう。
でもサ、けが人130人がトップニュースって・・・。
岩手でけが人が出てもニュースにすらならないのに。
(さすがに死者が出た時は、トップニュースではないものの
 一応全国ニュースになるけどね)

確かに首都圏でこれだけの積雪は珍しいけどさ。
こっちだって日中の最高気温が-5度は何年ぶりなんだろう。
一度の積雪が50cmだってそうそうあることじゃない。
ニュースにはなりませんが(^^;

    ◇      ◇      ◇

アメリカ産牛肉輸入の再禁止について。
だから前にも書いたじゃない。
アメリカ政府は日本の危機管理なんて屁とも思ってないんだよ。
だいたい、豪州産はもちろん、国産牛肉も全頭検査をしてるのに、
なんでアメリカ産だけはしなくていいのか。
畜産農家は怒っている。
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いよいよ

2006-01-20 | 風屋日記
明日はいよいよセンター試験。
天気予報は全国的に雨? 雪? あまりよくなさそう。
こっちは雪降りが常態なのでたいして驚きもしないし
50cmを超えるようなよほどの大雪は別として
たいした影響もないだろう。
・・・が、今朝のNHKニュースで何度も繰り替えしていたように
今夜から関東地方でも降雪、積雪があるかも知れないとのこと。
大変だろうけど、みんな頑張れ。

さて、わが家の長男は大いなるチャレンジ(笑)に向けて
「昨夏の高校野球県大会前日に比べて緊張はしないけど
 (また1年後やり直せるし、チームに迷惑かけるわけじゃないから)
 それでも気づかないプレッシャーあるんだなー。
 ここんとこぜんぜん食欲ねーや」
と、昨夜ボソッと言っていた。
そりゃ、ね。
わざわざ言葉に出して言わなくても
そんなに痩けた頬を見りゃ誰だって分かるよ。
しゃーないね、余裕で受けるんじゃないし、
それどころか模試の上ではまだ点数が足りなかったわけだしね。
でも、
「オレがもし全国で1番の成績で、東大ラクショーだったとしても
 それでも今の第一志望に入るよ、オレ。
 あー、入りてー!!」
とか言われると、何とかしてやりたくなるのが親心(笑)
昨夜も遅くまで部屋に灯りがついていて、
それでいて「朝型にする」と6時前には起きだしてくる。
もうここまで来たら頑張らなくてもいいよ。
ただ諦めるなよ。

第一志望の大学の硬式野球部はリーグ3部に所属の万年部員不足とか。
「ここだったら野球続けてーなー」とぶつぶつ・・・。
そんならもっと体力つけないと、ナンボそんな野球部でも
一応大学の体育会の野球部なんだから。
と笑って答える私。
センター試験が終ったらメシの量を復活させて
ちと体も動かすか。
スピードガンで球速測ったり、試し打ちもできる
地元のスポーツ店のベースボールフェアは今日から日曜まで。
「行けねーじゃねーか、○○スポーツのバカヤロー」
と言いつつ、午前授業の今日立ち寄ってくるらしいな(笑)
怪我や事故、病気にさえ気をつければそれもよし。
スカッとしてこい。

受験生必携の合格祈願お菓子の準備は万全だぞ。
まずは「KIT KAT」
2個以上食べると複数形になって「KIT KATS」=きっと勝つ
1個だけだと「きっとCut」で門前払いされるから注意。
あとは「コアラのマーチ」。
「寝てても落ちない」んだとか(笑)
みーんなカノジョがくれた・・・のかな?( ;^^)ヘ..
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けんか

2006-01-19 | 風屋日記
うん、昔はたくさんした。
口論も、もちろん男だから手や足を出すヤツも。
親父とは高校生ぐらいからかなりの激論を戦わせ、
お袋はヒヤヒヤしていた。
大学時代に付き合ってた彼女とも
数えきれないぐらい・・・ね(笑)

でもね、なぜか2歳下の妹とはけんかした記憶がない。
もちろん小さい頃は遊びのジャンルが違うから
いつも一緒にいた訳じゃないけど
中高生になっても、大学時代にお互い東京へ出てからも。
そして社会人になり、それぞれ家庭を持ってからも。

家内との面と向かってのけんかもないかも。
そりゃ時々ムッとすることもなかったわけじゃないし、
たぶん私以上に向こうはあるんじゃないかな!?
でもね、同じ屋根の下に住む同志。
仲が気まずいと居心地悪くなるしな。
・・・と思い続けて、今年20年になる。

仕事の上でも、歳とったせいもあるのか、
あまりハデに正面きってのけんかはしなくなった。
ムキになって自分を主張するよりも
相手の立場も考えるようになったような気がする。
それでも言いたいことはちゃーんと言うけど。

誰かにひどい攻撃をされても、
頭に来るより先に寂しく感じるようになった。
「人間ってのは哀しいな」と思ってしまう。
そこまで追い込んでしまった自分に反省も必要かな。
言うべきことはちゃんと言うけど。
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東京タワー

2006-01-18 | 風屋日記
昨夜泊まったホテルの前にて
夜の11時近くの東京タワー
なんだか人恋しく、寂しい気分の一枚
哀しさに合わせてピントもボケてるし・・・
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凹む

2006-01-16 | 風屋日記
私は、自分の死因は頭か心臓になると思っている。
健康診断やらこれまでの病院通い歴からいって、
ほぼ7~8割方間違いないと思う。
事故や災害に巻き込まれる不慮の事態を除けば、だが。

でもそれらはほとんどが突然のこと。
ある瞬間に自分の人生の幕が下りることを考えると、
(以前の記事で和さんに叱られたけど)
癌などにより、残された時間が分かるってのは
やっぱりその方がいいなーと思ってしまう。
現在癌と戦っている方々には申し訳ないけど。

父や祖父母、伯父母、幼かった姪を看取り、
その豊富な経験(?)から
死ぬことについてはあまり怖さは感じない。
できれば心の準備が欲しい・・・程度。

自分の体調のバロメーターをいくつか持っている。
脳や心臓に直接的に関わる血圧は、
昨年から毎日飲むことになった降下剤によって安定している。
暗いことばかり書いたけど、
そういう意味では「今すぐ」の心配はそれ程ない。
慢性的な寝不足は続いているけれど
お友達の頭痛もここのところ激しいのは影を潜め、
ともかく血圧が安定しているせいか、頭の重さもない。
常に眠いだけだ(笑)

ただここ数日、別のバロメーターが点滅中。
久しぶりだなぁ。
その件では何度か病院に駆け込んだけど、
原因もたぶん特定していいし、もう慣れた(笑)
診察や検査はちと嫌なものなので今回は病院は行かないつもり。

ちょっとココに書くわけにはいかないバロメーターだけど、
基本的に心身のストレスからくるものなんだろうな。
確か前回も冬だったと思うので、
雪道の長距離通勤がよろしくないのかも知れない。
でも仕方ないよね。
春になれば改善すると思って待つしかないな。
少し不安もあるけどね。

てなことで、少々体もだるく、今日は気持ちも凹んでいる。

明日~明後日は急に決まった東京出張。
朝の新幹線もそんなに早いものではないし、
2日間は雪を気にして4時台に起きなくていいから安心。
明日の晩は出かける予定を入れたけど(笑)
朝や新幹線の中では少しゆっくりして来よーっと。

・・・ということで、明日のエントリーはお休みです。
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