風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

教育振興運動60年

2025-01-23 | 社会

日本三大教育施策のひとつといわれる
岩手県の教育振興運動が始まってから60年。
これは学校、家庭、地域、子ども、行政が一体となって
教育課題解決を図るという岩手県独自の施策だ。
特に重要なのは学校と家庭だけではなく
そこに地域が入っているということ。
三位一体の教育施策と言われる所以だ。
当時、他県と比べて学力が劣り進学率が低いという
岩手県の事情があったとはいえ
その解決方法としてこの施策が生み出されたというのは
素晴らしいことだったのだと思う。

都市化が進むにつれて、地方においても
地域という概念が希薄になりつつあるように感じられる。
家庭の事情が優先されて学校の存在も薄くなり
社会の中で生きるということを学ぶ機会が無くなりつつある。
現代社会におけるさまざまな問題は
その部分の不足が招いているのではなかろうか。

PTAの存在もまた同じような意味を持つ。
学校と保護者が手を繋ぎ(連携して)大きな輪を作り、
その中で子どもたちをのびのび育てるためにPTAはある。
家庭と学校だけでなく、地域がそこに入ることにより
その輪はより大きくなり、子どもたちもよりのびのびと育つ。
昔は近所の人たちも子どもたちを見守っていた。
私の住む地域では小学校の運動会に
子供がいない地域の人たちも参加し楽しんでいた。
たくさんの目に見守られる子育て。
それを実現するには、
親たち大人も地域に溶け込む必要がある。
地域社会の重要性。

残念ながら、自分の身の回りでもそれが忘れられつつある。
近所の人が子供たちの声をかけると
ヘタすると不審者に思われてしまったりする。
それは普段から近所の人たちとの触れ合いがないからだろう。
都会のマンションでは、知らない人に挨拶をするなという
悲しい指導が入ったりするという話も聞いた。
そういう中で、子どもたちは
「社会の中で生きる」ということをどこで学べばいいのだろう。
就職し、社会人になってから心を病む人が多いというのは
その学びが不足していることも一因と思うのだ。
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「日本縦断こころ旅」を観て

2025-01-22 | 映画・芝居・TV

この番組のファンだ。
火野正平さんの飄々とした人柄で
自転車で走る中、出会う人たちと軽妙なやり取り。
手紙が取り上げられた人たちの想い。
行ったことのない、知らないまちの風物や風景。
火野さんは残念ながら亡くなってしまったけれど、
2024年秋の旅では週ごとにいろんな人が
火野さんの遺志を継いで走っていた姿にまた感激。
どうやら2025年春の旅も決まったらしいし
さてどんな人が走ることになるか、今から楽しみだ。

さて、2024年秋の旅で、火野さんに代わって走ったのは
柄本明さん、田中要次さん、田中美佐子さん、照英さん、
山口智充さん、渡辺謙さん、松村雄基さん、イッセー尾形さん、
そして最後は坂上忍さん。
ドラマや、台本が基本のバラエティーと違い
ぶっつけ本番なので、それぞれの方々の人柄がよくわかる。

柄本明さんや田中要次さん、渡辺謙さん、イッセー尾形さんは
とても真面目な方なんだろうなぁという印象を抱いた。
特に柄本さんやイッセー尾形さんは演技派の役者なので
行動もどこか火野さんに寄せていたけど、
でもそれを期待した起用ってわけじゃ無かったろう。
渡辺謙さんや松村さんはぶっつけ本番に戸惑っていた印象。
ぐっさんはさすが上手すぎ😆できすぎ😆
自然だったのは田中美佐子さんと照英さん、坂上忍さん。
特に坂上さんは台本ありのバラエティに慣れているとはいえ
芸人さんばりのリアクションがウリだけあって
とても自然に馴染んでいた気がする。
でもね、やっぱり子役からの芸能人だから
一般の方々との距離感をちょっと感じてしまったり。

