某与党議員による
「ちびまる子ちゃん」映画のキャッチコピーに対する意見に
こちらも驚き、仰け反りそうになった。
こんな経験やこんな経験を経て、
世界の争いや紛争は人と人が垣根を越えて繋がることで
無くすことができると信じているからだ。
歴史を紐解くまでもなく
戦争はすべからく国と国とのエゴのぶつかり合い。
「国」は「人の集まり」でできているのに
「命をかけて国を守る」というのは
「国」を構成すべき「人」を消耗するということだから
ある意味結果的に「国」そのものを滅亡に導くことになる。
はじめから「ハードル(国境)ありき」「国益ありき」では
いつまでたっても戦争という名の殺し合いは無くならない。
ましてこのキャッチコピーでは
「国境がない」のは「友達には」という言葉が付いている。
この議員さんは、友情の前に垣根があるというのだろうか?
その考えは差別やいじめに繋がるものではないだろうか。
先日、NHKローカルで
東日本大震災で津波被災した釜石の高校生と
イスラエルによる空爆で家や親友を失ったパレスチナの中学生が
スカイプを使って友情を育んでいる姿が放送された。
パレスチナでは、自らも辛い境遇にありながら
日本の震災被災地の復興を願い
子ども達みんなで凧揚げ大会を開催しているとのこと。
今回の議員の発言はそういう交流にも水をかけることになる。
まして、信頼関係がないところに
グローバルな人材が育つわけがない。
国と国とのエゴによるぶつかり合いに
子ども達の純粋な友情を巻き込んでほしくはない。
お互いを思い合い、気遣いしあい、痛みを分かち合い、
言葉は通じなくても笑顔を交わし合う関係こそ
核兵器なんかよりはるかに強力な、
平和をもたらす最大の武器なのだと思う。
「ちびまる子ちゃん」映画のキャッチコピーに対する意見に
こちらも驚き、仰け反りそうになった。
こんな経験やこんな経験を経て、
世界の争いや紛争は人と人が垣根を越えて繋がることで
無くすことができると信じているからだ。
歴史を紐解くまでもなく
戦争はすべからく国と国とのエゴのぶつかり合い。
「国」は「人の集まり」でできているのに
「命をかけて国を守る」というのは
「国」を構成すべき「人」を消耗するということだから
ある意味結果的に「国」そのものを滅亡に導くことになる。
はじめから「ハードル(国境)ありき」「国益ありき」では
いつまでたっても戦争という名の殺し合いは無くならない。
ましてこのキャッチコピーでは
「国境がない」のは「友達には」という言葉が付いている。
この議員さんは、友情の前に垣根があるというのだろうか?
その考えは差別やいじめに繋がるものではないだろうか。
先日、NHKローカルで
東日本大震災で津波被災した釜石の高校生と
イスラエルによる空爆で家や親友を失ったパレスチナの中学生が
スカイプを使って友情を育んでいる姿が放送された。
パレスチナでは、自らも辛い境遇にありながら
日本の震災被災地の復興を願い
子ども達みんなで凧揚げ大会を開催しているとのこと。
今回の議員の発言はそういう交流にも水をかけることになる。
まして、信頼関係がないところに
グローバルな人材が育つわけがない。
国と国とのエゴによるぶつかり合いに
子ども達の純粋な友情を巻き込んでほしくはない。
お互いを思い合い、気遣いしあい、痛みを分かち合い、
言葉は通じなくても笑顔を交わし合う関係こそ
核兵器なんかよりはるかに強力な、
平和をもたらす最大の武器なのだと思う。