投手として10勝と
規定回数に3イニング満たないだけで隠れ防御率1位。
打者として3割20本塁打と100打点。
数字だけ見てもとんでもない選手になった大谷くんが
走塁に関しても超一流だとおもったのは
優勝した試合の前の負けた試合。
センター前の2塁打って、笑うしかないっしょ(^^;
しかし北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝できたのは
決してこの漫画みたいなスーパースターだけの力じゃない。
優勝監督インタビューを初めから最後まで聞き
この栗山監督のマネジメント能力に改めて舌を巻いた。
涙ぐむほどうれしいはずなのに
開口一番「西武ファンの皆さん、少しお時間ください」。
これには驚いた。こんなセリフ聞いたことない。
選手達を褒める言葉も、真っ先に出したのは大谷の名じゃない。
シーズン通して苦しんだ中田や陽、脇役的存在の中島、
そしてホーム王なのにクリーンアップじゃないレアード。
ストッパーとして結果が出せなかった
増井を先発で生き返らせた選手起用も見事と言うほかない。
メジャーを目指していた大谷を入団させた時の言葉も
苦しんでいる選手達にかけたという言葉も
ひとりひとりの選手達が
「ちゃんと自分を見ていてくれている」と思える言葉で
それがチームとしての一体感を生み出したのだろう。
ワタシ的には栗山監督にMVPを与えたい。
これは野球だけじゃない。
仕事にも、人間関係にも、恋愛にも通じること。
見事なマネジメントだと思う。