一番しっくりきて面白かったのは田中美佐子さん。
天然なとぼけ具合も、どこかおっさんが入っているリアクションも。
そして出会い人たちとの距離感もとても良かった。
火野さんの後釜は美佐子さんでいいんじゃないかなーと
個人的に思ったりしている。
さて2025年春の旅はどうなるかな?
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ほんまでっか?おもしろ花巻の歴史ウラ話

2025-01-21 | 仕事

昨日はこちらに呼ばれての講演。
専門的な話はもちろん専門家、研究者にお任せだが
「アテルイ」「アテリイ」の読み方や
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てきた
畠山重忠や千葉常胤の子孫が花巻とゆかりがある話、
そして明治以降の花巻の合併話など
1時間ほど「ほんまでっか」話をご披露した。
ちょっと時間が足りなかったかな。
というより、ちょっと話を広げすぎたかな😅

講演終了後は新年交賀会に参加させていただき
豪勢な料理をご馳走になってお開き。
「温泉にも入っていってください」のお言葉に甘え
会場ホテルの温泉へ。



みなさん、講演と宴会の間に入浴を済ませたらしく
揃って貸切バスで帰っていたため、
私ひとりだけの貸切温泉という贅沢。
顎まで浸かって手足をのびのびと伸ばすことができた。
いやー、こんな仕事なら毎日でもいい😆
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「阿修羅のごとく」

2025-01-20 | 映画・芝居・TV

Netflixドラマはすごい。
これまで「全裸監督」「極悪女王」「地面師」など
話題となったドラマを観てきたが
この作品はまた秀作といえるだろう。
宮沢りえさん、尾野真千子さん、蒼井優さん、広瀬すずさんに
本木雅弘さん、松田龍平さん、内田聖陽さん、國村隼さん、松坂慶子さんなど
演技派役者をこれでもかと揃え
何度かドラマ化された向田邦子の代表作を
なんと是枝監督がメガホンを執るという贅沢さ。
その期待を上回る内容だった。
なんといっても4姉妹の絡み方がとても自然。
そして割に情けない役の本木さん、内田さんの男衆。
國村さんはちょっと憧れるほどさすがの貫禄だ。
過去作を何度か観てよく知った内容ながら
一瞬のカメラアングルやちょっとした演出の工夫など
さすがの是枝作品という魅力も。

地上波ドラマでも、たとえば昨年の
「海に眠るダイヤモンド」「ライオンの隠れ家」「虎に翼」
そして流行語大賞になった「不適切にもほどがある」、
それ以前にも「VIVAN」「エルピス」など
注目に値するドラマは毎年何本かあるけれど
これだけ贅沢な配役、スポンサーや視聴者に忖度しない内容、
慌ただしくないストーリー展開など
まるで長い映画のような作品はNetflixならでは。
サブスクによって資金が担保できているからこその作品だろう。

ドラマは新しい時代に入ったなと感じる。
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上根子神楽 初舞

2025-01-19 | 神楽・芸能

今年の初舞は3週間後。
暖かい社務所の中でご覧いただけます。
演目は現在検討中。
なんなら終了後の直会への参加も?
お楽しみください。
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「人間であることをやめるな」

2025-01-18 | 読書


故半藤一利氏の最後の1冊。
本文145ページの薄い文庫本だから一気読み。
これまで雑誌の発表してきた文章や講演原稿などが
テーマを問わずに集められているのだが
その短い内容に半藤節がびっしりと詰まっている。
特に司馬遼太郎の「坂の上の雲」検証による
日露戦争考察が実に素晴らしい。
さすがは歴史探偵。

読んでいてふと、カール・マルクスの言葉を思い出した。
「歴史は繰り返す
 1度目は悲劇として
 2度目は喜劇として」
ある意味、軍事専制政治だった江戸時代から
たくさんの血を流し、たくさんの犠牲の上に明治ができた。
明治という時代を動かした政治家や軍人たちは
武士として育ち、その維新を自ら戦い抜いてきた者たち。
日露戦争の顛末を半藤氏の目を通し改めて俯瞰して見てみると
実に武士の戦いなのだ。
乃木希典のように、正々堂々突撃した指導者もいれば
(これはある意味近代的な戦いではないが)
降参した敵のプライドを尊重し、ルールも遵守する。
捕虜は厚遇し、戦いの落とし所をちゃんと探る。
見事な政治家、軍人たちだ。
奇跡や運も味方して、結果日本は戦勝国となった。
しかし余力を残したロシアとは違い
日本は金も物資も全て吐き出しての辛勝。
それを認識していた政治家たちの外交手腕も見事だ。

