風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

森のジェラート ポエーマ

2023-05-31 | 食べ物・お店


ちょっと前、温泉に入りに行った帰り道に
「そういえばジェラート屋さんができたそうだ」と
まだ濡れた髪のままで立ち寄ってみた。




結構お客さんがいたのと、この時はテイクアウトにしたので、
お店について詳しく聞けなかったので、また次回。



私はラムレーズン、家内は抹茶をチョイスして
さっそく車の中でいただいた。
優しい味で、リピート必至。
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二宮尊徳

2023-05-30 | 散歩

ここは廃校となった小学校。
これが残されているということがちょっと嬉しい。
この方が生きた時代に車や電車は無かったから
「仕事をしながら学ぶ姿勢」が教訓になったのだ。
現代においては「歩きスマホの推奨みたいにになる」とかで😅
残っている像もどんどんなくなっているらしい。
貴重だねぇ。
台座に書いてあるのは「至誠報徳」、なるほど。
そのしたには当時の校歌が彫ってある。
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円万寺

2023-05-29 | 散歩

宮沢賢治の故郷だとか、市内に14ある温泉だとか
山伏神楽や鹿踊りをはじめとした郷土芸能の里だとか、
空港や高速道路、新幹線などの交通の要衝だとか、
雑穀生産日本一だとか、ワイナリーだとか、
南部杜氏の里だとか、花巻東高硬式野球部だとか、
とてもたくさんのコンテンツを持つ花巻だけど、
ここもその中でも大きなひとつだと思うんだよね。
水を張った水田に映る空や島みたいなエグネ(屋敷林)。
「これぞ花巻」という風景。


実は坂上田村麻呂から続く歴史や
城下町だった成り立ちにも繋がる悠久の時を
内包している場所でもある。
大好きな場所だし、
この写真を撮った時にも何人か訪れていたけど
とりあえず熊には注意😅
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知らなかった姿

2023-05-28 | 文化
最近、ちょっと調べたいことがあり
図書館へ行って古い本を漁り、借りてきて読んだ。


1975(昭和50)年といえば私は中学3年。
1988(昭和63)年は28歳の頃だ。
本書を見ると、
賢治さんと直接触れ合ったことがある人たちが
まだまだご健在だった由。
なにせ著者自身もこうやって賢治さんの思い出を書いている。
(まぁウチの親父や伯父たちも賢治さんに会ったらしいけど)
その頃、そういう人たちに会って
いろいろ話を聞いておけばよかったとか、
なぜ聞いておかなかったんだろうと今になって思う。

知っていたつもりでも、知らなかった
賢治さんの生き生きした姿がこの両書にはあった。
かなり内容的にはダブっているが
同じことを時間を経てまた再書していると
いろんな角度から見ているようで、
描かれている人の姿が立体的に立ち上がってくる。
面白いなぁ。
どうでもいいことだけど、ゴシップ的な下世話な話題もあり
著者の森荘已池さんはもちろんのこと、
賢治さんまでとても人間的で微笑ましく思える。

なんか最近、亡くなった人のことばかり書いてるな😅
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出番

2023-05-27 | 音楽

2年前に音楽仲間である知人(先輩)からいただいたギター。
ここ数年アコギをちょこちょこ弾くぐらいだったから
この2年間、事務所の壁にかけて置いていた。
ようやく出番。
エレキギター 弾くなんて何年ぶりだろう😅
もしかしたら10年ぶりぐらい?
とりあえずエフェクターも持ってるけど、
アンプ直結の、ハコものならではの生音がとてもいい。

正直言って、
スタジオに集まった時点ではどうなることかと思っていた。
でもちゃんとそれなりに出来上がってるじゃん❗️
他の人たちが上手いから、自分もそこそこみたいな気になる🤣
まだまだリハビリ必要で
迷惑かけないようについていくので精一杯だけど、
やっぱり人が集まってバンドで音合わせるのいいねぇ😊
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夜の花巻温泉

2023-05-26 | 食べ物・お店
昨夜は花巻観光協会の総会。
花巻温泉での懇親会はホントに久しぶりだなー。


なんか、日常が戻ってきて嬉しい。
台湾からの花巻空港への直行便も5/10から復活。
観光都市花巻もこれからだ。

花巻温泉で始まってるライトアップも初見。


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味噌焼きおにぎり

2023-05-25 | 食べ物・お店

昨日92歳の母の病院送迎帰りに
一緒に花龍さんにランチに行ってきた。
母とはこれまで何度か店の前まで行ってみたものの
混んでたりしてなかなか入店できなかった。
この日は空いててラッキー。

