風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

素朴なギモン

2024-10-23 | 社会
どうしてもわからないことがある。
平均賃金の上昇以上に物価が高騰している。
給与を上げても可処分所得は減る。
政治家の皆さんは「もっと最低賃金を上げる」と言う。
企業では人件費が上がった分コストが増え
それが価格に転嫁される。
物価が上がり、また可処分所得が減っていく。
さらなる賃金UPを国から強要される。
・・・その繰り返し。

おまけに働き方改革で、人員が足りない分は非正規で補充。
給与UPと人員増で、ますます人件費の総額が増える。
またその分価格に転嫁される。
自社のみならず、仕入れや流通の価格も上がっていくから
倍々ゲームでコストがUPしていく。
物価が上がり、また可処分所得が減っていく。
さらなる賃金UPを国から強要される。
・・・その繰り返し。

企業では賃金UPだけではジリ貧になるだけなので
売上のますますのUPを毎年図ろうとする。
仕事は増えるが、働き方改革で就業時間は限られる。
生産性を向上させようとしても限度がある。
新しい分野や販路に進出して活路を見出そうとするも、
その分また人員が必要となる。
そして、根本的に、給与は全産業一斉に上がるわけではない。
まして自営業やフリーランスはどうするのか。

こんなことをいつまで続けるのだろう。
・・・というか、いつまで続けられるのだろう。
ものがなかった頃からの高度経済成長時代にかけてなら
それでうまく経済が回って良かっただろうが。
これからの成長分野は限られているし、
切り開くことができる会社ばかりじゃない。
歴史があり、生活に密着した産業も大切な存在だ。
資本主義とは本来そういうものではないのではと思う。

自分が経験した昔話を持ち出すのはおっさん臭くて嫌だけど
昭和40年代の高度経済成長期の家庭生活は
実はとても質素で、電話すら「電話代がかかる」と言って
必要最小限、できるだけ短く済ませたものだった。
外食は特別なことで、それもラーメンなどがほとんど。
バブル前は、結婚しても狭いアパート暮らしで
将来の生活グレードアップを夢見て頑張った。
その感覚が残っているので
現代の若い世代が「結婚する余裕がない」と言うのを
不思議に感じたりもしていた。
その感覚が消えてしまったのはバブル期だと思う。
あの時代、価値観が大きく変わり
金が全てになってしまったのではなかろうか。
「金を得た者が勝ち組」という価値観が
もしかしたらブラックバイトの強盗殺傷事件や
金権政治にも繋がっているのかもしれない。
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「極悪女王」

2024-10-22 | 映画・芝居・TV

プロレスには全く興味を持ったことはないが、
それでも20代前半の頃に人気だったビューティーペアや
その後のクラッシュギャルズの名は知っている。
もちろんダンプ松本も、ジャガー横田は今もタレントだし。
この作品も最初はあまり興味が沸かなかったが
何かと話題となったのを見、
地上波では見られないスケールのネトフリドラマでもあるので
ちょっとだけ見てみようかと選んでみた。

各役者さんたちが1年かけてトレーニングしたという
プロレスシーンの迫力もすごいが
ダンプ松本の壮絶な生い立ちがメインのヒューマンドラマに
途中で辞められないほど惹きつけられた。
エンドロールのスタッフの人数にも大変驚いた。
こりゃヘタな映画より金も人数もかけて作られている。
民放の場合は地上波ドラマの予算が限られ、
NHKの地上波ドラマもBSドラマも視聴者の目を気にする。
契約者のサブスクにより予算が豊富で
しかも世間の目を気にする映画なんかより制限がなく
こんな作品を作ることができるNetflix恐るべし。

とはいえちゃんとインティマシーコーディネーターも入り
役者の方々も安心して演技できるだろう。
こんなドラマを見たら(「地面師たち」や「全裸監督」なども)
もう地上波の民放ドラマはちゃっちく感じてしまう。
(カンテレ制作のドラマは脚本やテーマなかなかいいけど)
企画・脚本の鈴木おさむ氏も見事。
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交通事故の思い出

