風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

5月も終わり

2013-05-31 | 生活の風景
抜けるような青空に飛行船が1機。
透明に光る空気の下、爽やかな盛岡の28度。

「伝統芸能 夢の架け橋~北の魂・南の魂~」
開催まであと2週間。
準備も大詰め。
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茶道具

2013-05-30 | 生活の風景






東京のマンションは狭い。
おまけにフローリングだから
まともに風炉や釜をかけるわけにはいかない。
・・・ってことで、
お稽古の自宅でのおさらいは諦めて
ひと時ゆったりお茶を服することだけ目的に
徐々に道具を揃えつつある。

風呂敷とセットになった茶籠を買った。
これに茶道具を仕舞っておける。
茶碗はGWに700円で買ってきた天目形。
茶碗を包んでいる出し袱紗は
お稽古用の安物をネットで購入。
茶杓と茶筅、棗はお袋からもらった。
茶巾筒は沖縄やちむんの楊枝入れを見立て。
ネットでは木地の茶筅筒と棗のセットも買ったが
在庫切れで6月末にならないと来ないらしい。
でもまぁ、だいぶ揃ったかな。

下に敷いている沖縄紅型(びんがた)の生地で
茶杓入れを手作りしようと考えている。
いつになるかわからないけど(笑)
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「二人静」

2013-05-29 | 読書
600頁を超える長編、
登場人物たちはDVに怯え、子のコミュニケーション障害に悩み、
痴呆の介護と仕事との両立に頭を抱える。。
他にも職場のセクハラやら背負い続ける過去の暗い思い出やら・・・
これでもかというほど扱っているテーマは重いのに
なぜか澄んだ気持ちで、あっという間に読み終えられた。
それは主人公周吾とあかりが屈折すること無く
真っ直ぐ前を見、真摯に生きているからに違いない。
周吾のことを「カッコよ過ぎ」と見る向きもあるようだが
それは周吾が背負う過去のような
絶望的な辛い状況の中で自分を責め立てたことが無い人たちだろう。
それでも彼はしっかりと地に足をつけて歩んでいる。

盛田さんはリアリズムの作家と言われる。
どういう部分がそう言われる所以なのか知らないけれど
個人的には登場人物たちの心情にリアリズムを感じるのだ。
特に(もう初老と言ってみおかしくない歳になったせいか)
周吾の父親の姿や言葉には何度か胸が熱くなった。
そういう風にしか生きられなかった人たちがいる。
しかしそんな彼らも決して冷酷な人間ではない。
表現がへたくそなだけで、温かい感情も熱い心も持っている。
痴呆が進み、更に表現が稚拙になっていった結果
逆にストレートにそんな心の奥深い部分が表に出たりする。
あかりを自分の妻と勘違いする部分は涙を禁じ得なかった。
もう帰っては来ない季節。過ぎ去ってしまった大切な時。

DVを振るった男にも、
単なる憎しみの感情だけではないものを感じた。
誰もが持つコンプレックスの発露を誤っただけだからといって、
その行為を弁護するものではないが、
ただ単に彼の人間性まで責める気にはちょっとなれないのだ。
現実で実際に会ったらわからないけれど。
(小説というクッションがあったからこそそう思えるのかも)

読み終えた今、現実の中で自らを省みてみる。
果たして自分は周吾やあかりのように真摯に生きられるのか?
傷ついている相手にそっと寄り添って生きられるのか?
もし自分が痴呆になった時、自らを律して生きられるのか?
正直言って自信は無い。


「二人静」盛田隆二:著 光文社文庫
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花挿し

2013-05-28 | 生活の風景
GW中に
花巻市土沢のクラフトアート展の出店で
ウチの母ちゃんが買ってきた花挿し。
手触りや質感などから
たぶんアマチュア陶芸家の作品だと思うが、
その形が面白く、かわいい。
散歩がてら道端の野の花を摘んで帰り
ちょいと挿すのにちょうどいいな。
今は自宅玄関先に飾ってある。
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ゆく川の流れは絶えずして

2013-05-27 | 生活の風景








「時間よ止まれ」と思うこともあるが
それでも時は留まること無く
「今」はすぐに過去になっていく。

写真は自宅周辺と
実家の庭に咲く花々。
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North Point

