風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

雪の造形

2006-02-28 | 風屋日記
パラリと雪が積もった朝、
犬の散歩の途中で見つけた奇妙な形。
なんじゃ、こりゃ?

積雪が踏み固められた氷を除雪車が剥がし
道路わきに寄せてあったものが
ここのところの暖かい日ざしに融け出して、
特別厚かった一部分だけ残ったのだろう。
なんだか食べかけのチューチューアイスみたい(笑)

この冬はブログにアップするために
吹雪明けの朝の風紋を撮ろうと思っていたのだが、
なにせ吹雪の翌日は暗い内に家を出ないと間に合わない。
急激に春めいてきているので、もう無理かも。
・・・ってことで、こんな妙な形でごまかしてみた(^^;
自然の造形、まだまだあるよ。
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心のキズの治療法

2006-02-27 | 風屋日記
東京からの帰りの新幹線で読んできた本。
天童荒太氏の久しぶりの長篇である「包帯クラブ」は
どちらかというと中高生向きの青春小説なのかなぁ。
でもさすがにそこは
「永遠の仔」や「家族狩り」を書いてきた天童氏。
これまでとは違って、少年少女側から心のキズを描いている。

青春小説にありがちな
書かれている目線がその辺にいる普通の女の子なのに
その周りの男の子達はみんなキャラが濃いってところは愛嬌。
だってこういう本を手に取るのは、まず99%女の子だろうからね。

皆それぞれが抱える心のキズを
その場所に包帯を巻いて癒していくってシチュエーションは斬新。
思い出の記録という手法もなかなかいいなぁ。
それぞれの登場人物が大人になった「今」もいい。
でも今こうやってこういう青春小説を「いい」と評価してる
40半ばのエエ歳こいたオヤジってのもいかがなものかと( ;^^)ヘ..
いまだ大人になり切っておらずガキだってこと?
それとも甘ちゃんなのかしらん(^^;
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音楽文化

2006-02-26 | 風屋日記
昨日、井の頭公園でであった老Blues man。
その場でCDを買ったので聴いてみた。
うーむ、Bluesだ。
声は若いけどギターも歌も枯れた感じがたまらない。
「Mojo workin'」もノリノリ。
老Blues manというとサン・ハウスというイメージがあるけど、
彼の場合はサン・ハウスほどアクは強くなく、
ロバート・Jr・ロックウッドほどは偉ぶってもいない。
あえて例えるなら、楽しげなスリーピー・ジョン。エスティスか?
日本にもこんなBluesジイさんが人知れず存在してるんだね。

ジイさん。ボトルネックとハープがシブかったよ。
また会えるといいね。


今、とりあえず受験を終えた長男が
大好きなタイポップを聴きながら、私の横に寝転がっている。
リズム感たっぷりの曲が多いタイポップにしては珍しく、
マーチンと思われるきれいで豊かなギターの音色に乗せた
情感たっぷりなラブソング。
うん、これもいいな。
「なんて名前の人?」と長男に聞いたら
「JAME。なかなかいいっしょ?
 この人の新曲を早く聞きたいんだけど、
 残念ながら今彼は出家中なんだよねー」
なるほど(笑)さすがはタイだ(^^;

世界には色んな音楽文化がある。
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Broom duster KAN

2006-02-25 | 風屋日記
井の頭公園で出会った老Blues man。
私の目の前まで来て歌ってくれたCross road bluesは本物だった。
ほどよく枯れた声とリゾネイタ-ギタ-。
Blues manかくあるべし。
日和っちゃいられない。

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TOKYO

2006-02-24 | 風屋日記
中野サンプラザ17階の部屋からの夜景。
かつて青春時代を過ごした町が眼下にある。
何となくしんみりした気分。
冷たい雨に煙るTOKYO。

部屋探しは結局1日がかりでいいところを見つけた。
あとは第一志望にチャレンジするだけ>長男
あの部屋で、彼の新しい生活が始まるんだね。

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されどわれらが日々

2006-02-23 | 風屋日記
昨年から朝日新聞に連載されている「ニッポン人脈記」。
ここでも何度か話題にしているが
いくつかのシリーズをスクラップしてきた。
今週から始まったシリーズは「市民・反戦」。
もちろん切り抜きを始めている。

