風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

イーハトーブ音楽祭2018〜冬〜

2018-12-14 | 音楽




夏とは違い、ホール内1ステージで
(外は極寒だからね ^^;)
みんなでワイワイ歌える音楽祭。
歌うのが好きな人は集合!!

クリスマスイブはここ‼︎
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誕生日

2018-12-13 | 風屋日記


今日は次男の誕生日。
30年近く前のことだけど、
生まれた日のことはよく覚えているよ。
4000g近い偉丈夫だったけど、
大人になってからの体格は普通。
とはいえ頑丈さはさすがだね。

はじめは「本当に血液型Aか?」と疑った時期もあるけど
実は我が家で一番真面目できっちりした性格だ。
ONとOFFの切り替えが見事ってだけ。
仕事でも、神楽でも、野球でも
事務方としてとても重宝されているらしい。
人はなんでも100%できるわけじゃない。
人の役に立っているのなら
多少身の回りのことが抜けていてもOKだろう(笑)

野球一筋で29年。
歳を重ねるごとにできないことが増えていくし
野球もいつまでできるかわからない。
体が動くうちはやればいい。
今を精一杯楽しんで過ごせるのが一番。
おめでとう。

写真は神楽「鳥舞」を舞う次男と長男。
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徒然鍋

2018-12-12 | 食べ物・お店





冬は鍋もの。
やうやう熱く吹きたる土鍋の蓋を取り去り
湯気立ちたる汁を少し味見したる

ダシは鶏
タラバガニはさらなり
魚もなほ、種類多く入れ込まれたり
また、ただひとつふたつなど、サケやタラが浮きしづみするもをかし

味は塩味
醤油をさして、味覚いと香ばしくなりたるに
たくさん野菜が入っているとて、
三つ四つ、二つ三つなど、牡蠣が煮えていくもをかし
舞茸、白滝などのワキ役がところどころに見ゆるは、いとをかし
煮込まれてグツグツいう音など、はたいうべきにあらず

鍋もいろいろ
しゃぶしゃぶやすき焼きはいふべきにもあらず
霜降りの牛肉でも、またさらでも
水炊きやチャンコ、石狩鍋など
煮立ちゆくさまをビールなど飲みつつ待つもまた奥ゆかし
湯豆腐のあと、残りたるタレを使ひて
翌朝の納豆にかけるも二重に楽しめいとをかしけれ



11年ぶりの再掲(笑)
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Ji・Ba コミュニティカフェ

2018-12-11 | 食べ物・お店


「爺・婆」ではないらしい(^^;
「地場」という意味とのことだという。
でも地域のお年寄りが集まって「話し語り」するには
こういうコミュニティの場はとても大切。
誰かと話をするというのは生きる力につながるし、
地域の活性化にも寄与すると思うんだ。





時々ライブなどもやるとのこと。
ここは花巻温泉そば。
経営しているのはNPO法人ライフデザイン花巻さんで
ここの他にも木や布中心のクラフトショップ、
カルチャー教室運営に、弁当宅配事業なども行っているらしい。
コミュニティを作り出す取り組みは
人も地域も元気にする。
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ギター

2018-12-10 | 音楽
クラプトンがソロのBlues演奏で使う
あの繊細で温かみのある、粒が揃ったマーチンの音が好きで、
OOOシリーズが欲しいと思ったことがある。
でもその後、Charのキレがあるカッティングに憧れ
ほとんど勢いで買ってしまったのが
OVATIONのスーパーシャロウボディのエリート。



エレキは以前Fender Japanのテリー使っていたけど
温かみのあるメロウな音が欲しくて
でもフルアコ持つ勇気がなくGIBSONのセミアコに買い換えた。
テリー処分したのは後から後悔したものだ。
私のウデではこの無骨なGIBSONを使いこなせなかったから。
そしてアコギも、Charのようなファンキーなカッティング演奏を
その後もほとんど演奏する機会がなく
逆にこのギターでは
フィンガーピッキング時の胴鳴りが期待できないということもあり
(死んだら棺桶に一緒に入れて欲しいほど気に入っていたけど)
結局昨年OVATIONも売っぱらってしまった。