2013-05-26 | 食べ物・お店


花巻にある
輸入アンティーク家具の店。
置いてある家具の雰囲気が素敵だから
以前からたまに行って見たりしていたが
(見るだけ。とても買える値段じゃない ^^;)
実はこの店の魅力は商品ばかりじゃない。
古いお屋敷と蔵がそのまま店になっているのだ。
このお屋敷の雰囲気がまたいい。
物を買う客でもないのに
何となく癒されに訪れるのは申し訳ないのだが(笑



この店のすぐ近くには
宮沢賢治さんの作品「黒ぶだう」のモデルとなったという
これまた古い洋館がある。
かつてここにはプロレタリア美術の巨匠だった
寺島貞二画伯が
子ども達に絵を教えながら住んでいた。
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「いとしのエリー」

2013-05-25 | 音楽
 泣かした事もある 冷たくしてもなお
 よりそう気持ちが あればいいのさ
 俺にしてみりゃ これで最後のlady
 エリー my love so sweet

 二人がもしもさめて 目を見りゃつれなくて
 人に言えず思い出だけがつのれば
 言葉につまるようじゃ 恋は終わりね
 エリー my love so sweet

 笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
 映ってもっと baby すてきに in your sight
 誘い涙の日が落ちる
 エリー my love so sweet
 エリー my love so sweet

 あなたがもしもどこかの遠くへ行きうせても
 今までしてくれたことを 忘れずにいたいよ
 もどかしさもあなたにゃ 程よくいいね
 エリー my love so sweet

 笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
 映ってもっと baby すてきに in your sight
 みぞれまじりの心なら
 エリー my love so sweet
 エリー my love so sweet

 笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
 映ってもっと baby すてきに in your sight
 泣かせ文句のその後じゃ
 エリー my love so sweet
 エリー my love so sweet
       (詞・曲:桑田圭祐 編曲:SAS)

ご存知サザンオールスターズ・・・というより
桑田圭祐さんの名曲「いとしのエリー」。
流行ったのは大学1年の頃であり
ちょうど青春時代まっただ中の柔らかい心を
この切ないバラードで鷲掴みにされたものだ。
SASや桑田さんの
現在のステータスを作ったとも言える曲じゃないかな。
この曲を聴くとあの頃の風景や匂いを感じるし
あの頃を思い出す時必ず思い出のバックに流れる曲。

母ちゃんから「この曲を歌えるのは桑田さんだけ」と
カラオケで歌うことにダメ出しされている曲でもある(^^;
母ちゃんにとっても、よほどの思い出があるんだろうね。
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昨日のニュースより

2013-05-24 | 世界・平和
株価急落が昨日のトップニュース。
「なぜ?」「これからどうなる?」
と呆れるほどの大騒ぎだ。
当たり前じゃん。
こんなこといつ起きてもおかしくなかったよ。

アベノミクスは単なる数字のマジック。
借金したお金をじゃんじゃん市場につぎ込んでいるだけで
実体経済が底上げしたわけではないからだ。
円は安くなり、輸出産業は一時的に利幅が増えたものの
それはほんの一部の企業に限られ
中小企業を含むほとんどの産業では
景気快復の兆候すらまだ見えないうちに
円安に伴う輸入原材料の値上げを価格に転嫁できず、
エネルギー値上げは一般家庭をも直撃する。
もちろん賃金UPは一部輸出産業以外望むべくも無い。

とりあえず株価高騰はバブルっぽい雰囲気を演出した。
幻想を抱いた人たちも多いと思う。
でもバブルなんてのは単なる相場と為替の恩恵だ。
ギャンブルに近い。
GDPがUPしたわけでもないから経済の足腰は脆弱。
ちょっと何かあれば
今回のように簡単に上下動する。
それに一喜一憂しているうちは本当の経済復活はあり得ない。

それどころか
政府が狙った通りに景気が上向かないと
膨大となった国の借金ばかりが後に残ってしまう。
長期金利は下がり、株価は急降下し、信用問題も顕著化する。
アベノミクス前よりひどいデフレ時代がやってきて
果ては国が債務超過に陥ることになる。
そもそも金をつぎ込んで
継続性の無い公共事業と為替相場操作により
景気を回復させようというやり方そのものが姑息だ。
安倍ちゃんの施策は砂上の楼閣だったんだよ。

稀勢の里と日ハムの大谷の株ばかり急騰した日だったな(笑)
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飲酒考