今日の記事は「丸山真男」を巡る人々。
ご存じ、かつての左翼系活動家のオピニオンリーダーだった
東大教授で政治学者だ。
丸山さんを巡る人の中で取り上げられていた
安西仁兵衛という人のことは、残念ながら寡聞にして知らなかった。
終戦後の共産党の東大細胞のリーダー格で、
武力革命を目指した武闘闘争作戦に参加の後、路線変更の洗礼を受け、
昭和60年の安保闘争の最中の樺美智子さん死亡事件を期に離党。
その後社会民主主義へと思想を変えて
丸山さんとともに歩んだ人だったらしい。

共産党の東大細胞・・・
武闘闘争から六全協(第六回全国協議会)における路線変更の洗礼・・・
どこかで聞いた話だと思っていたら、
柴田翔の「されどわれらが日々」じゃないか。
高校時代むさぼるように何度も読み返したあの小説の
主人公たちと同世代、同時代を同じように過ごした人だ。
私はその時代を生きたわけではないけれど
何だか懐かしい気持ちになっていた。
純粋に、自分の理想に生きた若者が元気だった時代。
戦争の記憶がいまだ鮮明で、
自分や周囲の命について真剣に考えざるを得なかった時代。
朝鮮戦争を契機に東西冷戦が強まり、
世界の事、平和の事をみんなが考えていた時代。
現代に比べて、
日々の生活や風景が色彩に満ちているように思うのは
私だけだろうか。

「続・されどわれらが日々」を読むような感覚で
今日の「ニッポン人脈記」を読んだ次第。
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結果じゃないよ

2006-02-22 | 風屋日記
オリンピックやW杯などの度に感じることだけど、
いいじゃん、メダル取れなくたってさ。
そりゃ世界でNo.3に入ることだから
メダルが取れれば、それはそれでスゴイことだけど、
それはあくまで結果であって、
選手ひとりひとりの努力や苦労、戦う姿勢は
メダルを取ること以上に貴いことだと思うんだ。

私たちがTVで見る選手の姿はほんの一瞬。
そこに至るまでの汗と涙と痛みと苦しさを私たちは知らない。
それでいて「勝てなくてだらしない」とか「情けない」とか
そんなことを言える立場にはない。
実際私はスピードスケートの及川選手の涙にもらい泣きし、
カーリング女子の必死の戦いに手に汗を握った。
それでいいじゃないか。
メダルを取った喜びと感動はあくまで選手のものだし、
取れなかった選手の悔しさも私たちの比ではないだろう。
スポーツの世界大会は国同士の戦いなのではなく
選手たち個々の戦いなのだから。

週刊誌の見出しなど、各種マスコミの報道では
すでにメダルを取れない責任の押し付けあいが始まっているらしい。
JOCと各競技団体との間の確執は
確実に日本のスポーツの底辺を狭め、モチベーションを下げる。
「メダルを取れない人間には資金を出さない」という中では
どんなに能力のある子どもだって夢は持てない。
第一みっともなくって嫌気がさすだろう。
次代を担う若手は、そりゃメダルは取りたいだろうが、
それよりも強敵やプレッシャーや自分と戦い、
晴れやかな顔をしている選手たちに憧れる気持ちの方が強いはずだ。
半端な重圧じゃないと思うよ。
ジャイアントスラロームでコースアウトした佐々木明選手の
「優勝かコースアウトかという攻める滑りをしたい」
というセリフも、その重圧と戦う術のひとつだと思うね。
そういう中で完璧なSPを終えたフィギュアの村主はスゴイ。

世界大会ばかりじゃない。
例えば高校野球や受験だって同じこと。
結果はあくまで結果でしかない。
完璧にジャストミートした打球が野手の正面に飛ぶこともあれば
当たり損ねがポテンヒットになることもある。
当人が精一杯自分の力を出せて、
満足感を感じることができるならそれでいいじゃないか。
結果について周囲がとやかく言うことじゃない。
ただその努力と姿勢を称えるだけでいい。
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これで大丈夫…かな!?

