先発、中継ぎともに7〜8人という豊富な投手陣を
先を見越して休ませながらマネジメント。
打てなくても四球、同じランナーに出るのでも
ヒットより相手投手の投球数が増えていくという作戦。
無死〜1死で3塁にランナーがいれば
適時打や犠飛じゃなくても内野ゴロで1点。
畳みかけてビッグイニングを作るより、地味に1点ずつの積み重ね。
良ければ若手もどんどん登用し、主力でも休ませる。
狙いが全て大当たりの岡田タイガースがアレをやり遂げた。
でも一番すごいと思ったのは、選手たちのメンタルコントロール。
マジックがひと桁になっても、誰も浮かれないし慌てない。
昨日と同じように淡々と試合に臨む選手たちに驚いた。
近本や梅野が怪我をしても、岩崎が逆転を許して負けても
動じることがなかった。
そしてチームワークも素晴らしい。
胴上げに横田のユニフォームが掲げられたのを見て
涙が出るほど感動した。
思えば1985年の日本一の時は日航ジャンボ機墜落事故で
球団社長が犠牲となり、皆喪章をつけて試合に臨んだものだった。
今回も横田が見守ってくれたのではないかと思った。
さて、CSや日本シリーズはこれからなんだけど
来年以降どうなるかを考えてみる。
期待の若手はまだまだいる。
投手陣では森木、門別、桐敷、富田、岡留、
怪我で活躍できなかった高橋と湯浅。
野手では中川、戸井、遠藤、高寺、井上、井坪、前川、豊田。
今年の西純、森下、小幡を見て、
彼らも「次は俺の番」と腕を撫していることだろう。
一方で今年結果が出なかった中堅はどうするか。
投手では秋山、二保、小林、
野手では山本、北條、高山、板山。
中堅どころは出番を求めて他球団へ・・・
ということもあるかも知れないが、
阪神の場合は全選手が平成生まれなので老け込む歳じゃない。
来年以降に向けてポジションを虎視眈眈と狙っている。
そう考えると、どうやら黄金時代か?
岡田監督は来年までで、そのあとはGMに。
後継は、個人的には今岡にお願いしたいと思う。
投手コーチは藤川で。
もちろん引き続き黒子役で平田ヘッドコーチ留任ね😊