風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

年金制度の真実

2014-09-30 | 世界・平和
一昨日のNHKスペシャルは「高齢者破産」。
5年前まで20年間総務担当として
年金などの実務を行って来たが、
年金制度の本質を番組で初めて知った。
年金とは高齢者の生活を賄うものでは無く
「3世代同居高齢者のお小遣い」だというのだ。
だとすればあの金額にも納得だが、
一方で70%近い同居率だった制度スタート当初と違い、
10%を切る勢いの現代社会で
制度そのものの改革が行われていない現状は異常。
高齢者、幼児、障害者など、弱者を切り捨て、
大企業の利益だけ守っているのが安倍政権。
集団的自衛権や特定秘密保護法よりも
社会保障制度整備の方が急務だろう。

女性活用を訴えて
国際的な従軍慰安婦問題の矛先をかわしつつ
支持率が低い女性層にアピールしたり、
沖縄や福島をスケープゴートにする
現状に頬かむりするために地方活性化を言い出したり、
やってることがセコい。
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ワイルドベリー

2014-09-29 | 生活の風景


庭にあるワイルドベリーを収穫。
素朴な味わいで美味しい(^^)
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身延線

2014-09-28 | 






甲府から人生初身延線。
富士山が近い。





身延の過ぎると南部町。
岩手県の北半分&青森の東側を領地とした
旧南部藩の殿様の故郷だ。
義経とともに平泉の藤原氏を討った後
頼朝から転封された南部氏の祖先が
甲斐の国を離れて上陸したのが八戸周辺という。
南部の人間として、この風景は感慨深い。



車窓の左側は山肌、右側は冨士川。
あちこちで咲いている彼岸花の群生と
見事な竹林が印象的だった。



山から降りて来ると眼下に富士宮の街並み。



帰りは三島で鯵寿司を(*^_^*)
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表参道

2014-09-27 | 




昨夜は知人と表参道で、まずはワイン。
流れてショットバーでバーボン。
表参道で飲むのも久しぶり。
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風の駅 カフェレストラン きゃびん

2014-09-26 | 食べ物・お店


新花巻駅の近く。
宮沢賢治記念館への途中にあるのが
この自然派カフェレストラン。
昨日のランチはここで
濃厚バターチキンカリー夏野菜添えをオーダー。
ズッキーニ、ナス、オクラ、ミニトマトなどなど
盛られた夏野菜がとても嬉しい。
もう秋だけど(笑)
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なはんプラザ

2014-09-25 | 散歩


花巻駅前にある市の施設。
元は国際交流センターがあったけれど、
今は花巻コミュニティFM「FM-one」が入り、
他にもコムズホールや上の階のスタジオで
様々なイベントやダンス、バンド練習ができる。
ご存知イーハトーブ音楽祭の会場でもある。
「なはん」とは花巻地方の方言で、同意を求める接尾語。
「んだなはん」というと「そうですねぇ」になる。
大抵は「はな」と切れ、せんだみつおみたいな言い方になるが
(「今日は涼しいなは」みたいな)
最後に「ん」をつけると甘えたような柔らかい言い方になる。
好きな人と一緒にいて「幸せだなはん」なーんて言われると
思わず男としては鼻の下が伸びてしまう(笑)

このなはんプラザにあるからくり時計が好きだ。
賢治さんの「銀河鉄道の夜」をモチーフとし、
物悲しいメロディとともに1分間のショータイム。
夜、ひと気の無いところで眺めていると
寂しいような、懐かしいような、
ちょっと胸の奥に沁みる感じがする。
時々ぼーっと終わるまで眺めていることがある。
いつまでも残っていて欲しいからくり時計。

盛岡の中津川に今年も
鮭が産卵のため遡上してきたというニュースあり。
早いもので、そんな季節。
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まったり

2014-09-24 | 生活の風景
昨日はまったり。

まずは温泉。







体がほぐれたところで、
北上の「和食ダイニング きたかみ川」で晩メシ。



酒はあさ開き、お通しは鮭のトバ。



鯛の兜煮は生姜が利いていて美味。



雲丹茶碗蒸しは金箔が載っていた(^_^;)
これまた美味。
この他に焼き鳥食べて握りで〆。
極楽、極楽(笑)
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思えば遠くへ来たもんだ