母は「昔友達と来たことがあるなぁ」と言っていたが
かなり久しぶりのようで「美味しい、美味しい」とペロリ。
さすがにおにぎり1個は持ち帰ったが
他はおかずも含めてすべて完食した上に食後はコーヒーも。
その場で見せられた血液検査の結果も優秀。
健啖であるうちはとりあえず安心だね。
私の方が危ない😅

コクのある自家製の熟成味噌を使った
名物の焼きおにぎりのうまさは相変わらずだけど
それ以外の汁物や小鉢は薄味で、出汁の旨さが光る感じ。
おかず(この日はミニメンチカツ)も程よい量。
これで800円というリーズナブルさ。
デザートとしてミニ水羊羹もついてたよ。
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十三回忌

2023-05-24 | 生活の風景
昨日は義父の十三回忌。
とはいえ家族3人だけでお寺に法要をお願いし、
いただいた卒塔婆をお墓に置きにいっただけという質素なもの。
震災の年の1月に、心筋梗塞で急逝してから12年。
様々な事情によって、菩提寺とお墓があるお寺が違う。



かつて葬儀をお願いし、今回も法要をお願いしたのは
時宗常楽寺で、お墓があるのは曹洞宗昌歓寺だ。
(写真は時宗の宗祖一遍上人の像)
ちなみにこのお墓を今守っている義父の実家の方々はクリスチャン😅
でもさ、悼む心さえあれば宗教の違いや宗派の違いなんてどうでもいい。
お墓は義父のお兄さんはじめ、義父の実家代々の墓だから
寂しくはないだろうという気持ちもある。

一昨日書いたことにもつながるけど
亡き人のことを思い出したり、記録を残したりして
その人が確かにこの世に存在していたことがわかれば
それで良いような気がする。
少なくとも私自身はそうだな。
「こんな人がいた」ということを誰かが覚えていれば
お墓なんざどうでも良いような気がするよ。

それにしても、
先日墓仕舞いしたところと、義父のお墓は曹洞宗。
私の父が眠るお寺は浄土宗で、昨日の法要や妹の家は時宗。
自宅周辺の家々は浄土真宗の門徒が多いので
近所の人のお葬式はその宗派による。
その度に少しずつの違いに感心したり、興味を持ったり。
なんなら調べてみたり。
それもまた面白い。
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神田川

2023-05-23 | 音楽

都会の片隅に佇む古い木造アパート
ところどころ凹んでいる畳の床
天板の裏が麻雀卓になるコタツ兼用のテーブル
せんべい蒲団状態の万年床ベッドと
その横に積み上げられた本
マッチで点けるガス台がひとつ
君が作った肉じゃが
誕生日に友人達と囲んだフライパンのすき焼き
風呂桶を持って行った横丁の銭湯
帰りに立ち寄る小さな公園のベンチ
小銭しか入っていない財布
金に替えるため玄関先に並べたビールの空き瓶
まだ何者にもなっていない私たち

歌われた時代からは10年ほど後だけど
この歌そのものだったあの頃。
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墓仕舞い

2023-05-22 | 生活の風景
何度か書いているが、父方の祖父は山口県出身。
どうやら長男ながら家出をしてきたらしい。
職業軍人として岩手にやってきて盛岡で結婚し、
日露戦争に出征後退役、鉱山の仕事で秋田を経て花巻へ。
大正14年に長男(私の父の長兄)が結核で亡くなる。
地元出身ではないので、その時にはまだお墓がなかった。
父方の祖母は盛岡出身で、同市には親しい親戚もいる。
「どうせ残った4人の息子たちもどこかへ行くんだろう」
と、自分もそうであったようにデラシネと思ったのかどうか、
祖父は盛岡にある親しい親戚の菩提寺に墓を建てた。