「さらに蛇足を加えれば、
 明治のリーダーと昭和のリーダーとの違いを
 読みとってもらえれば、それこそ最高である。
 自分たちのおかれた立場を厳密に認識し、
 つまりリアリスティックに国力や民力を考慮し、
 希望観測的な判断、あるいは蜃気楼的な夢想から
 100%解き放たれている。
 けっして自分たちが『無敵』との幻想を抱かなかった。
 それが明治の指導者たちであった、ということを」

その20年後日本は、冷静に考えれば
先がない、泥沼に足を踏み入れていく。

「それにひきかえて、昭和の政治家も軍人も、
 そうしたリアリズムとは無縁であった。
 ひたすら想像的楽観主義に酔い、
 『必勝の信念』を頼みの綱に、
 連戦連勝で戦争は終わるとの空中楼閣を抱いた。
 理性的かつ合理的かつ冷静に、
 落ち着いて国力を考えることをしなかった」

昭和の政治家、軍人たちは歴史から何を学んだのだろう。
「あの大国ロシアに勝った、神の国日本」
と、歴史を表面的にしか見ていなかったのではないか?
歴史は繰り返される。
2度目は喜劇として。

さて、80年前の戦争は大いなる悲劇で終わった。
想像を絶する痛みを経験した戦後の日本人たちは
その反省を元に復興し、高度経済成長まで成し遂げつつ、
再びあの痛みを経験しないよう声で戦い続けた。
繰り返し歴史を問い続けた。
それから80年。
果たして戦後を懸命に生きてきた人々の声は
現代に生きているのだろうか。
充分に歴史を検証し、学んできているのだろうか。
歴史は繰り返される。
2度目は喜劇として。

半藤氏は本書で、司馬史観が「明治礼賛」ではないことを
感情的にならず冷静に掘り当てている。
さすがだ。

「戦争は勝利国においてむしろ悲惨である面が多い。
 日本人が世界史上もっとも滑稽な夜郎自大の民族になるのは
 この戦争の勝利による者であり(中略)
 この戦争の科学的な解剖を怠り、むしろ隠蔽し、
 戦えば勝つという軍隊神話をつくりあげ、
 大正期や昭和期の専門の軍人でさえそれを信じ(中略)
 もし日露戦争が終わったあと、
 それを冷静に分析する国民的気分が存在していたならば
 その後の日本の歴史は変わっていたかもしれない」
     (司馬遼太郎「『坂の上の雲』を書き終えて」より)

感情論としての戦争についての善悪はともかくとして
私も冷静に歴史から学ばなければと思うのだ。

「人間であることをやめるな」半藤一利:著 講談社文庫


 
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あの日から30年

2025-01-17 | 社会
冬道通勤のために5時半に起きたあの朝。
ニュースの途中で突然入った大地震の報道。
西日本各地の震度が出たのに唯一震度が出なかった神戸。
昼休み、TVで見たあの光景。
そしてそれから何年か後に知ったこの曲。
風音★楽団で、東日本大震災のことも思って演奏。
さまざまな記憶は忘れてはいけない。

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最近の想い

2025-01-16 | 風屋日記

65年生きてきて
自分の人生はいったい何だったんだろうなぁと
ふと思うことがある。
ひとつの道を一途に極めたわけでもないし、
夢を追いかけ続けてきたわけでもない。
もちろん何かを成し遂げたわけでもないから
特別な人生だったとは言えない。
好きなことだけやってきたわけでもなくて
それなりに辛い時代は何度もあった。
楽しかったことも確かにたくさんあったけどね。