2014-09-23 | 生活の風景


今日はお袋と22年前に死んだ親父の55年目の、
そしてわれわれ夫婦の28年目の結婚記念日。
これまでの生活に感謝。
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ワンディシェフの大食堂

2014-09-22 | 食べ物・お店
一昨日は小山田ドライブの前に腹拵え。
日替わりでプロから主婦まで
シェフが毎日変わる面白いレストランだ。

この日は20種類の食材を使うという
マザーさんが担当。





香味揚げサバをメインにしたヘルシーメニューだ。
デザートにはカボチャプリンとコーヒー。
ボリュームも味も大満足(^^)



前日は初のインドネシア料理だった由。
残念(>_

30日の芋の子汁は食べに行きたいなぁ。
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棚田の秋

2014-09-21 | 散歩


































花巻市東和町小山田にて。
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「花酔ひ」

2014-09-20 | 読書
和の基本は着物だと思うのだ。
単に身に纏うというだけではなく
季節によって素材や柄を選び
場の雰囲気までをも変えてしまう着物は
素晴らしい日本の文化であると思う。
夏は絽や紗を、9月は単衣を、10月からは袷を
どんなに暑くとも我慢して身に纏う文化。
「装うとは他人に気遣うこと」
本書は着物を軸に
浅草と京都のそれぞれ2組の夫婦が綾なす
愛憎の物語。
描かれる風景や空気感が風情を醸す。

帯に「ダブルファンタジーを超える」とあるが、
はっきり言って別物だと思う。
もっと言うと、本書には性愛描写は必要ない。
そこまで描くのは、トキ江婆さんの言葉を借りれば
「野暮」というものだろう。
4人の登場人物の感情の機微だけでいい。

江戸っ子トキ江さんの言葉に、
日本独特の粋な表現を感じ取るのも楽しい。
「人生思うようにならないことなんか山ほどあるんだ。
どうしても我慢が必要なときがめぐってきたら、
無理を押してでも、笑って意地をみせてやんなきゃ」
「七下りの雨と、しじゅうからの恋は止まない」
後者の「しじゅうから」は
「40から」と「四十雀」をかけている。

それにしても、この作者が描くおとこたちは
なんて粗野で、野暮で、薄っぺらいのだろうか。
ちょっと悔しいけど、そんなものかも知れない。
昨今の国会や都議会を見るにつけ。

着物文化や日本古来の言葉の表現を
愛で、理解しない人たちに
「国を愛せ」などとは言われたくない。
少なくともワタシは
彼らよりは日本文化を理解し
愛していると自負していると思っている。

「花酔ひ」村山由佳:著 文春文庫
コメント (3)
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ジムトレーニング

2014-09-19 | スポーツ






昨日から、約4年ぶりに
花巻市総合体育館トレーニング室での
自己流エクササイズを再開した。
東京に行く前は毎週末、時々会社帰りにも
1~2時間汗を流していたものだが、
東京に転勤してからは、最初の1ヶ月間
墨田区体育館に週末行っただけ。
(なにせ花巻とは料金が違ったし。
花巻は1時間100円、墨田区は1時間500円)
東京にいると距離は結構歩くけれど、
ストレッチもウエイトトレもサボっていたので
腰から背中から肩までガチガチになっていた。
平日自由な時間ができたので、やっと再開。

かつては2時間コースで
結構な負荷をかけてのウエイトやってから
ドレッドミル(ランニングマシン)へ。
時速11~12km/hで5~8km走っていた。
4年のブランクを経て50代半ばになると
そんなハードなトレーニングは逆に怪我の元。
まずは10分ほどかけてゆっくりストレッチ。
痛む肩周りを中心にたっぷり伸ばす。
そして基本30kgだったかつてとは違って
10kg程度の負荷でダンベル上げ下げ、
その上で胸筋、背筋、脇腹強化をマシンで。
最後はドレッドミルを30分。
6.5km/hの速足で2km歩いて軽く汗をかいた後、
時速7.5km/hのジョグを1kmほど。
翌日筋肉痛にならない程度のトレーニングメニュー。
ほどよくダルくなる体が心地いい。

