風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

みな食堂

2019-09-30 | 食べ物・お店
路地の奥にある、目立たない食堂もお気に入り。
たぶん観光客はなかなか発見できないだろうけど
ここの料理はとても美味しい。
飲み会でも2階の座敷を使うことがたまにあり
季節ものとしてアスパラ焼きが有名だ。

今回はランチにお邪魔してカツ丼を。


熱々の豚汁に、デザートの干し柿までついて600円。
漬物はたぶん自家製だね。
味はもちろん、ボリュームも大満足だ。
(残念ながら山芋系は苦手で残してしまったが)

こんな「普通の食堂」が姿を消しつつある。
おしゃれなカフェやレストランもいいけれど、
こんな大衆食堂や昭和な喫茶店もある意味文化。
残って欲しいなぁ。
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北の魂、南の魂〜神楽と組踊

2019-09-29 | 神楽・芸能



このイベントまであと2週間。
これまで例を見なかった北と南の芸能を一度に見られる
この機会をぜひお見逃しなく。

沖縄タイムスさんでもご紹介いただきました(^^)

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責任の所在

2019-09-28 | 世界・平和



この事件は様々なことを考えさせられる。
抗議を受けて放送を見送ったことに対しては
そこまで内容に自信がなかった番組を放送しようとしてたのか
それとも抗議に屈したのか、どちらにしても問題だ。
マスメディアのあり方が問われる事件だろう。

しかしよく考えてみると、
もっと深い問題もこの事件は内包している。
不正な営業は果たして個人や部門だけの判断によって
長いこと行われてきているのだろうか。
組織として数字だけを追いかけた結果、不正を見逃した責任は?
何をしても、利益をあげれば良いという風潮が
組織全体に蔓延してはいなかったか?
NHKのみならず、日本郵政のガバナンスも問われるべきだろう。

そして、この構造は
関東大震災時や南京での虐殺事件、
徴用工や従軍慰安婦問題にもどこか繋がる気がしている。
組織が起こした問題について、個人や部門に責任を押し付け
その組織TOPが知らん顔をする構図。
本当は組織ぐるみだったとしたら他人に責任を押し付けるという
姑息で卑怯、人倫に悖る行為だが、
もしそうではなかったとしても組織TOPの責任は免れない。
にも関わらず、自分の指揮下にいる人間を腐す行為は
およそ組織のTOPにいる人間がすべきことではない。
見ているこちらが恥ずかしい。

個別案件のみならず
先の戦争責任も、結局は責任の所在がうやむや?
一部のA級戦犯が絞首刑に処されたものの
責任を問われた他の戦犯たちは
いつのまにか公職復帰して大きな顔をしていた。
そのうちのひとりの孫が現首相だ。
日本は歴史に学んでこなかったと言われるけれど
責任者が責任逃れをする社会では、
学ぶべきことにフタされてしまっているから学ぶこともできない。
このニュースを目にして、正直「またかよ」という気分。
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特効薬

2019-09-27 | 生活の風景
高校生ぐらいの時からの頭痛持ち。
疲れたり、寝不足が続いたり、
勤めていた頃は週末の休みになると、
途端に偏頭痛がやってきて悩まされてきた。
会社の部門責任者や役員として
(今考えると)相当なストレスにさらされていた時は、
毎日普通に頭痛があり、バファリンが主食みたいになっていた。
効かなくなってきたので1日10錠ぐらい飲み
全身に薬疹が出たこともある。
ひどい時は脳神経外科に駆け込んだり(緊張性との診断)、
東京に単身赴任していた頃は
七転八倒した挙句救急車を呼ぼうとしたことも。

独立してからはかなり軽減しているものの
PCとにらめっこの仕事が多いせいか
眼精疲労や首すじのこりからの頭痛がたまに出る。
もう頭痛薬を飲まないかわりに
最近は首すじや肩に湿布薬を貼ることにしていた。
しかしこれも外出時には剥がさなきゃだし、
意外に価格も高いので、どうしようかと思っていた。
(ちなみに無名の製薬会社から出ている安くて臭いやつは
  実は一番よく効くけど、すぐに肌がやられるんだよねー)

