高校時代はバンカラの流れで無精ヒゲを伸ばしていた。
大学時入ってもしばらくはそのまま。
浪人してきた同級生から敬語で話しかけられた😅
当時のあだ名は「クマ」「ヒゲ」「プーさん」などなど。
大学2年からは口ヒゲだけにした。
サンタナなど、ラテンアメリカの人たちの風貌に
憧れがあったのも理由のひとつだった。
大学3年の夏に剃ってしまってからはヒゲなしで35年。
会社勤めでもあったし、
今みたいにヒゲが市民権を得てもいなかったから。
会社を辞めて1年ほど経ったある朝
剃刀でヒゲを剃っていて、誤って顎先を傷つけた。
数日顎だけヒゲを剃れずにいたら、生えてきたのは白いヒゲ。
「面白い😁」と思って、それからは顎ヒゲを生やし続けている。
時折口ヒゲやもみあげからのヒゲも伸ばしてみたのだが
整えるのが面倒になりすぐに中断、今に至る。
中学校の頃、ふざけてガラス窓に突っ込み、
顎を切って5針ほど縫った傷跡が今も残っているから
ちょうどヒゲで隠れて都合もいい。
先日、ラジオを聴いていたら
女性パーソナリティーが男性パーソナリティーに
「男性はどうしてヒゲを生やすのですか?」と聞いていた。
「ワイルドに見えるから?」などと答えてはいたが
実際のところどうなんだろう。
私の場合は傷隠しと、少しでもヒゲ剃りを楽にしたいから?
(整えるのもそれなりに面倒だけど)
ただ「白いヒゲだから」というのもひとつの理由。
黒い髭よりは目立たないので。
できるなら他の部分のヒゲも髪も早く真っ白にしたいものだ。
黒より清潔感ありそうに見えない?
先日読んだ「トランス男性による トランスジェンダー男性学」の中で
「トランス男性は顔が幼く見える」という記述があった。
30代なのに中学生と間違えられた例もあるという。
身長も低いし、顔の作りが基本的にゴツくないからだろう。
これまでトランス男性を公表している人たちの顔を何人かみたが
それらの人々にはヒゲ率が高かった。
それは、殊更シス男性に近づこうとワイルドにしているのではなく
幼く見える顔をカバーするためなのかもしれない。
そう考えると、ヒゲは見た目の印象に大きく関わる大事なアイテムだ。