
ここ数年、懐かしいドラマの再放送が相次いでいる。
BS民放では以前からその傾向があったけれど
(おそらく制作費をかけずにコンテンツ揃える関係)
NHKの朝ドラや大河ドラマも、リバイバル放送が人気だ。
これまたBS民放中心だが、
懐メロ番組や昭和のカルチャーを再検証する番組も。
おそらく
旧メディアといわれるテレビの視聴者年齢層が絶対的に高く、
視聴率を上げるには
ノスタルジーに訴えることが一番近道だからだと思われる。
でもさ、昭和世代が元気な今はまだいいけれど
その世代は徐々に減っていく一方だろう。
旧メディアはますます旧メディア化していき、
ノスタルジックな番組以外はどのチャンネルを回しても
(チャンネルを回すって表現そのものがノスタルジック😅)
同じ芸人が出ているクイズか食べ物かドタバタ。
それが若い人たちに響いているかどうか疑問ではある。
奇しくも、そんなベクトルの延長線上にあったフジテレビが
今苦境に落ち込んでいる。
この現状を打破できる
新たな価値観やコンテンツを提供できるかどうか。
そこに旧メディアが生き残れるかどうかが試されている。
新聞や雑誌などの紙媒体の退潮が続いているが
これに関しては「ローカルシフトが生きる道」だと
経験上感じているのだが
果たして電波はどうなんだろう。
あ、ちなみに、昭和の爺さんたる個人的には
ノスタルジックな番組は大歓迎です😆