昨日の朝、特効薬を見つけた。


おー!よく効くじゃん(^^)
しかも塗るタイプだから、人目気にする必要もない。
たっぷり塗ってみて、ものの1時間ぐらいで痛みが軽減した。
ぶり返してきたらまた塗ればいいだけ。
もしかして、自分の人生で最もうれしい発見かも。
東京生活以来、アレルギー性鼻炎もあるから
点鼻薬を常備しているけど、これもこれからは必携だな。
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Machicoco便り vol.53

2019-09-26 | マチココ


来たる10/5から横浜の日本新聞博物館で開催される
ローカルメディアのイベントに
全国各地のローカルメディアと肩を並べて
花巻まち散歩マガジンMachicocoも展示されます。
岩手からはてくりさんと東北食べる通信さんとともに展示。
創刊から2年半経って、ようやく市民権を得てきました。
ワークショップなども計画されているこのイベントは
12/22までと会期が長いので、首都圏にお住いの方や
お出かけ予定の方はぜひ足を運んでみてください。
他に地域の紙メディアを見るのもまた楽しいと思います。
詳細は↓こちらから。

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着るもの事情

2019-09-25 | 生活の風景
若い頃はそれなりに着るものにも凝ったものだが
今じゃコストパフォーマンスがファーストプライオリティ。
新品が欲しい下着類やソックスや、
サイズが難しいパンツはほぼユニクロかGU、しまむらで。
アウター類は中古屋(しかも大抵千円以下)で買うことが多い。
靴も安売り量販店で、在庫セールのものだったりする。
ってことで、
上から下まで合わせても1万円しないことも珍しくない。
中古屋では意外にブランド品が安かったり
ちょっとトリッキーなものが買えたりするので重宝。
今年初めには↓こんなお得な買い物もできた。


サイズが豊富にあるLでちょうどよく
オーソドックスな体型ってのも便利だ。
だからヒマができるとぶらりと中古屋で物色する。
もうジジイだから高価なものはいらない。

さて、好きな着物はそうはいかない。
中古屋では着物といえども確かに安く手に入るけど、
出回っているのは古いもの。
昔の人たちは体が小さいので、私には丈や裄が合わない。
(丈をおはしょりで調整できる女物と違って男物は厄介)
質の良いものや程度が良いものもあるのだが、
残念ながら指をくわえて断念するほか仕方ない。
だからといって新しいものを仕立てるほどお金を持っていないし。
で、ここで重宝するのは化繊の、いわゆる洗える着物。
ネットだと1万円ちょっと、下手したら1万円以下で買える。
縞の着物や単衣など、趣味の着物はもうチェック済み。

神楽衣装としては、今年化繊の袴を4千円足らずで買った。
上に着る白衣もネットで3千円ほどのものを買おうと思っている。
問題は羽織、それも夏物だ。
中古屋で何年か前に買った絽の黒羽織の裄直しを
この前着物屋さんに相談に行ったけど、直せないとのことで
今考えているのは化繊の絽みたいな黒羽織。


なんと6千円ちょっとで買えるらしい。
趣味の着物とは違い、神楽衣装は消耗品だから
コレで充分だよね。
普通の黒羽織は持ってるけど、夏は暑くて着ていられないから(^^;
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一夜限りの小料理屋「みはな」@藤三旅館

2019-09-24 | 食べ物・お店


台風接近が心配される夜。
鉛温泉藤三旅館で
無農薬有機農法で作られた野菜で
ヴィーガン料理を楽しむ「みはな」が開催された。
今回は薬膳料理ということで
監修された倉口ゆうみ先生も同席。
それぞれの相談にもゆっくり乗っていて
かなり楽しく、濃い夜だった。
もちろん食事前には温泉にもゆっくり浸かる。
ほとんど風もなく、
そぼ降る雨の中の露天風呂は雰囲気たっぷり。
内風呂と露天風呂とを行ったり来たりして
久しぶりの温泉でここのところの疲れを癒せた。
お腹いっぱいになっても変に苦しくならないヴィーガン料理。
できれば飲みたかったけど(^^; 
天候と道路状況が心配だったので運転手として断念。
あの料理には日本酒が合うよねぇ(^^)