2013-05-23 | 風屋日記
なかなか信じてもらえないんだけど
実は酒にはあまり強くない。
金が無かった学生時代などは飲みに誘われると
「なんでメシ4~5回分の金使って飲まにゃいかんのだ」
と思ったりもしていた。(結局行ったけど 笑)
酔って思考がマヒするのも嫌だったから、
ビール持って訪ねてこられるのも苦笑いで迎えたものだ。

大学を卒業し田舎に帰ると、通勤は必ず車となる。
余計に飲む機会は減った。
今の会社に入ってからは、夜中でも休日でも
何かあればすぐ会社に駆けつけなければならない立場だったから
会合などの際以外には意識して飲まないようにもした。
家ではほとんど飲んだことはない。

飲むとしても、特に醸造酒が苦手。
すぐ頭痛がしてくるんだ。
だからビール、日本酒、ワインからは意識して遠ざかり
ウイスキーや焼酎を水で割ったものばかり選んでいた。
テキーラやジンなども、
カクテルやトニックウォーターで割った物なら割に好んだ。
(実は総じて味は嫌いじゃないんだよ)
盛岡での飲み会は花巻までの帰りが厄介なので
ウーロン茶飲んでつきあい、車で帰ることもよくあったな。

3年前東京に来た。
社内での役割も変わり、東京では車も使わないので
仕事の関係で飲まないでいる必要も無くなった。
気づいたこともある。
東京ではファミレスやラーメン屋以外
酒無しで晩メシを食える店がほとんど無いのだ。
いきおい晩メシは流動食(笑)に近くなる。
そうこうしているうちにワインを教えてくれる人が現れた。
日本酒の師匠にも出会った。
それらの美味さに徐々に気づき始めた。

東京に来てからの2年間はほぼ毎晩飲んだ。
自分の人生の中で、こんだけ飲んだのは初めて。
美味さだけではなく、飲むことの面白さも知った。
ここんとこ1年はさすがに疲れてきたので
また家ではほとんど飲むことは無くなり
外で飲む機会も週1~2度に減ったけれども
飲むことへの抵抗は無くなったと言っていいんじゃないかな。
かつてとは飲む量も違ってきたしね。

そんなこれまでの経験を踏まえて本日の結論(笑)
巷間よく言われる
「飲む量は訓練によって増やせる」は嘘だと気づいたよ。
何度も痛い目に遭い、さまざま経験してきて
「自分に合う飲み方を会得」するのだと思う。
そこまでいって、初めて飲むことの楽しさが見つかった。

最近はバーボンのソーダ割か日本酒がメイン。
つきあいの中ではワインも喜んで飲むよ。
でもビールだけはいまだにあまり得意じゃないかなぁ(^^;
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1周年

2013-05-22 | 世界・平和
朝から数機のヘリが飛び回っていた。
TV各局生中継をしていたらしい。
スカイツリー開業から今日でちょうど1年。
1年?もっと前からあったような気がするよ。
それだけ自分の生活に溶け込んでいる。

スカイツリーやソラマチの賑わいと対照的に
地元商店街が落ち込んでいるという。
そりゃそーだ。
観光客は押上駅からソラマチに入り、
スカイツリー駅から浅草に抜けて行く。
導線作っちゃったからねぇ。

更に影響が大きいのは
地元の人たちがソラマチを利用し始めたこと。
建設前は観光客なんか来るところじゃなかったから
地元の人たちが主な客だっただろう。
それが開業前の撮影観光客で多少賑わい
余計に開業後の落ち込みが堪えたのではあるまいか。

自分もそうだけど
確かにソラマチはとても便利だ。
マツキヨやユニクロは普段の生活に重宝だし、
三省堂やLOFTも何気によく行く。
フードマルシェは惣菜や海産物が豊富で
なおかつ様々な酒も手に入る。
それらがみなソラマチで事足りるんだから
地元商店街では買わないよなぁ。

とは言え、下町らしさを今も保っている押上。
ソラマチとガチンコするのではなく
そこには無いものを提供することが大事だと思う。
変に洒落た造りにすることは無い。
徹底して下町、昭和の香りを武器にすれば
まだまだいけると思うんだけど。
目と鼻の先には5千万人も観光客が来てるんだから。
大事なのは、これまでのユルユル営業じゃダメってこと。
昭和・下町のコンセプトのままで
意識改革が必要だろう。
三省堂に対抗して
営業時間をソラマチ閉店後まで延ばした
駅前の本屋さんのように。