その後その墓には、私から見て
昭和17年に父の三兄、昭和20年に祖母、昭和27年に祖父が、
平成2年に伯母が、平成14年にはその夫である伯父(父の次兄)が
それぞれここに眠ることになった。
私は小さい頃から父母に連れられて、
長じてからはひとりで、あるいは息子たちなど家族を連れて
毎年お盆に「盛岡ツアー」と称してお参りしてきた。

その「盛岡の墓」は、亡くなった父の次兄の子(私の従姉妹)が
東京に住みながらも墓守の役目を担ってきたのだったが
さらにその子たちは岩手とはほぼ縁がない。
私も従姉妹もそろそろ次代について考えなければいけない歳となり
「お寺に相談して墓仕舞いすることにした」
と聞いたのは昨秋のことだった。
そしてこのGW明け、「盛岡の墓」は永代供養となって無くなった。

物心つく頃からお参りしていた墓が無くなるというのは
思いの外、喪失感が胸の中に湧き上がってくるものだと知った。
せめて、祖父が書いたという墓石を花巻のお墓に持ってこれないか
最低でも墓碑銘だけはなんとか拓本化できないか。
従姉妹に相談したところ、
墓石を引き取った石屋さんが厚意で拓本を取ってくれた。
想像より遥かにきれいな拓本で感謝。


私が会ったことあるのは伯父夫妻だけだが
血が繋がった人たちの生きた証がここに記されている。
会ったことがある人も、無い人も
その人となり(会ったことない人たちは伝え聞いた人となり)を
そのまま表すような戒名となっていてちょっと感動。
特にこのところ、とても興味があって
その人生をいろいろ調べている祖父の名が貴重だ。
明治7年、長州の生まれ。
当時の国の舵取りは地元出身の先達たちが担い、
16歳の時には大日本帝国憲法が発布された。
青雲の志を胸に抱いて単身上京する姿が見えるようだ。
祖父にとって、自分の人生はどんなものだったのだろうか。
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マーマレードの朝

2023-05-21 | 文化
片岡義男さんの小説にはハマりまくっていたのは
大学1年から就職して1〜2年ぐらいまで。
特に大学2年から3年の頃は
文庫の新刊が出るたびに買ってきたものだ。
それほど厚い本じゃないし、軽い内容でもあったので
あっという間に読み終えるんだけど。

片岡さんの小説を読んで何かを得たとは思わないが
チャラチャラとは縁遠くなった気がする。
ひとりで本を読んだり、コーヒーを飲んだり
車のホイールキャップを灰皿がわりにタバコを咥えたり
バドワイザー飲みながらジャズを聴いたり・・・。
女の子と仲良くなることしか考えていなかった(と思う)
当時の男子大学生たちとは
片岡さんのおかげで距離を置くことができたんだろうね。

二輪免許も、もちろん金もなかったから
オートバイやサーフィン、ハワイなどについて
やたら知識だけは詳しくはなったけれど
実際に買ったり、乗ったり、行ったりということに縁はない。
(ピックアップトラックだけは欲しかったなぁ)
アルバイト代貯めてアメリカ製カウボーイブーツを買い、
ブルージーンズに白いTシャツで歩いていたのも
そのTシャツの袖にショートホープを挟んでいたのも
ジッポのライターを使っていたのも片岡さんの影響だった。

片岡さんの小説を原作とした映画は
かっこつけすぎててイマイチだったな。
片岡ファンはみんなかっこよさに惹かれていたようだけど
私はどちらかというと
自分のこだわりに丁寧に生きるという
片岡さんなりのライフスタイルを学んだ気がする。

ところで、作品全体に漂うクールな雰囲気や
主人公たちのライフスタイルなどが
村上春樹さんとちょっと似ている気がするのは気のせい?
アメリカ文学を通ってくるってそういうことなのかな。

「マーマレードの朝」は
私が初めて買った片岡さんの小説のタイトル。
大学入学の年、1979年刊。


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「中原中也との愛〜ゆきてかへらぬ」

2023-05-20 | 読書

10年前に読んだ本を再読。
ひとりの女を巡る友人同士の男2人の物語は
エリック・クラプトンとジョージ・ハリソンや
谷崎潤一郎と佐藤春夫などが知られている。
その恋でクラプトンはレイラを書き、
佐藤春夫は秋刀魚の歌を書いた。
それらの話は創作の原動力となったのだが
少なくとも泰子のしたたかに生きる力の前では
純粋な中也など簡単にあしらわれる存在だったのだろう。
本書も泰子と中也との関係はほぼ最初の部分で終わり、
あとは事あるごとにつきまとう
少々めんどくさい男としてしか中也は出てこない。
でもそんな不器用で世間知らずの中也に、
個人的には親近感を覚えるんだよなぁ。

