風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

大晦日

2013-12-31 | 生活の風景
毎年恒例、
神楽衆や総代の方々が神社に集まり、
みんなで元旦祭の準備。



社殿前や鳥居の古い注連縄を外し
新しいものをつける。



古いものは焚き火で焼いてしまう。
旧年の厄とともに。



この火はこれから年を越え、
元旦一日絶やすことがない。



奉納神楽の準備も万端。
明朝は6時から社殿で元旦祭、7時から餅まき。
9時半ごろから奉納神楽の予定。
今年は若手中心で式六番全て演る予定。



社務所の中では餅まきの準備。
宮司さんの小さな子ども達もお手伝いだ。



時々つまみ食い(笑)
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盛岡・材木町界隈

2013-12-30 | 散歩


今日はまだ続く仕事絡みで盛岡。
用事を終えた後、
ちょいと買い物があって駅近くの材木町へ。
好きな街だが、久しぶりだ。
有名な民芸店「光原社」を中心として、
特産物であるホームスパン、手作り家具の店など
味のある店が並ぶ界隈。
光原社は宮沢賢治さん所縁の店ということで
(初めての童話集「注文の多い料理店」発行元)
通りのいたるところに賢治さん関連モニュメントがある。



このベンチにはチェロが置いてある。



ここには賢治さん。
「そんなとこに座ってないで雪かき手伝ってよ」
って感じの風情(笑)



ここは書道具屋さん(半分文房具屋さん)。
店先の、ブリキのジャンクアートがいい感じ。

ぶらぶら駅へ歩く途中の橋は北上川にかかる。



南側は穏やかな景色。



北側の向こうに岩手山の裾野が見える。
向こうの橋は夕顔瀬橋。
盛岡は川と橋の街でもある。
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故郷へ

2013-12-29 | 生活の風景


間もなく北上到着。
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師走の日本橋

2013-12-28 | 散歩


再開発の綺麗な街があちこちにできても
やはり日本橋界隈は歴史の重み。
三井関連の重厚な建物が並ぶ。



三越は師走の賑わいですごい人。



株式会社になっても、
大きなデパートになっても、
入口に暖簾がかかるのは老舗の矜恃。
お見事。



買い物を終えて
甘いものを食べながら一服^_^
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「十二月の雨の日」

2013-12-27 | 音楽

水の匂いが 眩しい通りに
雨に憑れた ひとが行き交う
雨あがりの街に 風がふいに立る
流れる人波を ぼくはみている
ぼくはみている

雨に病んだ 飢いたこころと
凍てついた空を 街翳が縁どる
雨あがりの街に 風がふいに立る
流れる人波を ぼくはみている
ぼくはみている

(詞:松本隆 曲:大滝詠一)


はっぴいえんどの名曲。
十二月の雨の日
今日は雨。
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東海道新幹線

2013-12-26 | 


熱海の海や



富士山や



京都の東寺を眺めながら、西へ。

いつも乗ってる東北新幹線とは違う景色に
心はどこか浮き立っている。
例えそれが仕事の旅で、
きつい日程だったとしても 笑。
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珈琲屋

2013-12-25 | 生活の風景






こんなレトロな喫茶店で
抹茶ロールケーキのクリスマス。
in 浅草。
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Happy Christmas

2013-12-24 | 生活の風景


今朝の花巻はうっすらと雪化粧。
枝の間から朝の月。
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ピアノ

2013-12-23 | 生活の風景


自らの結婚披露宴で
アトラクションとして得意のピアノを披露する新婦。
横には新郎が座り、それを見守る。
ただ座っている新郎には友人たちから冷やかしの声。
「新郎いらなくね?」
「役に立ってねーぞぉ」
「なにしに座ってんの?」
「ハラハラしに?(笑)」
みんなの大爆笑も
大学まで本格的にピアノを学んだ
新婦の演奏が始まるとすぐに静まり返る。
ほほえみをたたえ、
幸せを感じながら演奏する新婦に
ふと27年前の光景が重なった。

新婦の母もまた
27年前の自分の結婚披露宴でピアノを演奏。
曲は自分が好きだった「乙女の祈り」だった。
横に座った新郎に野次が飛んでいたのも同じ光景。
タイムスリップしたように
あの時に今が重なった。
若いころの母とそっくりに育った娘が今嫁いでいく。
母はどんな感慨に浸っているのだろうと思ったが、
視界がぼやけて、
ステージを見上げる母親の顔は見えなかった。

おめでとう。
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「カフーを待ちわびて」

2013-12-22 | 読書

原田マハさんのデビュー作。
それが賞も取り、ベストセラーになり、
映画にもなった由。
本のタイトルは知っていたけれど、
若い人向けのラブストーリーだと思い、
今まで手に取って来なかった。
今回も、
舞台が沖縄の離島だということだけで、
正直あまり期待せず買ったのだった。

確かに若い人が主人公のラブストーリー。
だけどね、島の暮らしと自然。
子を思う親の気持ち。
絶望の中に一筋射す希望の光。
ただのラブストーリーじゃない。
母が語る息子の思い出話に涙が出た。
映画のDVDも借りてきたいけど、
キャストがちょっとイメージと違う。
迷い中 笑

「カフーを待ちわびて」原田マハ:著 宝島文庫
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鴨肉ほうとう