今使っているのはTAKAMINEのこの1本だけ。



ボディはオールハワイアンコア、
ネックはマホガニーのショートスケール。
全体がコンパクトで扱いやすいし
フィンガーピッキングでも期待通りホコホコ胴が鳴ってくれる。
もうちょっと弦高下げたいけど、まぁ許容範囲。
イコライザー付きプリアンプやチューナーまで付いているので
シンプルなDIひとつあるだけで充分満足できる音を出せる。
ネックは気に入っていたOVATIONほど細いわけじゃないけど
GIBSONのセミアコほど無骨に太いわけじゃない。
コンパクトだけどストロークは鳴ってくれるし、
フィンガーピッキングでは繊細で温か、ふくよかな音が出る。
(以前の所有者よっしーが弾き込んでくれたおかげ)
ヘッドデザインもルックスいいよね。
すべてにおいて合格点。
今の演奏スタイルならこれ1本で充分満足だ。

もしエレキが必要になったなら
やっぱり温かでメロウな音が欲しいから
昔から欲しかったEpiphoneのCasinoを探そうかな。
それとも(これまた気に入っていた)テリーも好きだから
通常のものよりふくよかな音が期待できる
マホガニーボディのものを探してみるかも知れない。
(セミソリッドのシンラインものもあったはず)
その時の懐次第(笑)
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自然神への感謝と畏怖

2018-12-09 | 生活の風景




収穫を終えたあとの、冬枯れのリンゴ畑にて。
農家の方々が収穫する時、
必ず実を1個だけ木に残すのだという。
リンゴだけではなく、柿もそうすると聞いた。
今年の実りに対する神への感謝の供物なのかも知れない。
もちろん野鳥がそれに群がるのを
農家の方々はニコニコと眺めることになるのだが。

日本は八百万の神がいる国とされる。
宗教法人上の神道でもたくさんの神様を祀るが、
それとは別に、空にも、海にも、山にも、
草木や動物、道端の石ころにすら神様は存在する。
想像だが、これが原始神道の姿なのではないか?
それらの自然神に人格を比定し、
時には権力者とも結びつけてきたのが現代神道。
それでもまだまだ
地方の素朴な暮らしの中には原始的信仰が残っている。
以前アメリカの方に
「日本にはたくさんの『Gods』がいる」
と言ったら、彼から
「Godは唯一の存在なので複数はあり得ない。
日本の神様はNatureかSpiritsだろう」
と言われたことがある。
確かにその方が意味的にもしっくりくる。

山の神は春になると山から降りてきて豊穣を司り、
収穫が終わると山に帰っていくのだという。
そろそろ山の神が山へ帰っていく季節。
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「昭和の怪物 七つの謎」

2018-12-08 | 読書


以前から書店に平積みされている本書が気になっていた。
手に取り、眺めすがめつ、買おうかどうしようか逡巡していた。
仕事柄、なかなかゆっくりと読みたい本が読めない。
積ん読にしてしまうのも気が引けたからだ。
しかし東京出張中、ちょっとした空き時間に書店に寄り
パラパラと数ページに目を通すと、
なんの迷いもなくレジへと持っていく自分がいた。
時間調整で入ったカフェや、花巻への帰りの新幹線の中で
あらかたあっという間に読んでしまい、
その内容や骨子が自分の頭の中に染み込んでいくのがわかった。
これは面白い・・・というよりすごい。

東条英機、石原莞爾、犬養毅、渡辺和子、瀬島龍三、吉田茂という
(渡辺和子は5.15事件で父親が暗殺された現場を目撃している)
6人の、昭和の一時期を知る人間たちの内面を
関係者への綿密な取材やインタビューによって書かれたノンフィクション。
単なる「明治から戦前はおよそ民主的ではない暗黒時代」とか
「5.15事件や2.26事件を契機に軍部が国の主導権を握った」とか
そんなステレオタイプなリベラル認識を
極端な言い方をすれば根底から覆すような内容だろう。
改めて、すべからく歴史を学ばなくてはならないと心から思った。
特に近現代の日本史(学校で最も教えない時代)だ。
少なくとも、コピペばかりの偽歴史書を書いた自称作家などは
本書を前にすれば尻尾を巻いて逃げ出すような真摯な内容。
今年刊行された本の中でかなり知られ、売れた本書だが
果たして現政権支持者や、もっというと政権内の方々は読んでいるのか?
読んでいるとしたら、かなり赤面ものではないか?