「中原中也との愛〜ゆきてかへらぬ」
長谷川泰子:談・村上護:編 角川ソフィア文庫

本書をamazonで購入は下記より

 
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鳥谷崎神社 金勢まつり

2023-05-19 | 神楽・芸能
今日は夕方から
花巻の鎮守である鳥谷崎神社境内にある金勢さまのおまつり。
花巻では大沢の金勢さまや金勢まつりが有名だが、
ここにも子孫繁栄や家内安全を願う金勢さまが鎮座している。



ということで、我々上根子神楽が祭式のお手伝い。
そして奉納神楽の演目は天王舞。
実はこの演目、道化ものでちょいと下ネタあり。



参列者には毎回お楽しみいただいている。
祭式は外の金勢様が祀られているお社前で行われるが
奉納は社務所内、直会席上にて。
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やすらぎの滝

2023-05-18 | 散歩

花巻に生まれ育ち、物心ついてからですら半世紀以上。
学生時代と単身赴任時代に10年ほど離れただけで
あとはこのまちに住んでいる。
それでも1枚岩の岩盤を流れるこの滝の存在を初めて知った。
夏になると涼しげでとてもいいところと思えたが
実際には木々の葉や雑草が茂って今ほどは見えなくなると聞いた。
この水辺をひとりボランティアで整備している人がいる。
「まちづくりですよ」
とその人は涼しげに微笑む。
市民ひとりひとりが、それぞれささやかでもできることをすれば
面白いまちになるんだろうなぁと思うんだ。
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人生、次の瞬間何があるかわからない

2023-05-17 | 生活の風景
6月末に高校時代の同級生たちに声をかけて
およそ6年ぶり?となる同期会を計画している。
本来は3年前ぐらいに還暦祝いとして予定したもの。
コロナ禍で何度か計画し直して延び延びになっていた。
ようやくできるようになったのが嬉しい。

何回か前の同期会から
できるだけお金をかけずに連絡して実施したいと
同級生たちのメーリングリスト作ったり
(一番最初は葉書で連絡し、出欠報告をメールでもらった)
LINEグループ作ったりもしてきた。
もちろんどちらも全ての同級生を網羅しているわけではない。
270人いた同級生のうち亡くなった10人ほどを除いて
メール把握ができているのは1/4ぐらい。
LINEグループは62人だ。
本当は同級生全員から出欠連絡をメールでもらって
何かの際は全同級生に一斉連絡できればいいのだけれど
それぞれの人たちの事情もあるのだろう。
なかなかそうは簡単にいかない。

今回はみんなの力を借りようと
LINEやメールで連絡がつく人たちに
それぞれが連絡できる人たちを誘ってもらうよう依頼。
それでも100%連絡が行き届くかどうか難しい感じ。
一部には「自分が仲の良い人だけ誘ってる」と
疑心暗鬼になっている人もいると聞く。
やっぱりお金かけて葉書連絡しなきゃいけないかなぁ。
作業負担や金銭的個人負担を考えると、できれば避けたいんだけど。

ところで、5月末締め切りに対し、
現在連絡をもらっている人たちはまだ各クラス7〜8人ほどで
その中でも出欠状況はほぼ半々という状況。
仕事の都合で参加できない人も多いし
体調が良くなかったり、コロナを心配する人もいる。
残念ではあるけれど、もちろんそれぞれの事情があるから仕方ない。
今回で最後じゃないし、またの機会に会えればいいと思う。

ただね、3月に思いがけず病気を体験してから
「会える時に会わないと、次には会えない人がいるかも」
という気持ちが強くなっている。
「そのうち」「いつか」はもうアテにならない年齢。
今回参加の人たちとはじっくり旧交を温められればいいな。
同時に、今回会えないであろう人たちとも会えるよう
今後の同期会の在り方も考えなきゃな。

まずは今回の同期会までは少なくとも元気でいなきゃ。
あと1ヶ月半、何事もないとは限らないからね😅
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