2006-02-21 | 風屋日記
長男はいよいよ大本命に向かって明日出発。
合格祈願スナックもこれだけ揃った(笑)
あとはDo the bestだね。
本人は特別な気負いもなく、がんがんメシも食う。
「今度の日曜からはタイ語やフランス語の勉強できるなぁ」
…まぁいいけどf^_^;
もしかしたら後期試験の小論文があることもお忘れなく。
しかし不思議な趣味を持ったヤツだ。

私も1日遅れて明後日上京。
アパート決めてこなくっちゃ。



※左下=「ウ」カール ・ 右=「カナエル」コーン
 左上=ハイレ「ル」モン
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文化の違い、言葉の違い

2006-02-20 | 風屋日記
数年前に、市の国際交流センター事業で行われた
「東南アジアフェスタ」で知り合ったひとりのタイ人女性。
花巻市近郊の農村地帯に住む日本人に嫁いで6年とのことだった。
とても明るい人で、タイに興味のあるうちの長男を可愛がってくれ、
何度か国際交流プラザにてお互いタイ語と日本語を教えあったものだ。

彼女が主催したタイカレーパーティーも楽しかった。
国際交流センターに出入りしている花巻周辺の外国人をたくさん呼び、
日本人は私の家族の他もうひと家族とセンター職員だけ。
ペルー、インドネシア、アメリカ、イギリス、タイ、中国などの
たくさんの国から来ている方々が集まり、
みんなでカレーを作って食べるパーティーだった。
英語やら日本語やらタイ語やら中国語がポンポン飛び交い、
約3時間、笑顔と笑い声が絶えなかった。
「今度は日本食で鍋パーティーしたいねぇ」と言い合っていた。

息子との勉強会(笑)のあと、一度家まで送っていったことがある。
道すがら色んな話を聞いた。
知り合いの仲介で2度しか会わずに結婚したこと。
それまで日本の事は全く知らなかったこと。
今は多少の日本語会話はできるが全く字が読めないこと。
そのためバスにも電車にも乗れず、車の免許もないので
どこにも行けないこと。
広報などで国際交流事業があるらしいけど
字が読めないのでいつ、どこであるのか知らないでいること。
東南アジアフェスタには偶然声をかけてもらい、
それからようやく色んな友達ができつつあること。
住んでいる地域ではみんな遠巻きにして近寄って来ないため
近所付き合いも思うようにいかないこと・・・など。

家に着いたら上がっていけと言う。
ご主人と3歳の息子さんは優しく、人なつこくいい人達だった。
タイは東北部コンケーンの実家の写真などを見せてもらった。
子ども用に作った民族衣装も。
お舅さん、お姑さんは苦笑いをしていた。
「気を使ってもらってすみませんねぇ。
 言葉だってろくすっぽわかるわけじゃないし、
 何せ遠慮とか気を回すとかできない人なので・・・」
何となく気まずい空気を感じて私と長男は早々と彼女の家を辞した。

一昨年、長男がタイへ短期留学に行くことが決まった時、
彼女にも伝えるため、そして何か用事があればと思って携帯に電話した。
・・・彼女は千葉県にいた。
家や地域に馴染めず、子どもを家においたまま出稼ぎだと言う。
電話したのは昼間だったが寝ているところだったとのこと。
夜の仕事をしていたらしい。
長男の話をすると、しきりに「帰りたい、お金がない」と言っていた。
「お盆やお正月は帰るから連絡するね」
という言葉を聞いたのを最後に、それから1年半連絡はない。

つらい、つらい日々だったらしい。
日本に来てから最初の2年は家から出られなかったとも言っていた。
お姑さんが「礼儀も知らずに恥ずかしいから」と外に出さなかったのと、
たまに1歩外に出ると、近所の人達の視線が痛かったと言っていた。
「日本はいいよねぇ。楽しいとこいっぱいあるよねぇ」
という話を聞くのが私も辛かった。
文化の違い、言葉の違いを越えて飛び込んで来た彼女だが、
受け止めることのできない社会がこの国にはある。