「大日本帝國の軍人は文学書を読まないだけではなく、
 一般の政治書、良識的な啓蒙書も読まない。
 すべて実学の中で学ぶのと
 『軍人勅語』が示している精神的空間の中の充足感を身につけるだけ。
 いわば人間形成が偏頗なのである。
 こういうタイプの政治家、軍人は三つの共通点を持つ。
 『精神論が好き』『妥協は敗北』『事実誤認は当たり前』
 東條は陸軍内部の指導者に育っていくわけだが、
 この三つの性格をそのまま実行に移していく
 (その点では安倍晋三首相と似ているともいえるが)」

まるで現代人そのものではないか。
昨今は新設大学ばかりじゃなく、偏差値の高い歴史ある大学も
実学主義を標榜し、学生たちは本を読まないと言われるが、
こういう輩がどんどん生み出されている結果として
現政権のような国の指導者が選ばれているのではないか?

「世界最終戦争論」で有名な石原莞爾とて
軍人の目からの論評でそういう結論に達することになったと思うが
その思想のプロセスには賛同すべきことがたくさん書かれている。
少なくとも、アメリカのポチとなっている現代とは違い、
石原の思想のように、日本と中国が共同体として東アジアをまとめていれば
EUにも対抗しうる世界の第三極になっていただろう。
(当時の日本陸軍の主力皇道派は権力や権益ばかりで反対だったろうし、
 それ以上に中国の社会主義化が阻害要因になったろうが)

上に挙げていない人物の言葉も心に刺さった。
孫文を尊敬し、蒋介石に仕えた
中国国民党の指導者のひとりだった陳立夫氏の言葉だ。
「あなたのお国の軍人は、
 文化や伝統といった基本的なことを理解していません。
 だからすぐに軍事行動に走るんです」
これは大日本特集による朝鮮半島統治や満州支配にも繋がるし、
現代のヘイトにもそのまま繋がる言葉だ。

もっとも呆れたというか、苦笑を禁じ得なかったのは
当時の日本陸軍官僚が持っていたという資質について書かれた部分。
「都合の悪いことは決して口にしない」
「自らの意見は常に他人の意見を語り、本音は言わない」
「ある事実を語ることで『全体的』と理解させる」
「相手の知識量、情報量に合わせて自説を語る」
「第一次資料にも手を入れて改竄する」
なんか最近よく聞く話ではないか?
それが昔の軍官僚の資質そのものだとしたら、
現代においてソレが行われている状況はかなり危機的じゃないのか?
もうすでに「今」は「戦前」になっているんじゃないのか?
苦笑しながらも、次の瞬間背筋が凍った。

老若男女すべからく読むべき本だろう。

「昭和の怪物 七つの謎」保阪正康:著 講談社現代新書
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鍋焼きうどん

2018-12-07 | 食べ物・お店
季節外れの20度以上の気温だった
3日間の東京出張がら帰花、
新花巻で新幹線降りるとキンと冷えた空気だった。
翌日である昨日はみぞれや雹が混じる冷たい雨。
日中の最高気温も2度程度で、
いよいよ真冬の到来を感じさせる日だった。
紅葉の秋真っ盛りの東京から真冬の花巻は辛い(^^;

ということで、
昨日の打ち合わせを兼ねたランチは鍋焼きうどん。



寒い時期はこれでしょう。
鍋も、芋の子汁も、ひっつみなども好きな私としては
冬の寒さは厳しいけれど、食べ物が楽しみな季節でもある。
寒さに耐えた後で、ハフハフ言いながら食べる具や、
ダシにどっぷり浸かり、味が沁みたうどんは
それだけで幸せな気持ちになる。
さながら真夏の汗だくの後の冷えたビールのように(笑)
五臓六腑に沁み渡るとはこのことだ。