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教育

2019-09-23 | 世界・平和
「教えすぎない」「できるよう導く」
深い言葉が並ぶ。
もともと「education」とは「教える」ことではなく
「引っ張り出す」「導く」という意味だと先日聞いたばかり。
「教える」というのは
もしかしたら押し付けなのかも知れない。

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神楽と組踊

2019-09-22 | 神楽・芸能



今度はこれです。
上根子神楽が沖縄に行きます。
(先月末の沖縄行きはこの公演のプロモーションでした)
我々の「翁舞」と
琉球舞踊の老人・老女の舞である「かぎやで風」の見比べ、
同じ道成寺ものの
我々の「鐘巻」と組踊の「執心鐘入」の見比べ・・・
というコンセプトに基づいたコラボ公演となっています。
どちらの団体も若手中心であり
ジャンルの違う芸能伝承者同士の交流も意義あること。
興味がある方はぜひお見逃しなく。
LCCなら安く沖縄に行けるので、この機会に旅行計画もオススメです。
会場でお待ちしています。
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気になっている

2019-09-21 | 生活の風景
6月末に車を買った。
ファーストプライオリティは経費面だった。
エコ減税や燃費など様々な角度から検討した結果
マツダデミオ(現MAZDA2)のクリーンディーゼル一択。
しかも残存価格設定の上で5年ローンという苦肉の策だった。
しかしそれらの条件を全て満たすには新車しかなく
なんと20年ぶりぐらいに新車に乗ることと相成ったわけだ。
これがまぁ実に快適。
ディーゼルとはいえ音も静かで、逆に心地良いぐらい。
(ディーゼル乗ったことある人は驚きだろうが
  なんとグローどころか、アイドリングストップまでするんだぜ ^^;)
もちろん燃費は市街地でリッター18km、郊外では20kmを軽く超える。
それでいて軽油はガソリンよりもはるかに安い。
今のところ月イチの給油で済んでいるから、燃料代は前の車の1/3だ。
ただ、そこはコンパクトカーの悲しさで車内が狭い。
4人乗車は楽勝だから、普通の乗用車としては満足なんだけど
なにせワタシはたまにPA仕事などするし、本もかさばる。
荷物をたくさん積めないという点では、ちょっと残念に感じたりする。

もちろんお金もないので、なんとかこれで工夫するしかないんだけど
最近ちょっと気になってる車もあったりするんだ。


ダイハツミゼット2。
1990年代に売られていたコンパクトな軽トラック、カーゴだ。
かわいいわりに、そこそこ荷物も積めそう。
20年も経ってるのにそれなりの値がついて中古が出回っている。
そりゃホビー的に人気出るよねぇ、このスタイル。



昔のミゼットはもっとかわいい。
さすがにもう買えないんだろうけど(^^;

まぁ経済的に2台も車持てないし、
今はまったく買う気もないけど、
宝くじでも当たったら考えてもいいかなぁ(笑)
それにしても、日本のプロダクトデザインは優れているなぁ。
こんなコンセプトカー、もっと出ないかなぁ。
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今日です

2019-09-20 | 文化


クリエイターズセッション第8話。
交流会ではモダンチャイニーズ蓮さんの料理も❗️
ぜひご参加ください。

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ジェネレーション

2019-09-19 | 文化
これからの子どもたちは
生まれた時からのAIネイティブ。

今の若者たちは、
生まれた時からインターネットが当たり前のITネイティブ。

我々の世代は、
テレビや冷蔵庫、洗濯機、自動車が当たり前にあった
高度経済成長ネイティブ。

私の父のような大正末生まれは
鉄道や新聞、ラジオなどがあったインフラネイティブ。
戦争もデフォルトであったよね。

私の祖父のような明治20年代生まれは
明治維新以来急速に発達した近代日本の文化ネイティブ。

生きてきた中でテクノロジーの進化を経験した世代と
生まれた時から当たり前にあった世代とは
当然のことながら、価値観や考え方も違うと思う。
でも人と人との繋がりは
不変のものだと信じたいと思う今日この頃。
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クリエイターズセッション 第8話