2024-10-21 | 風屋日記

ちょこまか擦ったりということは何度かあるが
これまでの人生で経験した交通事故は3度。

一番金額的に苦しかったのは大学時代。
借りた車で東京から茨城の友人を送って行った帰り道。
当時の私はテレビ局のADの仕事で毎日早朝から仕事をしていて
慢性寝不足状態だったのだが、とうとう眠気に負け
ひとりの帰り道で渋滞最後尾のタクシーに追突してしまった。
大それた事故ではなかったが
友人の車の修理代、タクシーの修理代に営業補償と
学生にとってはかなりの出費となってしまった。
借金しながらなんとか返済した記憶がある。

一番大きな事故は、就職1年目の年明け、仕事始めの日。
花巻から盛岡への田んぼの中の1本道。
道路は圧雪だったが、降ったばかりで快調に走らせていた。
と、横道からの車が雪で止まれず飛び出してきた。
そのままだと横腹にぶつかるからハンドルを少し右に切った。
しかし対向車が来ているので、正面衝突だけは避けたい。
ブレーキをかけると雪道でコントロールを失う。
とっさにハンドルを右に切ったままアクセルを踏んだ。
車はそのまま反対側の2mほどのノリ面下の田んぼに転落。
フロントを田んぼに突っ込み、1回転して雪原に着地。
エンジンが止まり、雪煙が舞う車内で、
かかったままのカーステレオからユーミンの歌声が聴こえていた。
♪ブリザード ブリザード〜♪
ネタのような話だが😅ホントの話だ。
「おー生きてた」と、震える手でとりあえずタバコに火をつけ
車から降りたら、上の道路脇に心配したたくさんの人が。
「すみません💦大丈夫です」(本当にかすり傷ひとつなかった)
と平謝りし、携帯電話もない時代なので
人家を探し、電話を借りるべく2kmほどの雪道を歩いたのだった。
車はもちろん廃車。

今でも思い出すと、よく生きていたなと振り返る事故は
やはり大学時代のことだ。
バイト代を貯めて買った原付バイクで環状7号線を走っていた。
アルバイトの帰り道、給料をもらい気分上々だった。
当時はまだ原付でのヘルメットは義務化されていなかったから
ノーヘルで、でもスピードはせいぜい30km/hぐらいだったと思う。
突然横道から自転車が一時停止せずに入ってきた。
そのままぶつかり、バイクから投げ出された。
とっさに頭を庇ったまま道路を10mほどころがった。
顔をあげてみると環7の片側車線のど真ん中。
しかし手前の信号で車は止まっていたから助かった。
そうじゃなかったら簡単に跳ね飛ばされていただろう。
この時もたくさん人が集まったが
そういう時は痛さよりも恥ずかしさの方が勝る。
「すみません、すみません💦」と
動かぬバイクを押して、500mほど先のアパートに帰った。
部屋に入った途端、体がもう動かなくなる。
全身が痛い。
怪我というより、瞬間的な強張りで
体のコントロールが効かなくなったようだった。
怪我らしい怪我といえば、左の肩と肘の裂傷。
骨はなんともない。
ただ、ぞっとしたのは髪の毛がボソッと抜けたこと。
腕で守ったものの頭を擦ったのか、
それともショックで抜けたものなのか、
手で梳い他だけでこわいほどの本数が抜けた。
それから数日は動かぬ体でなんとか生活した思い出。
それ以来、原付といえどバイクには乗っていない。
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達谷窟