「客が来ない」とぼやいてばかりで
何もしないまま衰退してしまったのは
花巻の上町商店街が良い(悪い?)例だ。
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気持ちをゆったり

2013-05-21 | 生活の風景
昨夜帰宅してから
さっさと風呂を済ませ、
お茶を一服。
ふぅ。
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プロフィール

2013-05-20 | 風屋日記
とあるSNSで友人が書いていた
ソーシャルゲームのマイページの一問一答プロフィール。
なるほど自分を省みるきっかけにもなりそう。
まぁ表面的なものでしか無いけどね。
以下、真似てみた私の一問一答。

・ ニックネームの由来・・・「風屋」は元々ペンネーム
. 性格・・・ズボラ、のんき
. 特技・・・アイロン掛け、チェリーの枝を口の中で結ぶこと(笑)
. 似ている有名人・・・いないと思う
. ヘアースタイル ・・・自分もだけど、男女ともに短いのが好き
. 苦手なこと・・・ロジック思考(笑)
. 利き腕・・・右
. 将来の夢・・・好々爺
. 好きな言葉 ・・・至誠通天、従流志不変
. 好きな武将・・・古田織部
. 好きな食べ物・・・山芋系と明太子以外
. 好きな飲み物・・・爽健美茶 (笑)
. 好きな季節・・・3月から5月
. 好きな映画・・・カサブランカ
. 好きなマンガ・・・昔はいろいろあったな
. 好きなスポーツ・・・球技系。特に野球とアメフト
. 好きなファッション・・・Tシャツに短パン、草履
. 好きなブランド・・・ユニクロ(笑)
. 好きな花・・・コスモス
. 好きな動物・・・自分に好意を示してくれるものは何でも
. 休日の過ごし方・・・東京では散歩。岩手では・・・散歩(笑)
. 尊敬している人・・・何事にも動じない人
. いま一番欲しいもの・・・特にないけど、あえて言えば小間の茶室(笑)
. いま一番行きたいところ・・・殺し合いや争い、諍いの無い世界
. 生まれ変わったら・・・同じ人生でも良いかな
. 一度言ってみたいセリフ ・・・特に無いなー
. 過去の自分に一言・・・「カッコつけてんじゃねーよ」
. 無人島にもって行くもの・・・本とコーヒーとタバコ
. 一つ願いが叶うとしたら? ・・・金のための仕事をしなくていい身分(^^;
. 最近一番驚いたこと・・・ブログの書評に著者ご自身からコメント
. 行ってみたい国は? ・・・ラオスとモロッコ、トルコ
. 得意料理は? ・・・ひとり鍋(笑)
. 最近頑張っていること・・・6月のイベント準備
. 好きなキャラクター・・・岩鷲護神 ハチマンタイラー(笑)
. 好きなスポーツ選手・・・大谷、雄星、銀次、畠山。何と言っても三浦翔太!!
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自宅キッチンにて

2013-05-19 | 生活の風景


ミニプランターのハーブが芽を出してた。
かわいい。




有楽町の沖縄アンテナショップで
先日ゲットした「石垣島ラー油」。
映画「ペンギン夫婦の作り方」見てたから
店で見つけて即買っちゃった。
うまい!
何にでも合うねー。
このまま白いご飯にかけるだけでもOK。
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風薫る5月の岩手

2013-05-18 | 生活の風景






あぁ気持ちいい。
気温は25度ぐらいまであるが
空気が乾いて空が高い。
岩手山も他の山々もまだ雪を抱き、
吹く風がひんやりする。
チューリップも、芝桜も、菜の花も、ツツジも
みんな一斉に花開いて鮮やかな色彩。
田植中の田んぼでは蛙の声が騒がしい。
ヒバリやトンビの声。
風景が光る。

真ん中の写真、
チューリップの背景は花が満開のリンゴ畑。
実家のイングリッシュガーデンも
ようやく賑やかになってきた。
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りんごの花

2013-05-17 | 生活の風景








やっぱり今年はちょっと遅い。
いつもの年なら満開の時期だが、
今朝の時点で五分咲きってところ。
でもこのぐらいが紅とピンクと白が混ざって
とてもかわいい。

大好きな花と、大好きな季節。
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