2013-12-21 | 食べ物・お店


仕事で出掛けた甲府で
美味いと事前に情報を仕入れていた
駅前の店「小作」にて
人生初ほうとう。

一度食べてみたいと思っていた。
聞いていた「うどんみたい」とは
ちょっとイメージが違う。
どちらかというと長いひっつみ。
(ひっつみは岩手郷土料理。
コシのあるすいとん)
いろいろあった中で鴨肉を選んだ。
味噌仕立てがひっつみとは違う。
鴨肉の旨味に具だくさんの野菜類。
中でも芋の子(里芋)が絶品だ。
体が暖まって美味い。

放蕩オトコがほうとうを喰らう。
共食い 笑
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「氷平線」

2013-12-20 | 読書

この人の作品の舞台はほぼ同じ地域であり
(その地域が・・・ということではなく)
シチュエーションとしてどうしようもなく暗い。
辛い過去があり、明るい未来も開けない。

それなのに、読んだ後は心に張りができ、
なんとなく艶やかな気持ちになるのは何故だろう。
辛く暗い生活の中でも、主人公たちが
凛とした強さを胸の内に秘めているせいかもしれない。

それにしても、
作者はどうしてんなに男のことがわかるのだ?

「氷平線」桜木紫乃:著 文春文庫
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「針がとぶ」

2013-12-19 | 読書
不思議な短編集。
別々に見えて、どこか繋がっているストーリー達。
日常の断片に見えつつ、どこか非日常。
描写はリアルだけど、非現実的なシチュエーション。
役に立つ本かと言われれば、全く正反対だが、
バタバタとした普段の生活の中で
この本を開くことにより
不思議と気持ちがリセットできる気がする。
激しい試合の最中のハーフタイムの静寂のような存在。

著者はクラフト・エヴィング商會という名で
本の装丁の世界で有名ではあるけれど、
小説(というより物語)も書いてるとは知らなかった。
何かが心に残る作品では無いけれど、
荒れたグランドを均すように
ささくれた心を均してくれる作品群だ。
そしてところどころに印象的なフレーズがある。
なんでも書き留めるという登場人物が
ノートに書くように心にそれらが刻印される。


このごろは本を読んでいて、
「もしかすると、これがこの本を読む最後になるかもしれない」
と思うようになった。
またふたたび、この本を読みたくなる季節が巡ってくるだろうか?
若いときには、こんなことまったく考えなかった。

気がつくと、
都市の中のどこか皺が寄ったような場所ばかりを探し歩いてきた。
そしてまた気がつくと、私自身にも、いつのまにか皺が寄っている。

昨日、「何を撮るのか?」とマーガレットに訊かれたとき、
わたしは「消えてなくなってしまうもの」と答えたけれど、
消えてなくなってしまうものなど、
本当はどこにもないのかもしれない-突然、そんな思いが頭をよぎった。
何も消えたりはしなくて、
ただ時間だけは雲のようにゆったり流れてゆく。
その時間というのも、たぶんひとつの方向に流れているのではなく、
だから人は、その行方のわからなさに不安を覚えて、
何かをしたくなったり、考えこんだりする。
きっと、消えてしまうのは、そのときそのときの思いの方なのだ。
それが惜しくて、わたしはシャッターを切っている。


「針がとぶ」吉田篤弘:著 中公文庫
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次は、オラたちだ!

2013-12-18 | 世界・平和

一昨日発見。
NHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台となった
岩手県の沿岸北部久慈市の道の駅が
最近作った観光ポスターだそうだ。
「ありがとう、あまちゃん」に続く言葉が
力強くて、それでいて何ともユーモラス。
良いじゃないか(^ ^)

三陸沿岸の中でも久慈市は
内陸の新幹線の駅からも遠く離れ、
盛岡からだと車で3時間もかかる遠隔地。
(時間的には東京の方が早く着く)
三陸の海で採れる海産物と久慈琥珀が産物だが、
人口や産業が集まっている内陸から見れば
遠く離れて、八戸圏内にある街というイメージ。
正直言って、必要に迫られないと行かない。
そして津波。
ここでも大きな被害が出た。

そんな久慈に光を当てたのが「あまちゃん」だった。
誰が久慈を舞台にしたドラマを考えつくだろう。
クドカンさんとNHKに「天晴れ」だ 笑。
そして元気をもらった現地の人たちが
こんどは自分たちの番だとこのポスターを作った。
これまた素晴らしい。
「あまちゃん」後を心配していたけど、
どうやら大丈夫。
三陸鉄道の乗降客も3割増えたというし、
待ってるだけではない取り組みを続けていけばいい。
頑張れ。

それにしても、
ポスターに写ってる人たちは全員一般市民。
うまいこと雰囲気出してるねぇ(*^_^*)
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こなひきのゴーシュ

2013-12-17 | 食べ物・お店


以前も書いたこのお店。
とても美味しいパン屋さんで、
一昨日は東和町に「標的の村」を観にいく前、
朝のうちに寄ってみた。



店構えがとても絵になる。
店内もメルヘンチックで優しい雰囲気。
驚いたことに、9時半過ぎに着いたのに
人気のパンはもう売り切れだった。
9時開店なのに、人気の高さがわかる。



前々日から降り続いた雪で
周囲の小山田の景色はとても美しい。



反対側の山々もこんな感じ。
透き通った空気は気持ちいいけど、
やっぱり寒いな(^_^;)
気温は氷点下。
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