    ◇      ◇      ◇      ◇

中国から来たあのお母さんも、本当に辛かったに違いない。
だからといって子どもを殺めていいわけではないが。
加害者の悲しみや辛さも
被害者の悲しみや辛さも
想像することができないほど哀しい事件だ。
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春を探して

2006-02-19 | 風屋日記
ちょっとした林の中に
ひっそり建っている山ノ神の碑。
そこも近くに住む人達が
お供えなどしてささやかに祀っている。
わざわざお金を出して我々を呼び、
毎年恒例の権現舞の奉納。
雪が深くて近付けないので
今年は道路上での舞になったけど。

入り口にネコヤナギが1本。
その芽が出てるのを確認することが
例年出会う最初の春。
多かった雪に曲げられた枝に
今年もたくさん芽を出していた。

いつの間にか道路の雪も消え、
履いて歩く長靴がブカブカいっている。
「今日から春!!」という日も近い。
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神楽拍子が聞こえる

2006-02-18 | 風屋日記
春祈祷の初日が終了。
晴れるって予報だったのにこの雪。
しかも1度の予想気温は恐らく氷点下。
その中18軒の家々で権現舞を奉納してきた。

写真は普通の農家の家。
敷地内にこんな立派な祠がある。
よくわからないかも知れないが、
木の皮で屋根を葺いたかなり古い祠を
瓦葺きのしっかりした鞘堂で被ってある。
代々大切に祭ってきたのだ。
こんな家々が何軒も続く。

ある家では、
おばあさんが生まれたばかりの孫を大事そうに抱き
権現さまに頭をかじってもらっていた。
始まったばかりの、これからの長い人生が
つつがなく、健やかであれかしとの願いを感じ、
また人生のバトンタッチという表情を見、
鼻の奥がツーンとした。

明日は午前中に神社の周囲を歩いて回る。
この地区に来て、そ-っと耳をすますと
どこからか神楽拍子が聞こえてくるかも知れない。

午後からは、
直接神社にお参りに来る方のための祈祷。
豊作になるよう。
皆が元気で過ごせるよう。
そして早く春が来るよう祈りを捧げる。
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林檎党

2006-02-17 | 風屋日記
わが家で、ほとんどネットのためだけに存在しているiMac。
中古で2万円で買ってきて早4年ほどかな!?
いかにネットでしか使うことがないとは言っても、
買った時点でおじいさんだったため、あちこちヤバイ。
メモリも買い足したのにねー。

母ちゃんが仕事で持ち運びながら使っているのは
SOTECのWin XPマシン。
以前使っていた東芝のWin meマシンが、
家族みんなでネットでも使っていたらハードトラブルとなったので、
SOTECに買い替えてからは誰にも貸そうとしなくなった(^^;
もちろん、化粧品の注文時しかネットを使わない母ちゃんなので
SOTECにつながっているケーブルはプリンタのUSBだけ。
ちなみに東芝は長男の部屋に鎮座しており、
野球部のスコア集計(防御率や打率計算)に活躍したらしい。
ハードトラブルは直らなかったので30分以上使えないのが欠点。

・・・ということで、
わが家の今後のネット環境を検討せざるを得ない状況と相成った。
さっそく秋○館にて中古Macを検索し、今度はノートのiBookを注文。
メモリ追加も合わせて約9万円也。
え? ギターアンプやらミキサーやらが欲しいんじゃなかったのかって?
しゃーないじゃん。仕事にも使うしねー。
時々メールに書類を添付して自宅へ送っての持ち帰り仕事もあるのサ。
長男の進学により財政事情も火の車が予想されるけど
買っちゃった( ;^^)ヘ.. お金は早いモン勝ちってことで(笑)

そう、私は林檎党。
会社で私の机上にあるのも林檎ちゃんだ。
まぁ、基本的に林檎党が多い業界ってこともあるんだけど。
初めて手にしたSE/30からかれこれ10年以上は林檎を使い続けてるね。
その割には昨今の性能UPについて行けないなぁ・・・。
何しろ自宅も会社も、まだOS9.Xだったりする。
他の林檎使いとすら話が合わなくなりつつあるのでちと危機感。
今回の買い物は、実はそういう意味もあったのだよ。