2024-10-20 | 
この記事は「旅」扱い。
先日、ちょっと用事があり、
10年ぶりぐらいに平泉町の達谷窟へ。
ここはアテルイをはじめとした蝦夷討伐のため
平城京から平安京へと遷都した桓武天皇の命により
軍を進めた坂上田村麻呂建立の毘沙門堂とされている。
その後、源頼義、義家親子が寺領を寄進したり
藤原四代が伽藍を建立したりして崇敬を集めてきた国指定史蹟。
しかしどうやら田村麻呂がやってくる前から
蝦夷にとっての祭祀の場所だったらしい。
だから今、蝦夷の末裔たる地元民が
田村大将軍の本地を毘沙門天神として祀っているのは
個人的には多少違和感がある。
そもそもが天台宗の仏教(西光寺が別当)なのに
鳥居があったり、神を祀ったり・・・神仏混淆の名残か。


この石の鳥居は江戸時代に作られたものとのこと。


日本大第九の窟毘沙門堂。
内部は撮影禁止。


毘沙門堂の横には岩刻大仏の顔が。


金堂には平安時代作の2体の観音像が公開されていた。
仏像や古社などを割と客観的に見がちな私でも
自然に首が垂れる荘厳さだった。

帰りにはふと思いついて道の駅平泉へ。


もちろんここにしかない金ごまミルクのソフトクリームを。



母へのお土産は黄金餅。
ここのスイーツはなんでも金だ😆
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ルーツ調べ&自分史

2024-10-19 | 文化

我が家のルーツ本を今年まとめた名残がまだ残っている。
それほど面白い「仕事」だった。

まずは調べたいルーツの記録を調べる。
自分の父親(または母親)の戸籍を取り寄せる。
そこには祖父母の名が記載されているから
調べたいルーツの戸籍(除籍)を新たに取り寄せる。
そこからまたその父母の戸籍(除籍)を・・・
だんだん改正原戸籍→原戸籍になっていく。
できれば附票も一緒の謄本を取りたい。
江戸時代に生まれた祖先でも
明治期に亡くなった人の名前までわかってくるはずだ。
戸籍謄本は基本的に直系親族しか取れないから
それぞれの祖先の兄弟たちは親戚にとってもらうことになる。
それでほぼ生年、没年まで入った家系図はできる。

あとは親戚や親から聞いた話を思い出して肉付けしていく。
軍に所属していたら軍籍は都道府県や厚労省でわかる。
商売をしていたなら(岩手なら)岩手年間を辿る。
昔は同業者名簿などもあったから、図書館でも調べられる。
引っ越していても、当時の住所がわかれば
法務局の構図で場所が調べられる。
図書館や博物館のレファレンス力も侮れない。
先祖たちがどこでどんな仕事をしていたのかがわかる。
時代時代の古地図でどんなところで生活していたかもわかる。

さて本当に面白いのはそこからだ。
その時々の世界情勢や社会情勢を鑑みながら
商売の状況(理由)、婚姻の状況、出生の状況など
その人たちの身になって想像してみるのだ。
なぜ商売を始めたか(辞めたか)、家族状況はどんなだったか、
近所付き合いや進学、就職、結婚のなれそめなどなど
まるでドラマを見るようにストーリーが浮き上がってくる。
それこそがルーツ調べの醍醐味だ。

自分史もまた面白い。
いろんな人にそんな話をすると
「自分は特別何ごともなかったから」と言うが
誰しも子ども時代の思い出はあるはずだし
進学、就職、恋愛、結婚、子の誕生、親との別れなどなど
様々な想いを抱くことがあるはずだ。
先日参加した「花巻未来フォーラム」で
これまでの人生の充実度のUP、DOWNをグラフで表したが
それもまた自分史を振り返るの材料として有効だ。
人に歴史あり。
どんな人も(若い人も)これまでの歴史があって今がある。
転機もあっただろうし、
辛い時期も、絶好調な時代もあったはずだ。
それをどこかの時点で記録するのも必要なことだと思う。
その際に大事なのは、誰に向けて記録するかだ。
子や孫、家族、友人、社会、
あるいは自分だけの記録だとしても、数年後見直すと面白い。