2019-09-18 | 文化


花巻まつりや映画撮影でドタバタしている間に
気がつけばもう明後日。
今月のゲストは花仕事屋Lamb'sの藤原昭紀さんです。
どんな修行をしてきて、どんなキャリアを積み重ね、
いま人を感動させる花を届けているのか。
ナゾに包まれた話を聞ける機会は貴重です。
お聞き逃しのないように。

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まつりが終わった

2019-09-17 | 映画・芝居・TV

花巻まつりは一昨日で終わっているが、
今回の短編映画の撮影が昨夜21:30ごろ終了。
監督の「映画もまつり」という言葉を借りると
この「まつり」も終わった。
実際には完成までにはまだまだ作業があると思うが、
ともかくオール花巻ロケは終了した。
総勢20人?ほどの、撮影、照明、録音、美粧など技術スタッフや
助監督、アシスタントプロデューサー、制作担当の方々、
そして力仕事まで手を貸していたプロデューサー、
「今度は遊びに来ます」と言っていただいた役者の方々に
心から感謝。
もちろんオーディションから参加いただいた出演の方々も。

映画の撮影現場っていいね。
特にこのチームは(他は知らないけど😅)
すごくチームワークの良いスタッフの方々だと感じた。
(役者の方々もそう言ってたから、本当にそうなんだろうな)
ひとりひとりがプロの仕事をこなすのはもちろんだけど、
他の人たちをフォローし合いながら、
和やかに、テキパキと進める姿はとても勉強になった。
たぶんお互いにリスペクトし合ってるんだよね。
そして、素人出演者の人たちやエキストラの人たちにも
大切に接しているのをすごく感じた。
ひとりひとり新たに出演者が参加するたびにみんなに紹介し、
その出演場面が終わるたびに拍手とコメント。
そして監督から握手を求める。
映画の現場って、なんか人の温もりを感じるなぁ。

昨夜のクランクアップでも拍手と挨拶。
役者さんに花束。
4日間(実際には4日半)、毎日早朝から夜遅くまで、
花巻まつりで思うように段取れない中でも
最大限の努力を惜しまず、1シーン毎にこだわり抜いて
精一杯の作品を作ろうという気持ちがあるからこそ
最後は笑顔で拍手なんだよね。

花巻の人間として、心から感謝。
マルカンビル大食堂の営業再開に
支援の手を挙げたたくさんの人たちがいたことを
私は本のタイトルで「奇跡」と表現したし、
その後も若いプレーヤーが花巻に集まってきて
まだまだ「奇跡」は続いているんだけど、
今回来ていただいたプロデューサー、監督、
そして役者の皆さん、スタッフの皆さんもまた
新しい花巻の「関係人口」。
「奇跡」はまだまだ続いていく。
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花巻まつり最終日

2019-09-16 | 映画・芝居・TV





珍しく3日間間好天に恵まれた今年の花巻まつり。
一度も降らないまつりはあまり記憶にない。
暑さ寒さもちょうどよく、まつり後も祝日とあって、
例年以上に盛り上がった・・・
のではなかろうか😅

権現舞や神社神輿随行という形で参加はしたものの
映画撮影の方が主でこの3日間を過ごした私は
「あれ?まつりって終わったんだっけ?」
みたいな感じがしている(笑)
撮影は今日も続くから、今日もまつりみたいな・・・😅

監督さんの言葉が耳に残っている。
「映画もある意味まつりです」
だからこんなにしんどい仕事でもやっていけるんだね。
神輿と同じなのかも知れないね。
スタッフの皆さんや俳優の皆さんの
1シーン1シーンに注力するプロの仕事に感銘。
私ももっとプロの仕事しなければと、気が引き締まった。

撮影は今日で終了。
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