風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

大晦日

2011-12-31 | 生活の風景
明日の準備中。
神楽衆にとって元旦は初詣を迎える側だ。
神楽殿を準備し、幕を張り、
その脇では餅まき用の餅米を蒸している。
総代の方々は篝火を準備し、榊を飾っていた。

明日は朝6時から元旦祭、7時から餅まき。
そして8時頃から奉納神楽。
遠くから帰ってきた若いメンバーも揃って
みんなニコニコ準備中。
いろいろあった今年も最後の日は
吹雪だった昨日と違って穏やかな日差し。
いい年明けになりますように。

ワタシは元旦祭での権現舞の別当役と
奉納神楽の翁舞の舞い手を命じられた。
役は免除してもらって
餅まき頃ゆっくり行こうと思ってたのに(^^;
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ロールキャベツ

2011-12-30 | 食べ物・お店
自宅に帰り
みんな揃っての夕食。
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久々に

2011-12-29 | 生活の風景
モグと散歩。
14歳のじいさんなのにまだ元気で
散歩の時はリードを引っ張る。
散歩以外の時はひたすら寝てるんだけどね(^^;

今日の花巻は冷えてる。
もう11時近いのに、
プチ樹氷が融けてない。
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「女神記」

2011-12-28 | 読書
神話の世界。
イザナギとイザナミが中心だが
そこに土俗的慣習が生きる南の島の女たちの物語が交わる。
神話の世界は大学で専攻の国文学と神楽で身近だが
神話は神話としてしか見ていなかったから
それが古い慣習を持つ現実世界とリンクすることにより
よりリアルな形として目の前に現れる。

伝統的な土俗慣習や
社会(大きくても小さくても)の中で
自分の立つべきところを何とか得ようとする男たちに
女たちは翻弄され静かな怒りを心に秘める。
そんな女たちの情念の前に
男たちの何と情けないことよ。

ところでこの伝奇小説、
どちらが先に書かれたかはわからないが
「東京島」と底の方でつながっている気がするのだ。
そちらの方は最初から最後まで現代劇であり
そのあまりのリアルさに少々引いてしまったが、
「女神記」の世界には惹き付けられる。
日本人のDNAか。
それとも文化人類学的興味からなのか。

「女神記」桐野夏生 著 角川文庫
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「Song & Dance~The Spirit」

2011-12-27 | 映画・芝居・TV




イブは四季劇場へ。
観たのは「Song & Dance~The Spirit」。
今までの演目から選んだ歌とダンスのアンソロジーだ。
四季の歌を作ってきた三木たかしさんの歌コーナーもあり、
会場から子どもたちを舞台に上げてプレゼントコーナーあり。
クリスマスのスペシャル企画もあってハートウォーム。
とても暖かいステージだった。
「大きくなったら何になりたい?」と聞かれた女の子が
「四季の人」と答えた姿を微笑ましく感じ、
憧れって大事だなぁと、ちょっとウェット(^^;
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お台場より

2011-12-26 | 散歩
イブは
すごい人だったねぇ。
19時から花火があるからだと思うけど、
あまりの混雑で花火前に退散(^^;
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今日がホントの

2011-12-25 | 散歩
クリスマス。
東京スカイツリーはこの3日間、
特別に照明を点灯中。
東京タワーとは違って幽玄さのあるビジュアル。
浅草より、隅田川を挟んで。
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Merry Christmas

2011-12-24 | 散歩
浜松町の
貿易センタービル40階展望室より。
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反対

2011-12-23 | 世界・平和
大阪市長が唱え
東京都知事も支持しているという教育基本条例案に反対。
教育基本方針を教育委員会ではなく首長に任せろとの主張だが、
すべての権限を首長に集めるのはいかがなものかと思う。
教育と福祉は政治に左右されてはいけない。

彼らの主張の通り考えれば
首長のイデオロギーや主張や理念によって
自治体ごとにまったく違う教育基本方針が決まることになる。
保守派首長と改革派首長の自治体が並んだら
それはそれで混乱のもと。

また、ひとつの役職に権限を集中させるのは
専横になる可能性もある。
「選挙で選べば良かろう」と言いたいのだろうが
選挙がすべて良い結果を生むとは限らない。
例えは悪いが、あのヒトラーですら選挙で選ばれているのだ。
また今は批判の多いかつての小泉改革だって
あの当時は反論の余地すらなく草木もなびいたではないか。

「府」と「市」を一本化して「都」とし
二重行政を解消することが効率化につながるというのはわかる。
しかしあまりに権力を集中させることによる
監視機能の低下もまた心配だ。
基本的に人の話を聞かず、自分の思った通りに強引に物事を進める
あの市長と、同じく新たに就任した大阪府知事、
プーチンとメドベージェフに見えるのはワタシだけだろうか。
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早池峰神楽