これらのことを
ぜひたくさんの人に体感してほしい。
そう考えて、「ルーツ調べ講座」「自分史講座」を
開催してみたいと考えているのだが、どうだろう。
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JAいわて花巻アグリフェスタに上根子神楽

2024-10-18 | 神楽・芸能

今年、上根子神楽の出番が多い。
春からの10ヶ月の間、平均すると月3回。
先月は花巻まつりもあったので5回もあった。
今月は明日が2回目の出番となる。
八幡舞をご披露予定。
全国うまいもん市も楽しみだ。
ぜひ足をお運びください。
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宮仕え

2024-10-17 | 社会

またまた岩手日報の連載小説より。
現代にもそのまま通じる「花かずら」の一節が心に残った。

「お家とは・・・藩とは畢竟、
 多くのものを養う仕組みにすぎない。
 藩主を君と仰ぎ、臣として大小を腰に登城する毎日とは
 つまりはさまざまな悶着や
 他人の顔色をうかがう日々と同じとは承知している。
 大人になり、年を重ねていくとは
 そういった日常に心を磨耗させていくことなのだろう。
 そして織部は・・・伝兵衛や利吉は当然のようにその日々に身を置き、
 幸太夫や清史郎は取り残された」

「お家」や「藩」を党や派閥に置き換えてもいい。
あるいは会社や役所などに置き換えるとわかりやすい。
大人になるとは?分別がつくとは?
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私的 阪神タイガースドラフト考② 野手編

2024-10-16 | スポーツ

第2弾は野手。

(捕手)
梅野隆太郎 34
坂本誠志郎 31
長坂拳弥 31

(内野手)
原口文仁 33
糸原健斗 32 左
木浪聖也 31 左
大山悠輔 30
渡邉諒 30
熊谷敬宥 29
中野拓夢 29 左
植田海 29 両
佐藤輝明 26 左
小幡竜平 24 左

(外野手)
近本光司 30 左
島田海吏 29 左
小野寺暖 27
森下翔太 25
野口恭佑 25
井上広大 24
前川右京 22 左

外野手は問題ない。
若手の伸び盛りが多く、左右のバランスもいい。
若手有望株に井坪選手や福島選手、中堅にも豊田選手がいる。
やはり1番の課題は捕手。
梅野選手はベテランの域に入ってきており
坂本選手、長坂選手の次の世代が育っていない。
藤田選手や中川選手への期待が大きいが、
まだ21〜23歳と年齢的開きが大きい。
安心して任せられる、守りの要的存在がいてもいい。
大学、もしくは社会人から堅実な選手を取れないかと思う。
この際バッティングは問わない。
大事なのはあくまで守り。
湯浅選手と幼馴染の日本生命石伊捕手がいいのでは?

それと内野手の年齢構成や左右のバランスも気になる。
サトテル、小幡両選手以外はアラサーで、なおかつ左が多い。
ファームに山田、百崎、高寺、戸井など
有望株も育ってきつつあるやに聞いていて、
高寺以外はみんな右打ちだが、
現在の一軍クラスまでにはまだ差がありそうだ。
捕手とともに、内野手補強は重要だろう。
しかもできれば右バッターが欲しい。

以上、今度のドラフトをワタシが担うとすれば
上位で大学か社会人の捕手または右の強打の内野手。
下位で高校、大学出身の左投手を指名したい。
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私的 阪神タイガースドラフト考① 投手編