※ちなみに写真のiMacの前においてある紙は、
 長男がサンスクリット語のサイトを発見し、文字の書き方を練習したもの。
 なんでもサンスクリット語は文字ひとつひとつが仏様なので
 書き捨てたりすることは厳禁なのだとか。
 それでかれこれ10日ばかりそのままそこに置いてある。
 どうにかしろよ~>長男
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今日は雪

2006-02-16 | 風屋日記
携帯からは初投稿。
どんな風にUPされるのか楽しみ(ドキドキ
ブログ歴1年半にしてやっと試せた。
歳食うと新しいことにチャレンジしなくなるいい例だね。

暖かい日も2日間で終わり、
今日はまた雪降りに逆戻り。
でも現在(12時40分)は1度。
プラスの気温だから、先週あたりよりは大分いいよ。
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春の兆し

2006-02-15 | 風屋日記
今朝6時の月。
岩手内陸部も昨日はとても暖かい日で5度。
道路に厚く踏み固められていた氷もかなり融け、
日陰以外は地面が出ていた。
今朝の犬の散歩時には、道路の縁から土も顔を出している。
今日の予想気温も8度で更に暖かい。
まだ圧雪が厚く凍っているところは
表面が融け出してザクザク状態。
そんなところでヘタに車を停めると抜けだせなくなる。
ってか、ゆっくり走っててもハンドル効かないし。
でも暖かいことが嬉しいから、
みんな「やれやれ」とか言いながらニコニコ。

明日の予想最高気温は0度、あさっては-1度。
まだまだ本格的な春は遠いけど
それでもこんな気温は今までにはなかったし、
確実に、すこーしずつ春は近付いてきてるんだね。

この週末は春祈祷
2日間かけて周辺の氏子の家を回り、権現舞を奉納して歩く。
今年1年の火防、豊作、無病息災を願う行事で
我々神楽衆にとっては1年の中でも大切なイベントのひとつ。
20数件も回るとだんだん面倒臭くなってくるけど、
各家々の方々が一生懸命手を合わせて祈願しているのを見ると、
もちろん手を抜くことはできない。
回って歩く途中にネコヤナギの木があり、
毎年そのフサフサした芽を発見するのも春祈祷ならでは。
そんな小さな春を発見する楽しみもある。

花巻市内にお住いの方々は、今度の土日に時間があったら
湯口の一本杉から熊野までぶらぶら車を走らせてみればいい。
神楽拍子を鳴らしながら歩く、我々を見ることができる。
運がよければ、庭先で舞う権現舞を楽しんでみるのもいい。

゜・*:.。.゜・*:.。.゜・*:.。.゜・*:.。..。.:*・゜.。.:*・゜.。.:*・゜.。.:*・゜

さて、来週は私立大1校と国立大2次前期試験受験のため
息子とともに私も上京することにした。
目的はアパート探し。
3月にも前期発表とダメだったら後期試験の受験があり、
加えて引越しなどで何度か上京しなければならない。
そのたびにホテルじゃ金がかかる。
私立1校はもう合格が出ているし、残りの受験先も近いところなので、
もう部屋を借りて、3月の上京時にはそこに泊まることにした。
その方が安く済むしね。

いよいよ長男の新生活の第一歩。
まだどこの大学に通うことになるか分からないけど、
部屋を借りることになると具体的に実感するなぁ。
そういう意味でも、新しい春は近い。
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MY FUNNY VAlENTINE

2006-02-14 | 風屋日記
My funny valentine
Sweet comic valentine
You make me smile with my heart
Your looks are laughable, unphotographable
Yet you're my favorite work of art
Is your figure less than greek
Is your mouth a little bit weak
When you open it to speak, are you smart
Don't, baby don't
Don't change you hair for me
Not if you care for me
Stay little valentine stay
Each day is valentine's
Each day is valentine's day
Stay little valentine stay, stay, stay
Each day is valentine's
Each day is valentine's day
Valentine's day
 ( By Richard Rodgers and Lorenz Hart)

私にはあまりいい思い出はないし、
今年もまったく縁はないと思うけど
ともかく今日は2月14日。

Happy Valentine's day.
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