味噌焼きおにぎりが全国的には一般的ではないと知ったのは
実はつい最近のこと。
私が子どもの頃、余った冷や飯を握り、味噌をつけて
網で炙った味噌焼きおにぎりは格好のおやつだった。
味噌が焦げる香ばしさ。

鍋焼きうどんと味噌焼きおにぎりのセットは鉄板だね。
いただいたのは喫茶きょうらくさん。
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ベトナム料理

2018-12-06 | 食べ物・お店






こんなかわいい店でベトナムを堪能。
同じ東南アジアでも、タイやカンボジアと違い、
あるいは隣の中国・広東料理とも全く違い、
ベトナム料理はダシが効いていて優しい味だ。







エビを肉で巻いていたり、揚げ春巻なども。





巨大なバインセオやフォーも口当たりが軽く、旨味たっぷり。



チキンカレーはココナツミルク風味がまろやかで、
それでいてグリーンカレーのような激しい辛さはない。
いくらでも食べられそう。

ところで、ここで15年ぶりに再会した酒がある。



333ビールの方ではない。
オンザロックになっているこのグラスの酒は
かつてバンコクでのアジア子ども文化祭(ACCF)に
日本代表として神楽で出演した際、
ベトナムチームを率いてきたスタッフ、ダンさんからもらい
めっちゃ旨くて気に入った酒ネプモイ。
もち米で作られている蒸留酒だ。
米の香りとまろやかな味が気に入っていたんだけど、
当時はなんという酒かわからずそのままになっていた。
見つけたー❗️
15年ぶりの再会(^^)
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神宮外苑

2018-12-05 | 








東京の紅葉というとイメージは黄色。
銀杏は東京の象徴だしね。





でも、赤が全く無いわけじゃない。
大都会でも自然や季節を感じるところは結構ある。

岩手とは季節が1ヶ月違う感じ。
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「憲法と平和」どう考える9条

2018-12-04 | 社会・世界・平和




昨夜、文京シビックホールで行われた
日本ペンクラブ平和委員会主催の上記シンポジウムに出席。
あっという間の2時間だった。
浅田氏から話があった、国民投票の恐ろしさ。
(まぁ今までも空気が左右する場面は日本の選挙でもあったけど
 イギリスにおける浅田氏の体験は背筋が凍った)
金平氏からの「もう日程まで淡々と決められている」という
これまたびっくりするほどリアルで恐ろしい話。
中島さんからの、生活者目線から「もう始まっている」の言葉、
大城さんの「沖縄の歴史を知ってほしい」との願い。
若い人からの真剣で正直な生の声も聞けてとてもよかった。

印象に残った言葉を並べてみる。

・国民投票は「条件付き」や「どちらかというと」が許されない。
 すべてYESかNOになってしまう怖さがある

・今の政府は言葉がおかしい。都合悪いことは言い換えて誤魔化している。
 これは戦前と変わりない

・憲法を変えるより、まず地位協定を変える方が先

・いま若い人たちが考えるコミュ力とは他人と円滑な関係を築くこと。
 自分の考えを相手に伝える力じゃない

・辺野古問題ばかり取り上げられているが、その間に実は
 与那国島、宮古島、石垣島に自衛隊の基地が新設されつつある

最後まで聞いて、私が思ったことは
当たり前のことはなかなか意識することがないし、
目に入らないということ。
本当は身近なところにある大切なものが当たり前のものになり、
どこか遠い、関係ない存在に思えてしまうことの危うさ。
もう一度、その大切さを認識しようよ。
憲法も、地元の景色や魅力も。

ところで、私は憲法改正論者だ。
変えたいところは1ヶ所だけ。
憲法第24条
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、
 夫婦が同等の権利を有することを基本として、
 相互の協力により、維持されなければならない」
の「両性」を「双方」に。
それだけでいい。
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第2回リノベーションスクール@花巻