昨日久しぶりに行ってみて驚いた。
夜中に目覚めることもなく爆睡できたから。
この4年間悩まされ続けた睡眠障害が
あっという間に解消した感じ。
おまけに肩が上がる。背中の張りが消えている。
背筋も心なしかシャンと伸びた感覚。
こりゃいいや。
ということで、今日も同メニューをこなした。
もう少し続ければ、きっといろいろ解消するよ。
筋力つけると免疫力も上がるとテレビで言ってたし、
習慣化していこうと思う。



総合体育館の中には
2016年開催予定のいわて国体の看板。
この体育館ではバレーボールとハンドボールが
正式種目として行われるようだ。
震災復興の目玉となる大会に期待しよう。
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怖い時代

2014-09-18 | 世界・平和
こんな情報がある。
もし本当なら朝日新聞をとやかく言えない。
特定秘密保護法から集団的自衛権容認へ。
怖い時代がもうすぐそこまで来ている。
先の戦争を体験している83歳の母は
「あの時とそっくり。怖くて日本にいたくない」
と言う。この歳で海外に移住したいと。
年寄りにそう言わせる政府ってのはどうなんだろう。

地方を活性化というが、
公共予算ばら撒きでは活性化しない。
高齢化に伴って、まずは公共交通機関の整備。
そして社会インフラの整備。
そこまで整って初めて地方の活性化の第一歩だ。
沖縄や福島を切り捨てているうちは
地方の活性化なんて夢のまた夢。

女性の社会進出をバックアップというが、
閣僚の人数増やしたり、企業に数値目標持たせたり
そんなことで女性活用になると思ったら大間違い。
まずは安心して子どもを預けられる社会整備、
そして年寄りが安心して暮らせる社会保障が先だ。

社会的弱者も、農業も、地方も切り捨て、
バンバン国債を発行しては大企業にばら撒き、
果ては軍備拡張。
これに賛同する人間たちだけを周囲に配置していれば
この国の本質が見えなくなって当然だ。

さて、本記事はどう扱われるのかな?
無視?(笑)
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李香蘭

2014-09-17 | 世界・平和
旧満州で起きた出来事や
関わった人々のことに興味があり、
その当時の本を漁って読んでいた時期がある。
石原莞爾や及川古志郎、甘粕正彦、
そして愛新覚羅溥儀、川島芳子に李香蘭。
さまざまな思惑や希望や謀略、下心・・・
そしてそれに翻弄された人々。
李香蘭は川島芳子や溥儀とともに
後者の代表格であろう。

中国人美人女優兼歌手として大人気を誇り、
日本政府や満州政府の国策映画に出演。
終戦とともに当時の中国政府から漢奸と言われ
あわや銃殺刑になる寸前で日本人であることを証明し
失意のまま帰国した悲劇の人だ。
それでも日本人の養女であることを証明できず
銃殺された川島芳子よりは良かったのかも知れない。
その帰国の様を、wikipediaにはこう書いてある。
「船が港を離れてからデッキで遠ざかる
上海の摩天楼を眺めていると、
船内のラジオ放送から聞こえてきたのは、
奇しくも自分の歌う「夜來香」だった」

帰国後はハリウッドやブロードウェイに出演したり
変わらぬ女優としての活動後、結婚。
そして参議院議員となり、環境政務次官や
沖縄及び北方問題に関する特別委員長・外務委員長など
政府の要職や自民党婦人局長などを務め、
議員引退後も
女性のためのアジア平和国民基金の呼びかけ人となり、
同基金の副理事長を務めるなど、
自ら考える平和のための活動を続けた由。
その根底には、軍事国家や関東軍にいいように使われ、
振り回されたことへの自らの反省と後悔があったと
後にご本人が書かれている。

その時々の時代に翻弄され、戦い続けた生涯を終え、
今は向こうで旧知の川島芳子と再会している頃か。
あるいは当時満映総裁だった甘粕正彦と語り合っているのか。
ノンフィクションや舞台にもなったその生涯に合掌。
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木梨憲武展

2014-09-16 | 文化
彼の作品ご芸術レベル的にどうなのか
素人のワタシにはわからないけれど、
芸術作品というものは
受取手がどう感じるかが大事なのだと思うのだ。
文芸にしろ絵画にしろ音楽にしろ
一旦表現されたものは、作者の手を離れて、
ひとり歩きしていくものだと思うから。

まだまだ試行錯誤している作品群に思えたが
お金(があれば)を出して買ってもいいなと思える
秀作もいくつかあった。
やはりいいセンスを持っている。
コメント (2)
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