今年のNBPドラフト会議が終わった。
自分のことでもないのに、毎年ドキドキしながら中継を見る。
贔屓のチームに新たにどんな新戦力が入るのか、
注目していたアマチュア選手がどこのチームに行くことになるか。
それぞれの選手の人生などにも思いを馳せながら。
この表は、とあるスポーツweb サイトに載っていた
ドラフト前の注目選手一覧番付。
もちろん選手の能力は数字で順番に評価できるわけじゃないし
それぞれの持ち味も、得手不得手も違うから、
一部解説者やスポーツ記者などが勝手に番付化したものだ。
この評価ほどアテにならないものはない。
とはいえ、私のような一般ファンは
全アマチュア選手を見てきているわけじゃないから
「こんな選手たちが候補か」という参考にはなる。
前評判が高く、指名も重複したりした上位4人はもちろんだけど
マニアックな見方をしたいワタシのような者は(笑)
さまざまな情報を総合して、未来のスター選手と勝手に注目し
その進路や、数年後の活躍を追いかけてみたりするのだ。
今年個人的に注目していたのは
渡部、麦谷両大学生外野手、同じく大学生の印出捕手、
そして社会人の野口、石伊両捕手だった。
結果として、渡部、麦谷、石伊の3選手はドラフト指名され、
野口、印出両選手は指名から漏れた。
というか、今年のドラフトは総じて捕手の指名が少なかったな。
絶対的捕手を固定できない巨人、楽天、西武、ロッテ、
主力捕手の高齢化が課題の阪神、SBなど
捕手需要は多いと思うのだが、どうしてなのだろう。
こればかりは現場を知らないので素人考えになってしまうが、
ほかのポジションと違って捕手は求められる能力レベルが高く
(キャッチング、フレームワーク、肩の強さ、リードなど)
他のポジションのような、伸び代よりも
完成度を求められるからなのかもしれない。
さて、今年のドラフト指名選手たちが
例えば3年後、例えば5年後、例えば10年後に
どんな選手になっているかがこれからの楽しみだ。
早くも3年ぐらいで戦力外を申し渡される選手たちにも注目し
野球だけじゃなく、人間模様として見ていこうと思う。