2018-12-03 | 社会・世界・平和




昨年の第1回に引き続き
今年も花巻でのリノベーションスクールが開催された。
花巻家守舎ができ、最初のリノベ小友ビルオープンが
2015年12月のちょうど3年前。
半年後には旧マルカン百貨店閉店が発表され、
2016年2月にはマルカンビルオープンが発表された。
そのオープニングパーティーで上田市長から
花巻でのリノベーションスクール開講が宣言され
半年後には第1回リノベーションスクール開講。
その成果が出始めている今回また第2回目と、
ものすごい勢いで花巻のまちが変わりつつある。

昨年のリノベーションスクールからはこの1年間に
ゲストハウスmeinn、焼きいもりょうちゃん、
ココ・タベルバ・ラパンなどが生まれた。
今回の発表も発表者自らが手を挙げて経営を宣言するなど
実現性が高いと思われる物件ばかり。
しかもそれらの物件は、地図上で見ると
着実に花巻のまちを活性化できそうなポイントが並んでいる。
特にマルシェは大賛成。
いま花巻の中心街は買い物難民のまちになっているし、
今後その真ん中に復興支援住宅が整備されつつあるから、
確実にニーズがあるし、何よりマルシェは人を集める。
海外の映像で見るような市場になってほしいなぁ。

飲食店も多かったが
できれば同じようなカフェなどではなくて
芋の子汁やひっつみ、季節の山菜やキノコ料理など
花巻ならではのメニューを提供してくれる店もあるといい。
観光客が夕食にまちへ出て、花巻の味を楽しめる店が
今はこれといって無いからだ。
なんといっても花巻は観光のまち。
もっとホスピタリティーあふれるまちにする必要がある。
それをカバーすることはビジネスにもつながる。



それにしても受講者たちのこの笑顔。
寝食を忘れてハードな3日間だったと思うし、
ここで検討され、実現に向けてスタートするプロジェクトも
これからの花巻にはとても大事なものだと思うが
なによりこの笑顔を生み出すエネルギーがまちに注入されることが
リノベーションスクールの最も大きな成果ではないか?
着々と花巻のまちが変わっていく予感がする。

私の役目は彼らのアクションをプロモーションで支援すること。
そしてそれらがまちに溶けこめるようマチココで取り上げること。
以前テレビで熊本大学の先生の話に感銘を受けた。
市民全体のうち1割が志民だが、残り9割が死民だとまちは衰退する。
9割のうち2割でも志民を支える支民にすることができれば
まちは変わる・・・私の仕事は支民を増やすことかな。
それができれば花巻市民の意識が変わり、まちの風景が変わる。
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人生は旅

2018-12-02 | 風屋日記
何年も前、
このブログに「5年後」と題して書いたことがある。
東日本大震災の前、日常が毎日変わりなく
朝家を出て、仕事をして、夜帰るという日々だった頃だ。
それから5年後、義父が亡くなり、震災があった。
そこまでは予想していなかったけど、
息子たちは就職して独り立ちし、
その間に私は東京勤務になっていた。
実は今年、その時からさらに5年経っている。

仕事は(方向性はあまり変わらないけど)激変した。
まさかひとりで仕事をしているとは思ってもいなかった。
生活もまぁまぁ変わった。
母や義母はさらに歳をとり、特に母は歳相応になってきた。
息子たちは結婚し、孫も生まれた。
勤めていた頃と違って
野球や音楽、お茶などの趣味に時間を割かなくなった。
仕事をしていないと先々の不安にかられ
追われるような心持ちの日々で、
本を読むまとまった時間を取る余裕がなくなった。
それでも組織を動かすストレスからは解放され、
ネクタイを締めなくても良い毎日は楽だ。
体は音もなく静かに衰えてきている。

さて、これから5年経つと2023年。
私は生きているだろうか
・・・というのが冗談ではなくなっている。
孫は9歳と7歳、家内は定年を迎えているだろうし
母は90歳を超えている。
もし私が生きているとしたらどんな生活をしているのか。
勤めていた頃と違い、全く想像できない。
なにせこの4年間だって五里霧中だったのだから。
フリーになってから「人生は旅』という言葉を実感している。
明日は何があるのか、1年後は何が起きているのか。