2024-10-15 | スポーツ

今年のドラフト会議が来週24日に開催される。
そこで、勝手ながら現有戦力を見ながら
ワタシなりに考えてみようと思う。
名前の横は来年の年齢。

(先発)
先発
西勇輝 34
青柳晃洋 31
ビーズリー 29
村上頌樹 27
才木浩人 26
大竹耕太郎 30 左
高橋遥人 29 左
伊藤将司 29 左

(中継ぎ)
石井大智 28
浜地真澄 27
岡留英貴 25
石黒佑弥 24
島本浩也 32 左
桐敷拓馬 26 左
富田蓮 24 左

(抑え)
ゲラ 30
湯浅京己 26
岩崎優 34 左

なんと充実した戦力だろうか。
この他に次世代の先発候補としてファームには以下がいる。
西純矢 24
森木大智 22
及川雅貴 24 左
門別啓人 21 左
この陣容は他球団も垂涎の的だろう。
しかし長らく投手陣を支えてきた西勇輝、青柳、岩崎は
そろそろベテランの域に入ってきて
今後はそれほど大きな伸びは期待できないだろう。
なんなら西と青柳は中継ぎに回り
若い先発投手たちを支える役目を担ってもらってもいい。

少し気になるのは左投手の年齢が
右投手に比べて若干高いこと。
喫緊の課題ではないが、
次世代の左の先発要員を取っていてもいいかも知れない。
関大の金丸くんを指名できればいいが、恐らく1位で競合。
東海大相模の藤田くんあたりを取れないだろうか。

投手は何人いてもいいが
どうしても上位で熱望するポジションではなさそうだ。
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好きな音楽

2024-10-14 | 音楽

朝、NHK BS4Kで朝ドラを見ようとすると
その前の5分間「名曲アルバム」という番組も見ることになる。
クラシックばかりじゃなく、民謡やロックなどの名曲も
その曲にまつわる映像と解説を含めて流れてくる。
先日はクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」だった。

これというジャンルの音楽が好きということはあまりない。
フォーク、ロック、ポップス、R&B、ジャズ、
クラシック、ラテン音楽、民謡、ワールドミュージック・・・
いろんな音楽を好んで聴いてきた。
もちろん音楽全てをオーソライズできるわけもなく
知らない曲、知らない音楽もたくさんあるだろう。
しかし、分け隔てなく聴いてきた自負はある。
しかし、オーケストラなどの大編成のクラシックや
ブリティッシュロックを実は通ってきていない。
クラシックならショパンや小編成の室内楽などが好きだし、
イギリスのロックでもブルースベースのクラプトンや
ローリングストーンズ、ヤードバーズ、
ジミヘン(彼がブリティッシュかどうかは意見が分かれるが)は
割と好んで耳にしてきたが、
ヘビメタ、パンク、プログレッシブなどは通ってこなかった。

何が違うんだろう。
リズム?メロディー?構成?
土の香りがするアメリカンロックは好きだけれど
だからといって日本のシティーミュージックはアーシーではない。
ラテンのリズムは好きだが、一方でバラードも良い。
シンプルな音楽が好きかというと、一方でジャズも好きだから
それが惹かれるポイントではないだろう。
自分が音楽のどんなところに惹かれるのかわからない。

あえて言うなら、
ひとりひとりの演奏者、ひとつひとつの楽器の音が
ちゃんとわかり、聞こえる音楽が好きなのかもしれない。
「ボヘミアン・ラプソディー」をはじめとする
よく耳にするクイーンの曲を好んで聴いた記憶がないのは
その音の構成が難解だからなのかもしれない。
でもね「名曲アルバム」のように映像とともに聴くと
案外すんなり耳に入ってくるんだよね。
音楽において視覚もまた大事なんだろうな。
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趣味

2024-10-13 | 文化
最近はねぇ、
文章を書くことが仕事でもあり趣味でもあり。
もちろん取材や撮影、打ち合わせなどの仕事もあるが
PCに向かっている時間が半分以上。
仕事の合間にも、個人的にいろいろ書いているから
趣味とも言えるということ。
もちろんここも。

他に今の趣味といえるものは何だろう。
神楽は趣味じゃない。
ゲームも興味ないし、ゴルフもしようとは思わない。
それどころか体の不安によりスポーツもしなくなった。
以前は寸暇を惜しんで手芸などもしたが今はとんと。
あえて言えば本を読むことと、音楽かな。
でも読書は趣味という感じじゃない。
自分の人生そのもの。
音楽はバンドも弾き語りも楽しいから趣味かもしれないが
かといって他の時間を削って夢中になるほどでもない。
昨年来酒も飲まないから、
他の人たちよりも時間がたっぷりあるのだろう。
その時間を書くことと、読書と、音楽に費やしている。