残された時間はそんなに多くはない。
今さら何かを成し遂げたいとは思わないけれど
誰の役にも立たなかったという人生はちょっと寂しい。
ひとりの人間として、ひとりの男性として、
そして今はささやかな物書き、編集者として、
これからの少ない時間をどう生きていけばいいのか。
それを時々考える。
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フォークダンス

2025-01-15 | 文化

私が高校時代だったのは昭和51(1976)年から昭和54(1979)年。
全国的なものなのか、それとも母校だけの文化だったのか
とにかくことあるごとにフォークダンスを踊った。
体育祭の後夜祭、桜雲祭(文化祭)の中夜祭、後夜祭、
今思い出して改めて驚くのは
修学旅行の夜も宿舎の中庭でフォークダンスがあったこと。
なんでまたそんなにフォークダンスが好きだったのか
今となっては不思議なのだが
当時はそんな疑問を抱くこともなく、当たり前だと思っていた。

曲目はほぼ「マイムマイム」「コロブチカ」「オクラホマミキサー」。
これを繰り返し、繰り返し踊ることになる。
何となく覚えていて、うまい方法だなぁと思うのはその進行の仕方。
まず最初に弊衣破帽で無精髭の応援団幹部やその仲間たちが輪を作り
10人ほどの男子のみ少人数で「マイムマイム」が始まる。
そのうちに徐々に男子生徒が入っていき、
その輪がだんだん大きくなる。
何度目かの「マイムマイム」の後、
充分に人数が揃ったと思われるタイミングで一旦小休止。
輪に入っていた男子生徒が一斉にばらけ、
それぞれ壁際で見ていた女子生徒たちを引き連れて輪に戻る。
当然男女の人数は同数。
そこで初めて「オクラホマミキサー」や「コロブチカ」となる。

え?選ばれなかった女子が可哀想?
ところが、実は当時の母校は男子が2/3を占めていて女子が少ない。
最初からフォークダンスに参加するつもりのない女子は
教室やどこか離れた場所でダベっていたりするし、
最初の輪が解けて女子を誘いにいくのは
壁際の女子人数よりも輪の人数が多くなったタイミングなので
あぶれてしまう女子はほぼいなかった(と思う)。
(男子の方が女子を連れて来れずにあぶれていた記憶がある)
主に3年生の女子は(女子の方が大人なので)すでに興味がなく
その場にはいなかった。
壁際で見ていた女子は1〜2年生が多かった気がする。
(男子は2〜3年生が多かった)
うまいことシステムが機能していたんだなぁ。

何年か前に、高校の同期会の途中で
イタズラ心で「マイムマイム」を流してみたら
だいぶ酒が入っていたと思われる参加者たちに大ウケし
なんとそのうち半分ぐらいのメンバーで踊り始めた。
10代の3年間で身についた習性というものは恐ろしい😆
高校時代も遠い記憶となった60代になっても、いまだに
「あの時もう1曲続いていたらお目当ての娘と踊れたのに」
と45年も前の恨み節を吐露する男たちもいるほど
我々の体に染み付いている。

フォークダンスは、戦後GHQの教育施策で全国に普及したそうだ。
昭和25(1950)年ぐらいから昭和40年代ぐらいには
小中高校で盛んに行われたらしい。
岩手の田舎にはその文化がずーっと残っていたんだろうなぁ。
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2025-01-14 | 世界・平和

今月20日に第2次トランプ政権がアメリカに誕生する。
以前からその発言には眉を寄せて聞いていたが
話だけなら別に聞き流せばいいことだ。
しかしカナダへの「アメリカの新たな州」発言や
グリーンランド併合発言、メキシコ湾のアメリカ湾への呼称変更など
このところのトランプ氏の発言は度を越している。
この考え方はウクライナへ武力侵攻したロシアのプーチン氏や
ガザ地区、ゴラン高原への入植を進める
イスラエルのネタニヤフ氏と何も変わらない考え方だ。
第二次大戦の反省から、武力による現状変更をタブーとする
国際協調の考え方はもうこの世界には無いのだろう。
あの大戦の多数の犠牲は何のためだったのか。