2011-12-22 | 神楽・芸能
岩手県花巻市の
旧大迫町に伝わる早池峰神楽は
北東北に点在する山伏神楽の代表格。
国指定の重要無形文化財第一号であり、
一昨年にはユネスコ無形文化財にもなった。
能成立以前の猿楽の雰囲気を今に伝える、
古色然とした、そしてとてもスピリチュアルな芸能。
なにせ鎌倉時代の舞がほぼそのまま残っているというのだ。

早池峰神楽と総称されるが、
実は阿吽の立場にある
岳(たけ)神楽と大償(おおつぐない)神楽の2つ。
それらの公演が来年3月3日、4日にそれぞれ行われる。
いずれも花巻市文化会館大ホールにて。

かつて東京の国立劇場での公演の際には
前売6千円が即日完売したというが
今回は地元花巻での公演ということで
全席指定千円で見られる。

特に山の神、風誦舞などの荒舞や
天女、三番叟などが見もの。
この機会を逃すべからず。
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とんび

2011-12-21 | 読書
重松さん。
よくもこんな小説書いてくれたもんだね。
もう最初から最後まで泣けて泣けて仕方なかったよ。
電車の中で読んだのは最初だけ。
あとはひとりの部屋で、
隣の席が空いていた新幹線の中で、
雪景色を背に自宅のストーブの前で、
必ずティッシュの箱を横に置いて読み終えた。

ヤスさんは身の回りにたくさんいる。
みんなで泣いて笑って怒って、
そして酒飲んでワイワイやってきた。
その周りを子どもたちが走り回ってた。
・・・いや待てよ。
ごまかしちゃいけない。
ヤスさんは自分自身だよな。
たくさんの人の手を借りないと
何もできなかったとこまで同じだ。
あんなにも大きくて
あんなにも無防備な愛じゃなかったかも知れないけど。

「とんび」重松清 著 角川文庫
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足駄

2011-12-20 | 文化
高校時代、
毎日の通学に履いていた足駄。
弊衣破帽に腰手拭い、
そしてこの足駄をカラコロいわせて歩いた。
はじめは皆と同じ黒い鼻緒のものを履いていたが、
自らも旧制中学時代似たような恰好で歩いていたという
親父が面白がって白い鼻緒の足駄を買ってきた。
鼻緒に「質実剛健」「花巻北高」と書いたのは親父。
バンカラを受け継いだ息子を
たぶん嬉しく思っていたのだろうと思う。

その足駄を、卒業以来33年も仕舞っていたのはお袋。
ひょんなことから実家の靴箱の奥から出してきた。
黄ばみも劣化もなく、ほとんどそのまま、
まるで昨日まで履いていたかのような当時のままの足駄。
「あの頃の延長線上に今があるんだな」と
ふと堪らなく懐かしく思った日曜日。
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雪景色

2011-12-19 | 生活の風景
昨日の花巻。
朝は-5度ぐらい?
日中は2度ぐらいまで上がったようだが、
夕方には道路がガチガチに凍っていた。
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月と雪道

2011-12-18 | 生活の風景
一昨日の夜。
花巻は双葉町にて。
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あの日にかえりたい

2011-12-17 | 音楽
 泣きながら ちぎった写真を
 手のひらに つなげてみるの
 悩みなき 昨日のほほえみ
 わけもなく にくらしいのよ
 青春の うしろ姿を
 人はみな 忘れてしまう
 あの頃の わたしに戻って
 あなたに会いたい

 暮れかかる 都会の空を
 思い出は さすらって行くの
 光る風 草の波間を
 かけぬける わたしが見える
 青春の うしろ姿を
 人はみな 忘れてしまう
 あの頃の わたしに戻って
 あなたに会いたい

 いま愛を 捨ててしまえば
 傷つける 人もないけど
 少しだけ にじんだアドレス
 扉にはさんで 帰るわ あの日に  
      (詞・曲 荒井由実)

元々この曲には
ハイファイセットの歌として知られている
「スカイレストラン」の歌詞がついていたらしい。
ところがドラマの主題歌かなにかになることとなり、
歌詞をそれに合わせるよう要望が来て
「あの日にかえりたい」が生まれたという。
ボツになった「スカイレストラン」の歌詞に
あとから村井邦彦が曲をつけ
新しい「スカイレストラン」が生まれたとのこと。
どちらもボサノバ調のリズムで好きな曲。

♪街灯り指でたどるの 夕闇が迫るガラスに・・・♪
確かに歌詞はすんなりメロに乗る。
でもねぇ・・・
今の歌詞とメロディーの組み合わせに慣れてるせいか
切ないメロディーには「あの日にかえりたい」が、
ちょっとクールなメロディーには
大人っぽい歌詞の「スカイレストラン」が、
やっぱり似合うと思うんだな。
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