「もし二度と帰れない旅に出るとして
 リュックひとつ分しか荷物を持てないとしたら
 あなたは何を持っていきますか?」
という問いをテレビで見たことがある。
多少の着替えとお金、タバコぐらいかな。
どこに行くかにもよるけれど
もしもう仕事をしなくていいならスマホもPCも要らない。
できることなら、旅で花巻を訪れたい(笑)
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12月

2018-12-01 | 生活の風景






数日前の氷点下の朝。
霜柱は立ち上がり、
車のフロントウインドは凍りついていた。
今日から12月。
例年より雪が遅く暖かいとはいえ
もう正真正銘冬の訪れ。

去年はあまり使わなかったダッフルコートを
今年はもう何度か着て歩いている。
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「ローカルメディアの仕事術」

2018-11-30 | 読書


先日開催された、花巻シティプロモーションサイト
「まきまき花巻」のオープン編集会議にゲストで来ていただいた
影山裕樹さんの著作。
1コーナーで同じくゲストだった成田希さんも執筆されている。
以前影山さんが書いた「ローカルメディアのつくりかた」が
とても面白く、様々な会社の取り組みが勉強にもなったので
本書もおおいに楽しみだった。

一気読みしての感想。
今自分が取り組んでいる
「花巻まち散歩マガジンMachicoco」の目的、スキームが
ここに書かれていた通り(と言っても考え方ね)で
自分たちの方向性が間違っていなかったとの安心感と共感だ。
もちろん東京の仕事もしているから
マスメディアのビジネスや流通などは理解しているつもりだけど
ローカルメディアの役割や進め方がそれらと違うということが
ちゃんと文章で書いてある。
今まではロジックで考えていたわけではなく
肌感覚で方向性ややり方を模索してきたのだったが
ここまできちんと説明されていると
私の考え方を代弁してもらっているようでとてもうれしい。

紙メディアのMachicocoだけじゃない。
関わっているwebサイト「まきまき花巻」も同様だろう。
かつて会社勤務時代に、
「地域限定スポーツグラフィック誌」に関わっていた。
プライベートでは青森のミニコミ誌にも。
その頃からローカルメディアの面白さというか、
可能性を感じ続けていた。
その漠然とした面白さや可能性についてきちんと説明されている。

第2章の「ローカルメディアの編集術」は
今やっていることのおさらいだが(スタッフの方々にも見せようかな)、
一番興味深かったのは第3章の「メディアの編集からまちの編集へ」。
そう。私もメディアを作ることが目的じゃない。
最終的にはメディアの力をもってまちを編集することだ。
そしてまちの編集のためには、まず「ひとの編集」が必要。
重要ポイントごとにプレーヤーが揃っているか、
そこに住む人々が自分のまちの魅力に気付けているか、
まずはそこからだ。

「Media」という言葉は「Middle」から来ていると聞いたことがある。
「中間」という意味の英語だ。
何かと何かの中間をつなぐもの・・・メディアということになる。
それがモノではなくヒトの場合はメディエーター。
自分の役割はプレーヤーではなくメディエーターなのだろうと思っていた。
(以前勤めていた会社で企業理念を検討したことがある。
 その時決めたのは「Creative Interface」まさしくメディエーターだ)
自分か仕掛けているコトをとにかく継続し
エディエーターとしてプレーヤーとプレーヤーをつなげる仕事
プレーヤーをプロデュースする仕事、
地域と地域をつなげる仕事、
そしてできることなら、過去と未来をつなげる仕事を
これからも手掛けていきたい。



その夜遅くまで飲んで語り合った影山さんと
残念ながらその日のうちにお帰りになった成田さんに感謝。
本にサインももらったよ。
サインをもらうのはもちろんのこと、
求められるのもうれしいことだと私も経験(笑)

「ローカルメディアの仕事術〜ひとと地域をつなぐ8つのメソッド〜」
                   影山裕樹ほか7名:著 学芸出版社
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