戦争とは人と人との殺し合い。
そこにはルールも何もない。
どれだけ多数壊し、殺すかだけだ。
しかも殺し合うのは戦争を始めた人間では無い。
為政者が戦争を始め、殺し殺されるのは兵士を含む一般の市民だ。
すべては為政者たちの欲のため。
領土を広げたい、相手より上に立ちたい、選挙で勝ちたい・・・
たった数人の欲のために何万人という人が殺される。
発言や行動が制限される。

人間の欲望とはかくも底なしのものなのか。
その欲によって地球が破壊されていく。
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大学教育

2025-01-13 | 社会

次の土日、大学受験共通テストが行われる。
受験の仕方は近年大きく変わり、
最近では昔ながらの指定校推薦に加えて
AOや総合選抜による入試が50%を超えているという。
だから共通テスト受験者もおそらく減っているのだろう。
入学先が早々と決まるメリット、
および滑り止めなど複数校受験の負担を考えれば、
受験生や保護者にとっては良い変化なのかもしれない。
しかし問題は別にある。

学費の高騰は大きな負担。
まして地方から都市部への進学者にとっては
ひとり暮らしの生活費も大変な負担だ。
国からの大学への補助金のハードルが上がり
全体的に減りつつある中、格差も広がりつつある。
教育は未来への先行投資。
一般企業だって先行投資がない会社は先がない。
政府はこの国の未来をどう考えているのか。
特に文系や理系の基礎研究は相当苦しいと聞いた。
社会科学の研究なくして社会や文化の未来は描けない。
基礎研究の土台なくして応用研究はあり得ない。
若者が未来に希望を描けないのは
こういうところからもきているのではなかろうか。

大学側にも注文をつけたい。
かつて大学には夜間部である二部や通信課程が選べた。
低所得家庭に育った学生も
学費の安さに加えて、仕事をしながら学ぶ道が選べた。
いつの間にかどちらもどんどん姿を消し
地方出身者にとって都市部の大学で学ぶハードルが上がった。
首都圏大学の地方出身者はもう30%を切ったという。
経済格差や地方格差が学歴格差を生んでいる。
今のままではその格差は拡大する一方。
都市部の学生は望む教育を受けられ、チャレンジもできる。
地方の学生は人生の方向性が狭められる。

大企業のための施策や防衛費の増大はより前に
国はやるべきことがあるのではなかろうか。
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神社新年会

2025-01-12 | 神楽・芸能

アルコールは飲めなくても
たまにはこういう宴会に参加するわけさ。
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1月11日

2025-01-11 | 音楽

1が3本で三線の日。
最近弾いてねーなー😅
ここんとこ手にしているのは
昨秋メルカリで買ったガットギターばかり。
あとはイタズラでウクレレ爪弾く程度。
エレキギターはもちろん
スチール弦のアコギすら触ってない。
せっかく持ってんだから
三線もたまにはケースから出してあげないとねぇ。
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Machicoco便り vol.123

2025-01-10 | マチココ
今日は2025年初めてのマチココスタイル生放送日。
12月発行の41号の内容について
裏話を含め、いろいろと語ります。
FMone(花巻コミュニティFM)78.7MHzにて13:20から。
もちろんサイマルラジオを通して世界中で聴けます。
サイマルラジオは下記バナーから。
お楽しみに。

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「冷たい夜」

2025-01-09 | 文化
冬の夜に
私の心が悲しんでいる
悲しんでいる、わけもなく……
心は錆びて、紫色をしている。
丈夫な扉の向うに、
古い日は放心している。
丘の上では
棉の実が罅裂ける。
此処では薪が燻っている、
その煙は、自分自らを
知ってでもいるようにのぼる。
誘われるでもなく
覓めるでもなく、
私の心が燻る……

 (中原中也「在りし日の歌」より 1936年)
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