ふと、プラモデルを作ってみようかなと思い出した。
それも昔の車。
ダイハツミゼットや


スバル360。
今、現代になってちょっと憧れている車だ。
おもちゃのようなものではなく、
できるだけ精巧なものを作ってみたい。

・・・と思いつつ
「作った後はどうすんの?」と自問自答し
結局まだ買うまでに至っていない。
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「昏い秋」

2024-10-12 | 生活の風景

黒塚森の一群が
風の向ふにけむりを吐けば
そんなつめたい白い火むらは
北いっぱいに飛んでゐる
……野はらのひわれも火を噴きさう……
雲の鎖やむら立ちや
白いうつぼの稲田にたって
ひとは幽霊写真のやうに
ぼんやりとして風を見送る

     (宮沢賢治・1924.10.4)
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まきまき花巻ライター講座

2024-10-11 | 仕事

市民ライターによる身近な花巻情報を発信するwebサイト
「まきまき花巻」のライター講座が開催される。
年数回開催のひとつで、今回は「花巻の巻物」づくり。
明後日の開催だが、市民ライターに興味ある方や
市民ライターにはならないが講座内容に興味ある方など
一般の方なども参加できる。
まだ定員に若干余裕があるようだ。
申し込みは↓こちらから。

申し込みは今日まで。急げ!
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10月10日

2024-10-10 | スポーツ

上のカレンダーは1964年のもの。
60年前の今日はアジア初のオリンピックが
東京で開催された日だ。
その後長らく10月10日は体育の日だった。
「晴れの特異日」とされ、全国的に運動会も開催されてきた。
その祝日が10月の第2月曜日となり
さらに「スポーツの日」となったのはいつからだろう。
その変更により、60年前のイベントの存在が
忘れられつつあることを感じている。

2022年の東京オリンピックは金まみれで
しかも国内の他の手を挙げた都市を押し除け、
「フクイチはアンダーコントロール」と嘘をついたことで
個人的には反対だった。
福岡開催を唱えていた姜尚中東大教授(当時)を
石原東京都知事(当時)が「怪しい外国人」呼ばわりし
加えて「生意気」とまで暴言を吐いている。
そんなことまで言い、足蹴にする如く福岡をこき下ろしてまで
東京開催にこだわったことを忘れていない。

しかし1964年は違った。
敗戦後初めて国際的に日本という国を認めてもらい
戦後復興を後押しした功績により
日本は戦後を脱し、その後の高度経済成長につながった。
あのころはオリンピックがあり、万博があって
未来を信じることができた。
2022年のオリンピックも
そしてこれから行われる大阪万博も
柳の下のどじょうを狙ったものなのだろうが
残念ながらそこに未来は感じない。
国民みんなで盛り上がった60年前とは違い
一部の金持ち企業の益々の金儲けという図式が透けて見えるから。

我が家もおそらく60年前のオリンピックを見るために
当時はまだ高価だった白黒テレビを買ったのではないだろうか。
4歳だった私も、高揚した気持ちで何度も聞いた
あのファンファーレをいまだに覚えている。
当時のような国民的盛り上がりを期待するなら
1964年五輪を顕彰できる10月10日の祝日を
無くしてはいけなかったのではないか。
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While my guitar gently weeps

2024-10-09 | 音楽

サンタナがインディア・アリー、ヨーヨー・マとともに
演奏しているビートルズの名曲。
ラジオで聴いて、一発でハマってしまった。
この組み合わせも面白いが、何といってもこのアレンジ。
雰囲気抜群で、それぞれのプレーヤーも生きている。
とにかくかっこいい。
たぶん誰にも真似できないサンタナ節。
音楽の素晴らしさを改めて感じる。
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